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愛はどんな味でしょうか? Twitter:@to_darui

壮大な旅の途中さ ~しまなみロマンスポルノ18’ライブレポ~

 

 

 

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ライブ中及び通常時の知能指数3、語彙力2、記憶力1、そんな人間による未来の自分の為におくる記録ライブレポです。悪しからず。

 

 

 

2018/9/8


笑っちゃうくらい大きな雨粒が降り注ぐ中始まった

 

しまなみロマンスポルノ’18~Deep Breath~

 


まずスクリーンに映し出されたのはミスター赤ヘルこと山本浩二さん。

 


「 ここに開会を宣言します! 」

 


「 昭仁! 」「 晴一! 」って呼ばれてて子供の頃から見てきた憧れの大スターから名前を呼ばれてさらに自分たちのライブの開会宣言をしてもらえるなんて二人ともすっごい喜んだだろうなぁと思ったら最初から口角が上がりっぱなしだった。誰目線。

 

 

 

花火が上がって、ポルノグラフィティ登場

 


思ってたより姿が良く見えた。ああ、広島でポルノグラフィティに会えた……それだけでもうなんだか胸が熱くなってきて…

 


キング&クイーン

 


わたしはライブでほとんど泣いた事がなくて泣いてるひとを見ると感受性豊かだなあ、なんてちょっと引いてしまうようなタイプなんだけど演奏が始まって岡野さんが歌い始めた瞬間ダーーーーーーッ!と涙が溢れ出てきた。えぇ!?どうしたのわたし!?なにかあったの!?心配になるくらい自然にいろんな思いが詰まったライブがついに始まったんだなぁって思ったら、春からずっと楽しみにしてたライブがついに始まったと思ったら、いつもは固い涙の栓がポンッと抜けた。

 

 

スクリーンに映る今までのシングルジャケットがガシャンガシャンと少し巻き戻っていって

 

 

 

ワン・ウーマン・ショー~甘い幻~

 


岡野昭仁というヴォーカリストは「 女性目線の歌歌わせると右に出るもの居ないだろ世界選手権最優秀賞受賞者 」なだけあって色っぽくて儚げで切なげで…あれ…?岡野さんがだんだん女の人に見えてきた…幸せになっておくれよ…あったかい牛乳出してあげたくなっちゃう…あの瞬間に胸に浮かんだ答えはなんなのよ…

 


岡野昭子「甘い…幻…」

わたし「いやこれは最高の現実だわ」

 


瞬く星の下で

 


とりあえず久しぶりー!!っていう感覚だった。真面目にいつが最後なのかを調べるのは面倒なので割愛するけど久しぶりー!と思いながら腕を振り上げた。正直自分にあんまりハマってなかったんだけど、いままでと全然違う風に聴こえた。体感したこと、感じることが変わっていくと曲に対する意識も変わってくるのかもしれない。


「今日の涙が明日の笑顔になったらいいけど」

 

 

 


ワンモアタイム

 


つま恋ロマンスポルノ’11を思い出してた。あの時、炎天下の中で汗だくになりながら力いっぱいにワンモアタイムを歌う岡野さんに胸を打たれた記憶が鮮明に甦ってきた。


「 ニュースで災害のことを見聞きするとどうしても自分の無力を感じてしまう。それでもなにか未来のために出来ることをしたい。 」


音楽なんかじゃなんにも変わらないかもしれない。葛藤もあっただろう、それでも愛する故郷のために未来の為に何か出来ることはないかと考えに考え抜いた末にあの人たちは今このステージに立ってるんだろうなと思った。


なにか自分にも出来ることはないだろうか、みんなが思ってたことだったはず。今回そのきっかけを作ってくれたんだよ、ありがとう。

 

 


アニマロッサ

 


漫画風の加工がされた映像、かっこよかった!昔のライブの写真がポンポン出てきたりギャァァアンだかドォォオオンだかとにかく( ちょっとダサい )フォントが出てきたりしてBLEACHだから漫画風なのか!なるほどね!


