CANDY

愛はどんな味でしょうか?

蝉「僕らには一週間しか無いのです!」

 

 

高橋優 / 蝉

 

 

蝉

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

はい、みんな大好き高橋優の虫シリーズです。

 個人的にこの曲は初めて行った高橋優の

単独ライブで聴いた…気がする…いや聴いた…

 

タイトルの通り、夏の虫「蝉」に感情移入して

そこからコンプレックスや生きることについて

力の限り鳴いて叫んでいるよ。

あれ…?蝉の「ららら」は普通に「ららら」だな…?

だとしたらBE RIGHTの「ららら」は一体なんなの…?

 

 

人から気持ち悪がられながら生きている

外見が嫌われる理由だとも知ってる

 

外見コンプレックス、わかります。

わたしもコンプレックスの塊ですよ、えぇ

中身も外見も好きなところ一個もないし。

これを聞くとさ、高橋優は

「目が怖い」とか「色白い」とか

言われるのなんやかんや気にしてるのかな

なんて思うんだけどさ、あなたと同じで

君が気にしてるところも嫌ってるところも

僕は好きだし愛したい…というか愛してる…

という気持ちになりますよね(?)

 

サビが「ららら」だけなのとか後半に

入ってくるがむしゃらなハーモニカとか

蝉の鳴き声を連想させられます。

これを「うるさい」と感じる人もいるだろうし

「気持ちがいい」と感じる人もいるでしょう。

本当の蝉の声と同じですね。

 

 

あと一週間しか無いとしたらどうする?

今日が最後でも良いと思えるまで歌おう

 

高橋優は以前、インタビューで

僕がこうやって身を削るように歌っているのは

本当に身を削っているんですよ。

そこまでやりたいと思うのは何故かと言うと

「今日死ぬかもしれないじゃん」という考えが

あるからなんです。

 と言っていました。

 

わたしは子供の頃から家庭環境諸々のせいで

恐らく普通の人より死を身近に感じていて。

「明日死ぬかも」「来年生きてるかわからない」

だから「会いたい」「やりたい」「行きたい」と

思ったら出来るだけ行動に移すタイプなのですが

この曲を初めて聞いた時、このインタビューを見た時

「いや!?わたしか!?」となったのです。

わたしは別に歌手とか何かを生み出す側の人間でも

ないただの一般人なので「今日死んでもいいように」

なんてそこまで力強くは生きてないですけど、

割とそれに近い感覚で物事を決めたり、

生きたりしています。

 

これは別にマイナスな意味ではなく、「死にたい」

とか常に「死」を意識しながら生きてる訳では無く

そういう考えでいた方が意外と楽になるんじゃないか

っていうことなんですよ。

多分、高橋優もあと一週間しか生きれなかったとしたら

コンプレックスとか悩みとか小さいことに

時間を取られてるヒマ無くない?って

言ってるんじゃないかなぁ…

 

まさにそれなんです。

 

もし、あと一週間しか生きれなかったら

泣いてるのも悩んでることも全部ぶっ飛ばして

自分の良いと思うことを全力でやりたいし

止まってるヒマもないなって。

 

 

初めて行った単独ライブで

「今日が最後でも良いと思いながら歌う」

「今日が最後でも良いと思えるまで歌う」と

歌う曲を聴けて良かったなって。

このスタンスは高橋優っていう唄うたいの

根底にずっとあるんだろうな、だからこそ

その声や姿勢や心から届くものが

あるんだろうなと思うのです。

 

「今日が最後でも良い」と思いながら全力で

身を削りながら歌っている人の歌を聴くこちらも

全力で受け止めなくては。それでさらに、

「今日が最後でも良い」と思えたら最高だね。

 

 

 

 

 

▶︎この曲について、このことについて本気出して考えてみてくれ等のリクエスト、感想、その他諸々なんでも、両腕を広げて待ってます。質問箱までお送りください。優しい言葉でお願いします

 

質問箱▹https://bit.ly/30eJLmY

 

 

最強ハッピーライフソング

 

 

高橋優 / life song

 

 

何気ない幸せに触れた時の高橋優は強いのです

マリオが金色の無敵モードのときくらい、

ポケモンの一撃必殺が決まったときくらい、

まさに鬼に金棒…いや…

なまはげに金棒なんですよ!うわぁ!っょぃ!