個人的には東京ドーム公演の写真が出てきてて嬉しくなった。10年前もその10年後もこうしてお祝いできて嬉しいなあ…いや年取るわけだ…やめよこの話…


大サビの「君のために僕はいるからァーーーァーー↑アーーー↑」はポルノグラフィティの転調大好き芸人として胸を焦がすポイントです。

 

 


ギフト


少し話はズレるけど私には学校に行ってない時期がありました。行ってないというか行けないというか、とにかく行っても教室に入れなくて保健室で一日寝てたり教室に入れても午前中で熱が出て帰るとか(あの頃は自由自在に熱を出せてたので)  そんな人生どん底シーズンの時期にリリースされたのがギフトでした。無理やり学校に行くまでの電車内で大きなヘッドホンして大きな音で聴いてた。まさに「自分のことを悪くいう声」を遮断する為に。それが自分の声だったと気付くのはもう少し後だったんだけど、本当に救われた曲のひとつ。だから無条件で泣いてしまう。いやお前泣いてんじゃねーか

 

いまでもいつまでも大切な曲。大きくて暖かい手のひらでドンッと背中を押されるようなそんな曲。

 

 


Winding Road

 


なにやら三曲おきに振り返ってるらしいぞ。意識低いファンなので三曲おきに振り返ってると言われても次はあれかぁ…とかならなくてワクワクしながらガシャンガシャン動くスクリーンのジャケット写真を眺めてた。


本当にこんなこと言うとどこかのファンにぶっ飛ばされそうなんだけどまず思ったのが「岡野さんハーモニカ上手くなったな」でした。あ、ほらそこ、拳振り上げないで。

 


この頃の岡野さん髪の毛う〇こみたいだとか言って散々ディスってたなとか晴一さん作画神だったなていうかあのMVなんなの???国宝???みたいなこと言ってた当時を思い出しながらもうすぐ冬がやってくるんだなぁ……ってなんだか急に寂しくなった。

 


「この指かじかむ前に」の「かじかむ」の一音ごとに力を込める歌い方最高だよな~うん~最高だ~

 

 


ROLL

 


ROLLで手拍子できない勢。わかるよわたしも。なんかね思いが強すぎて動けなくなるんだよね。右側からのアングルで岡野さんと晴一さんが同じ画角に入って歌ってるのを見るといつも胸が苦しくなる。なんでだろう。 


こんなに一人のひとの事を想えたらそれだけで幸せなんだろうなぁ…この二人は幸せになれたのかな…


Cメロの「君に触れ 君を抱き 温もりや 呼吸を感じ…」のドラムを打つ度にだんだん高揚していって「 恐れてたんだ 」で溢れ出すあの感じが何度聴いても堪らない。

 

 


愛が呼ぶほうへ

 


岡野さんが「みんなが育ててくれた大切な曲です。」と言って紹介していてそんなふうに思ってたのか…と一ファンとして嬉しくなった。小さな花は大きく大きく育ったよ。


会場を見渡す二人の顔がまた優しくて暖かくて

満足そうで綺麗だった。つられて笑顔になった。

 

 


Mugen

 


うぉーおーおうおーお!おーおおおーお!

うぉーおーおうおーお!おーおおおーお!


さっきの仏のような岡野さんは一体どこへ!?と突然煽りだす挑戦的で攻撃的になって一気に会場の熱が上がった気がした。雨も一段と強さを増してきてうぉおーおーって言ってる口の中にどんどん雨水が入ってきた。どんどん熱くなってどんどん楽しくなってきた。


「 冷たい両手を合わせてみても 」で跪いて両手を合わせる岡野さんのそれが最高にかっこよくて、儚くて、消えてしまいそうで、夏。

 

 


サボテン

 


雨に濡れた岡野さんが歌うサボテンは最高に美しかった。左からのアングルで映し出された横顔が本当に綺麗で…43歳のおじさんに対してこの表現が正しいかは分からないけど心の底から綺麗だなぁと思った。

 


岡野さん「どこにいるのこんな雨の中」

わたし「ライブだわ

 

 

 

アポロ

 


最後はこれなのわかってるのに始まったらもうイントロから盛り上がりが止まらない。この曲が世に出た頃、二人は故郷で自分たちがライブをする日が来るなんて想像出来ていただろうか?そのライブに日本中からファンがやってくることを、想像出来ていただろうか?