 

はーい!はいはい!はい!はいはいはい!!!

わたしもピーマン嫌いだよ!!知らん

 

なんなのでしょうかね…この………

幸せを音に詰め込んで見ましたみたいな曲…

ガサついていてささくれだらけの心が

つるつるのぷるぷるになるような…

これは幸せの具現化に成功してますよみたいな…

 

そ…そうだわ…わたしはこの曲で…

幸せを耳から直接摂取しているんだ…(?)

 

なんだか最近幸せ足りてないなぁ〜と感じている

心が渇いたそこのキミ、是非この歌を聞いてごらんよ。

 

 

 

高橋くんはいつも一人で歩いてる道を

きみと歩いているだけで見えるものが、

世界までもが変わっちゃうんですって…

にそれ…素敵やん…

 

何気ない風景を見て、感じて、それを

自分の中に吸収して何もなくてもきみに

会いたくなったその瞬間

「ハッ…!?…もしかしたら…

こんな気持ちを「幸せ」と呼ぶのかも

しれないぞ…!?」って気付いちゃって

静かに自分の胸に手を当てる高橋くんを

想像してはわぁ〜〜〜ふにゃ〜〜って

なりませんか?なりますよね?

 

 全体的にきみがぼくに及ぼす影響が

良い意味で大き過ぎる気もするんですが、

それを「大袈裟だよ高橋くん〜」って言うと

「僕は本当にそう思ってる!」って言うんです。

たぶん…本当に心の底からそう思ってるから、

尚更愛おしく思うのです。綺麗事みたいな

それが綺麗事に聞こえないのは

発信してるひとの心が綺麗だからなんじゃ~

 

 

何か無くてもまた会いに行くよ

ららら ららら

また会いに行くよ

普通の話をして笑おうよ

 

サビの「笑おうよ」の「ら」の裏声

心地良すぎませんか?

良すぎて涙出そうになるんですけど。

 

別に特別なことが無くたって、

何気ないこの時を一緒に過ごしたり

何気ないこの気持ちを共有していることこそが、

「普通」が一番の「幸せ」なのかもしれないと。

 

「もしかしたら」っていうのも良いですよね、

幸せに対してものすごく謙虚な感じ。

よくわからない実体のないものに対して

「わ!見つけちゃったかもしれない!」

っていうわくわくした感じとかが伝わってくるし

「ありふれた夕日の帰り道」

ありふれてるんです、別にめちゃくちゃ綺麗とか

そういうことじゃなくてなんともない夕日の中を

帰っていることを「ありふれた」と言えること自体が

幸せなのかもしれないね…

 

きみとぼくの信じてること

探したらいくつ見つけられる?

きみとぼくの大切なこと

探したらいくつ分かり合える?

 

「似てるところ」と「信じてること」は

どれくらいあるのかわからないから

「見つけよう」として

「違うとこと」と「大切なこと」は

絶対あることだけどそれは

「分かり合おう」とするんですね……

グッ…フゥッ…バタッ(ここで瀕死の重傷を負う)

 

さ…さすが…

「疲れてるから会えないじゃなく

疲れてるから君に会いたい」©️おやすみ

という伝説の言葉を生み出した眼鏡の形をした神だ……

 

 

 

わたし、実は『高橋優幸せであれ実行委員会』

書記を務めている身なのでこんな風に

「幸せ」「幸せ」と言っている曲を聞くと

なんだかグッときて泣けて来ちゃうんですよね…

ええ…ただの情緒不安定おばさんですよ……

笑顔にもなれるから結局ブスがクソブスになる…  

「幸せって見つけようと思って

見つけるのもじゃないんだ!」

「幸せってこういうことなのかも!」

ってだんだん自分なりに解釈して

わかって来てる感じが……うう…

……よかったね……(誰目線?)

 

最初から最後までずーーーーーっと

笑ってる顔から声が出てきてるのも

わかるし、可愛いし聞いてるこっちも

笑顔になれて幸せになれる、

最強のハッピーライフソングです!

 

 

life song

life song

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

ピーマンも食べようね。

 

 

 

▶︎この曲について、このことについて本気出して考えてみてくれ等のリクエスト、感想、その他諸々なんでも、両腕を広げて待ってます。質問箱までお送りください。優しい言葉でお願いします

 

質問箱▹https://bit.ly/30eJLmY

 

 

 

 

 

VSとドームとポルノと愛と青春

 


こんにちは、

長い間鍵を閉めてあまり外に出ないようにしてたポルノグラフィティへの愛が「VS」を聞いた瞬間ぽろぽろと溢れてきて止まらなくなってしまっただるいです。

 

「ポルノ好きって書いてるくせにポルノのこと全然呟かないですね?」とか「高橋優高橋優ばっかりで実際ポルノの事そんなに好きじゃないんじゃないですか?」とか好き勝手に言ってきた人間達、お待たせだよ(?)

 

 

 

50枚目のニューシングル「VS」の自己中心解釈及び20周年記念ライブ「NIPPONロマンスポルノ’19〜神vs神〜」ポルノグラフィティへの今の思いを自分用のメモ的な意味合いでガリガリと書き留めておこうと思って書きました。愛が止まらないうちに熱いうちに吐き出さないと。※かなり読みにくい上に意味もわからないです覚悟してください

 

 

ポルノグラフィティ / VS

 

f:id:Okometabenayo:20190730225535j:image

 

そうか あの日の僕は今日を見ていたのかな
こんなにも晴れ渡ってる
バーサス同じ空の下で向かい会おう
あの少年よこっちも戦ってんだよ


「こんなにも」というのはここまで来れるとは、とかこんなに綺麗だったとは、想像してたよりずっと凄いぞ!みたいな意味がこもってるのかなって。ここまで来た自分たちあの日に見ていた以上のものが今目の前に広がっててて、自分たちが一番驚いてるんじゃないかなって。


そして「あの少年」はいっぱい居ると思った。

因島でブランコの下の泥水掛け合っていた坊主頭の少年も青果店で兄ちゃんと店番擦り付け合ってた少年も、ギターに出会ってバンドを始めた少年も誘われてコーラスで入って歌上手いな?ってヴォーカルに昇格した少年も、大阪行った少年も東京行って下北で初めてライブをした少年も「あのロッカーまだ戦ってるかなぁ?」と始まりのボタンを押してたあの少年も……

彼等がこれまで過ごした年月全てが「あの日」であって「あの少年」だから…その少年があの日見てた「今日」は、これから先どんどん進行していくもので変化もしていく。カーッ!と晴れ渡った綺麗な青空が突き抜けていくような気持ちの良い伸びの声とギターの音がたまらないです。

 

 

夜ごと きみに話していた約束たち

今も果たせずにいて

 

えぇん…AGAIN…AGAINンンん…!!!…ってなりました?なりましたね。今はそれが「痛み」に姿を変えて自分を苦しめてはいないだろうか?大丈夫だろうか?同じ言葉でこんなに受け手の印象が変わるなんて面白いなぁ。

 

邪魔するのは他人のこともあれば

意気地のない自分だったりした


今度はギフトじゃん……「どこかで僕を悪く言う声耳を塞いでやりすごしてた。それでも聞こえる、なんだ自分の声じゃないか」こうやって若干の弱さを正直に格好付けずに言うの、良い。でも根本の想いは変わらないんだよって。

 

本当気楽でいいな無邪気に描いた地図

クレームも付けたくなるが

バーサス   準備はいいか?