 

 


ブレス

 


音源を聴きながらずっとしゃぼん玉が弾けるような想像をしてた。しゃぼん玉みたいな曲だなと思ってたブレス、本当にしゃぼん玉が飛んできてこっそり「 おぉ~!」って感動してた。これが青空だったらもっと綺麗だったのにと無意味なタラレバが一瞬でも浮かんでしまったのはごめんなさい。

 


「ここでみんなでひとつになろう!」


最後のみんなで歌う部分、リハーサルで何度もやっていて大事にしたい部分なんだなと思ってたけどいざその場面になったら本当になんというか知能指数3、語彙力2の人間の中の言葉ではとても言い表すことが出来ないんだけど雨は降ってるし濡れてるし寒いはずなのにあったかい何かに包まれてるようなそんな感覚になった。最後の一音を響かせ切った岡野さんと晴一さんの満足気な笑顔、忘れないよ。

 


ここで一旦ステージ上のみんなは捌けてスクリーンに映るのは誰かが撮影する広島の景色。声がして「うお、岡野さんだ」ってなって尾道大橋を渡って意外とイメージしてるより殺伐としてる青影トンネルを抜け、海が広がり少し歩いてたどり着いた浜。

 

「それでは折古ノ浜でお別れです。撮影していたのは僕、岡野昭仁でした~ ……波ですね…えぇ…波です…」

 

そしてモクモクモクモクしてくる会場。いやポルノどこにいんの?後ろ?とキョロキョロしてもどこにも居ない二人。どこ? え?ていうかモクモク多すぎじゃない?とか思ってたらはじまる、

 


 


岡野さん「なんにも見えないやないかーーい!!!」

 

ほんとになんにも見えなくて笑ってたらポルノグラフィティ大好きな人力トロッコに乗って登場。「 ギャァァ岡野さん来るこっち来る!!!  」 二人ともなんだか終始笑顔だった。

 

 


Century Lovers

 


人力トロッコで移動してきた二人、ちょうど近くで長い間止まっていた。今回はいきなり始まったー!焦らしがない本当のセンラバだー!!普通に生きてて普段あんな高い声で「フゥフゥ」なんて言わないじゃん?でも岡野さんに

「エービバーディ セイ!」って言われたら

瞬時に言えるんだよそう、ポルノファンならね。


その止まっているところで岡野さんが指先をチョイチョイしながらカメラさんを呼んで、

いやこれまさかあれじゃないのかこんな近くで

おいおいお…語弊しかないけどここぞとばかりに岡野昭仁股間を凝視しました。ちょっと前のめりで。


岡野さんが会場を煽りながら人力トロッコで会場を移動する途中、たまに「危ないわ!」「滑ったわ!」と実況しながら煽る実況厨岡野さん。 「メガネ!」とか「男!女!」の中で「岡山!愛媛!…」ごめんなさい全部は覚えてないんですけど何県か県名を言っててそれがあとから「豪雨災害のあった県」だったとツイッターで見かけて胸が熱くなりました…おかのしゃん…

 

間奏中に「えーっとこの後なにするんじゃったっけ!?!段取り忘れてしまった!!」と言っててその時は岡野昭仁しっかり、って思ったけどあとからそうかあれは開始が遅れて段取りが色々変わってしまったから……と思ったらなんか落ち込んだ…

 

 

ここでいつのまにかステージにズラッと並んでいた広島のゆるキャラの紹介。

 


ヒロシマイケル」

 

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顔デカイな…くらいに思ってたら左後方で

岡野さんが一人でめっちゃツボに入ってて笑った。


岡野さん「ヒwwwロwwwシwwwマwwwイwwwケwwwルwwwヒィィィーーwwwwww」


肺活量オバケは引き笑いでもめちゃくちゃ声通る。

 

 

ちなみに私の推しは

 

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「花田舞太郎」です。目線上にいたからかな

目が合った気がするよ。

 


番外編

 

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やっさだるマン


いや顔の影濃すぎて子供泣く。

 

 


ミュージック・アワー

 


ゆるキャラも一緒に変な踊りやりました。

 


はっさくんにやたら絡む晴一さん

わたし「はっさくんそこ変わってくれ」


( 全然関係ないけど「はっさくん」の発音ずっと は↓っさ↓くんだと思ってたらは↑っさ↑くんだった )

 

やっぱりポルノのライブはこれがなくちゃ!


「ミュージシャンもこれ張り切っとるんじゃ~!」

張り切るよね!!今回は特に張り切