せーので走り出そう

あの少年よ まだ期待してるんだろ


良い意味で現実とか見てなくて、良い意味で何も考えずに「これしたい!」「あれやりたい!」ってキラキラした目の純粋な心を持った音楽好きなあの日の少年が描いた地図を大人になった今でも変わらず手にしていて更に「準備いい?まだ先行くよ?」とこちら側にも一緒に先を行くのを促してきてる…ように聞こえて…ずっと一緒に着いて行かせておくれよと思うのです… 果たせない約束も意気地のない自分も変わらずそこにあるけど、まだまだ自分に期待出来てるんだからこの先の道もきっと明るいはず。行こう、地図の先に。

 

________


この曲を聴いてTamaさんが抜けて二人になるとなったとき、一度ポルノを辞めてしまおうかと思ったと言っていたのを思い出した。それはそれは衝撃的だった。この人達はそこにいるのが当たり前だと思ってたから。

悩んで、悩んで、悩み抜いたその先で「二人でもう一度頑張ろう」「二人で新しくポルノグラフィティを始めよう」と決意してまた歩き出してくれた。それから10年…15年…20年…ずっとずっと走り続けてきてくれたそんな二人が、20年目の節目に東京ドームで10年振りにライブをする。しかも今回は2days、チケットは一般まで見事完売。すごい、すごいよ。

あのとき辞めないでくれて、止まらないでくれて、出会ってくれて、本当にありがとう。20年間進み続けてくれて、ありがとう。そしてどうか、これからも末永くよろしくお願いします。

 

9月7日、9月8日の2日間があの少年があの日見てた今日よりもっともっと素敵な今日が見られますように

 

VS

VS

 

 

 

▶︎この曲について、このことについて本気出して考えてみてくれ等のリクエスト、感想、その他諸々なんでも、両腕を広げて待ってます。質問箱までお送りください。優しい言葉でお願いします

 

質問箱▹https://bit.ly/30eJLmY

 

 

きみとコインランドリーとぼく[完]

 

 

 

 

 

あれからどれくらい経ったのだろう、

今日は特に暑い日だ。

 

「近所に住んでるだろうからもしかしたら、すぐにまた会えるかも。」なんていうわたしの淡くて脆い期待が簡単に砕け散るくらいに時間は過ぎていって、あのコインランドリーで過ごした二週間がどんどん過去になって行くことにどこか寂しさを感じていた。

 

「あ…暑すぎる…」

 

暑さを凌ごうと仕事の休憩時間に何気なく入ったカフェでそんな事を思いつつ、冷たいコーヒーで喉を潤す。はあ…そもそも名前も知らない人とこの広い街で再会するなんて…そんな某君の名はみたいな奇跡…起きるわけないか……

 

ふと、何気なく顔を上げた瞬間

 

「・・・・・・」

 

時間が止まった。

テーブルを3つ挟んだその先に白いシャツを着た見覚えのある眼鏡をかけた見覚えのあるその人が座っていたから。

 

 

わたしはその人から目を離すことが出来なかった。息が詰まるような感覚、どのくらいの時間が経ったのだろう…その人が私の視線に気付いた。

 

「……ん…こんにちは…」

 

そう言いながらその人は静かに少しだけ笑いかけてきた。

 

その日、わたしたちは

 

初めて出会った。

 

 

 

 

 

 

 

 

────────おわり

 

 

 

 

▶︎この曲について、このことについて本気出して考えてみてくれ等のリクエスト、感想、その他諸々なんでも、両腕を広げて待ってます。質問箱までお送りください。優しい言葉でお願いします

 

質問箱▹https://bit.ly/30eJLmY

 

 

 

 

きみとコインランドリーとぼく⑤

 

 

 

「…あ、そういえば洗濯機頼んでおいたお店から電話があって。明日の午前中には届くんですって~!!」

 

当たり前になり始めていた13日目のコインランドリーで出来れば聞きたくなかった一言が突然その人から飛んできて、スマホを握る手に無意識に力が入る。

部屋の中もちょっと片付けておかなくちゃ…とかなんとか言ってるその人は凄く嬉しそうで、それがなんだか寂しくて、切なくて、

 

「…じゃぁ、今日でおしまいですね」

 

つい、震える声で冷たい言葉を吐いてしまった。

 

 

「…ぇっ…?…そ、そうですね…そうか…

そういう事になるのかぁ…あっ…あなたの方は?」

 

「…えっ?」

 

「洗濯機、もう来ます?」

 

ああ…そういえばそんな嘘をついたんだったっけ…

 

「……あしたの、夜には…」

 

「それは良かった!…そっかそっか…

今日でしばらくコインランドリーともお別れか…」

 

その言葉が苦しくて、辛くて。

ただのコインランドリー仲間なのに。

 

「あっ……あの………」

 

「はい?」

 

んっ?とわたしの声に耳を傾けてくるその人の方はもう見ることが出来ない…けれど、

 

「今日まで…楽しかったです…」

 

「んふ、ぼくもです」

 

優しい声がどんどん胸につかえてきて

 

「い、いつか…どこかで…また、会えたら…そうしたら…………」

 

そうしたら…なんだ?……自分でも何を言おうとしてるのか、何を言っているのか、よく分からなくなってきた…

 

「会えますよ」

 

思いがけない言葉に思わず顔を上げた。

 

「…えっ…?」

 

「たぶん」

 

 

ふふっと笑うその顔が、優しくて。この笑顔に、この人に、今日でもう会えなくなるのかと思うと胸が詰まったけど涙が溢れそうになるのを必死に堪えて、わたしも笑った。

 

 

                                       おわり

 

                              

 

 

▶︎この曲について、このことについて本気出して考えてみてくれ等のリクエスト、感想、その他諸々なんでも、両腕を広げて待ってます。質問箱までお送りください。優しい言葉でお願いします

 

質問箱▹https://bit.ly/30eJLmY

 

 

きみとコインランドリーとぼく④

 

 

 

このコインランドリーであのひとに会えるのもあと七日。

 

 

「七日間であと何回会えるのかなぁ…」


わたしはひとり、ぐるぐる回る洗濯物を見つめながらぼんやりと考えていた。思えばお互い名前も知らないしどこに住んでるのかも、何をしている人なのかも知らない。あの人の言葉を借りるなら、本当にただの「コインランドリー仲間」だ。

 

それでも、それでも会えるだけで心がぽかぽかするし、話すだけで落ち着くし、楽しいし。それ以上は何も望んでなくて、純粋にそれだけでいいと思えるのだ。きっとあの人もそんな風に思っているに違いない。

 

─────


今日、コインランドリーにあの人は来なかった。なんとなく寂しい気持ちと、ちょっと蒸し蒸しするなぁなんて思いつつ乾燥まで終わった少し暖かくなった洗濯物を持ってもうすぐ梅雨が明けそうな夜空を見上げながら歩いていたら……

 

 

ドスンッ


「わっ…!?す、すいませ…」


思い切り誰かにぶつかってしまった

慌てて顔を上げるとそこには

 

「いってぇ~!!!」

「大丈夫かよ!?骨折れたんじゃね!?」


どう見てもヤバそうなチャラいお兄さんが二人、目の前に立っていた。うわぁ…ど…どうしよう…元々口下手だし人と話すのがあまり得意ではないわたしはこういうタイプの人が一番苦手だ……うっ…緊張して上手く声も出せない…怖い…

 

「………っ」


「え~?お姉さんよく見たら可愛いね~?」


「お姉さん暇?暇だよね?暇でしょ?

俺らとこれから一緒にどっか行かない?」


「いや、っわ、わたしはっ、」


「こんな夜中に独りで歩いてたらさぁ、俺たちみたいなのに連れてかれちゃうからァ!ね!?」


ガッと乱暴に腕を掴まれて無理やり引っ張られる


「いっ…痛っ…!」


こ…こわい…!どうしよう…!誰か…!

 

そのとき


「あー!!!!ごめんごめん!!!お待たせ!!!」


チャラいお兄さん達の後ろから聞き覚えのある声がした。


「あァ?お兄さんなに?知り合い?」


「うん!!!そうそう!!!ごめんね!!!一人で先行かせちゃって!!!」


わざと大きな声を出してるのかとにかく相当大きな声を出しながら、見慣れた眼鏡をかけて見たこともないような素早い動きでチャラいお兄さんの手を払い除けつつわたしのことを自分の後ろに庇うようにスッと身体を翻したそのひとは


「…大丈夫ですか?」


なんだかものすごく格好良く見えた。


「……はい……」

 


「…それじゃぁ!!!行こうか!!!」


そのひとはわたしの肩に触れるか触れないかくらいの空のところに手をやって、わたしが来た道を足早に歩き出した。


「チッ…なんだよ男居たのかよ」


「ていうか声でかくね?」


ブツブツ文句言いながらチャラいお兄さん達は去って行った……

 

「………………フゥーーーーーッ!あーーー…びっくりした…いやぁ、コインランドリーに向かって歩いてたらなんだか見覚えのある人が絡まれてたか……ら……んっ??????」


わたしは

恐怖と安堵感から泣き出してしまった

 
「ウッウッ……死ぬかと…思っ…た…ズビッ…」


えっ!?!?あ!?!?大丈夫!?大丈夫です!?生きてる!!生きてるよ!!??ほら!ね!大丈夫大丈夫!!!」


わたしの涙にはちゃめちゃに慌てつつ懸命に安心させてくれようとしてるその人の様子があまりにも必死で…可笑しくて…


「ウッウッ……ぶっ…ふ…ふふふっ…」


つい、泣きながら吹き出してしまった


「へっ…へぇ???????」


不思議そうにこっちを覗いてくるその人に


「ごめんなさい、ごめんなさいっ…!フゥ…死ぬほど…怖かった…けど…あなたが…来てくれて、ほんとうに良かった…」


わたしは涙を指で拭いながら笑顔で言った。

それを聞いたその人は、安心したような動揺したようなちょっと歪んだ変な笑顔を浮かべつつコインランドリーの方を目線で指して


「あぁ…もう一回…一緒に…行きます?」

 

 

そう、わたしたちは名前も知らない

ただのコインランドリー仲間。

 

 

                               おわり

 

 

 

 

▶︎この曲について、このことについて本気出して考えてみてくれ等のリクエスト、感想、その他諸々なんでも、両腕を広げて待ってます。質問箱までお送りください。優しい言葉でお願いします

 

質問箱▹https://bit.ly/30eJLmY

 

 

 

ナイフ、ランプ鞄に詰め込んで

 

 

高橋優 / 旅人

 

 

強い力でグイッと曲の中に引っ張り込まれて裸の心にグサグサと尖った言葉が刺さってくる、立って居られないくらい苦しいけれど同じくらい希望を感じる曲。

 

第一印象は「高橋優ってメンヘラなのかなぁ…」です。ごめんなさい、語彙力が足りないので高橋優のことすぐメンヘラと言います。でも、やっぱり他人とは思えないなっていうのが正直な最初のさわりだけ聞いた時の感想でした。(お前みたいなクソメンメラと一緒にすんなよバーカ!っていう意見はすでに受け取っておりますので悪しからず)聞いていけば聞いていくだけ広がっていく、大きくて深い曲。きっと死ぬまで全てはわかりきれないけれど今現在の精一杯の愛を込めて散らかしていきます、よろしくお願いします。長いです!

 

 

 

傷付く人に出会って自分の傷の意味を知った

 

どこのメンヘラ?って思うじゃん?高橋優だから…

 

痛み分かち合えるって光に思えた

 

どこのメンヘラ?って思うじゃん?高橋優だから…

 

こんな言葉をアウトプットしてくるって一体この眼鏡の人はあの笑顔の裏でどんな人生を歩んできたんだろう、単純に知りたいなと思った。

 

静かなAメロ、Bメロ、一番に至ってはドラムも無いくらい語りかけてくるような静けさ。ドラムとともに一気に盛り上がるサビ、聞いてて心地の良いメロディライン。サビ前の一瞬の無音と息を吸う音が好きです。一緒に息吸うよねわかる。

 

始まりも終わりも知らされず

誰もが今を歩いてる 

 

この歌(歌詞)は聴くタイミング、時代、環境、その人を取り巻くものによって感じ方が全く変わると思う。理不尽でやるせなくて自分の無力ばかりを感じてしまう事が毎日どこかで必ず起きている。あの人もあの人たちもきっと生きたかったはずなのに、終わりはもっと先にあったはずなのに。他人の身勝手な行動によって失われていく命がこの世には多すぎる。苦しい。辛い。あの人たちは亡くなって、なんでわたしは生きているのか、なんて思ったりもする。

 

ささやかな喜びにすぐに慣れてく癖に

ささやかな寂しさにいつまでも敏感なままだ

 

こちら共感オブザイヤー賞金賞受賞です

おめでとうございます、あなたはわたしですか?

これって、なんでなんですか?どこかの国の頭の良い人が研究して論文を発表してたりしませんか?解明されたりしていませんか?

 

頼れる人失って 愛されてたことを知った

 

人間とは本当に不思議なのもで、それを失ってからその大切さを知ることの方が多いんですよね。痛感するんです、痛感。痛いほど感じるんです。その痛みは死ぬまで消えることはないでしょう、苦しめてくるときもあるでしょう、後悔ともまた違う痛みです。

 

生まれてくるときは皆 ひとり

息絶える時も ひとり

 

そんなことない!!!!って首を横に振って反論したい。けれど多分これが本当のことで。いくら繋がってると思う人が居たとしても、どんなに愛してるとしても、息絶える時はひとり。だけどその隣に「思い出」と言う名の「幸せ」がありさえすればひとりじゃないと思えるはず…と、いうのも生きてる人間のエゴでしかないのかも。生きたいと思いながら死ぬのってどれだけ寂しいことなんだろう、苦しいんだろう。

 

悲しみもいつか笑顔に変えられると信じてる

 

必ずそうなるという確証はないけれど僕はそう信じてる。あなたはどう思いますか?

 

「いつか忘れ去られるなら

生きてる意味なんて無いよ」と

聞こえる声が聞こえてくるけど

 

「いつか忘れ去られるなら生きてる意味なんて無いよ」ってなんて苦しい言葉なんだろうって、何回聞いても心臓を直接ぶん殴られたくらいのショックと衝撃を受ける。人は忘れられた時が本当に死ぬ時だって聞いたことあるけど。そこまでして生きてる意味ってなんなのかなって。

 

君が見つけた温もりを誰かに

届けられる時が来るのなら 

いつか来るのなら…

 

この言い方すごく好きなんです。高橋優あるあるだと思うんですけどこの、断言しないで聞き手に委ねるような言い方! 来るのなら…の「…」が大事なんだ…「いつか来るよきっと!!!!!!」って言われたら「来ないよ!!!!!」って反発する面倒くさい人出てくると思うんです、私みたいな人いると思うんです。  

いつかそんな時が来るのなら、生きる意味もあるんじゃないかなって。わたしはそもそも温もりを見つけられているのか、そんな温もりを届けたいと思える人に出会えるのか…

 

いつか帰るべき故郷を探し続ける旅人

君のこと今もこの街のどこかで待っている人がいる

 

結局、人と人との繋がりを言ってるのかな。

繋がるのは億劫だし怖いし色んな困難もある。死ぬ時は一人だけどそこに行き着くまでにどれだけの「愛」や「幸せ」を周りの人と一緒に集めて歩いていけるかが重要で。旅=生きることなのかもしれない

 

少し弱ってる時に聞いたらダーダーに泣けてくるし、下手したら心のナイフで心の中のヘタレた自分をザクザクに突き刺して引き裂いて殺してしまうし、もっと下手したら息するのやめちゃおうかな…なんて思ったりするくらい心を強く打たれる曲。そうだどいいな、帰れる場所が出来たらいいな、そこに帰れたらいいなって真っ暗な心に小さな希望の光を灯してくれる曲。生きにくいけど生き抜こうと思う。

 

 

 

人生という名の旅をしている全ての旅人へ

 

旅人

旅人

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes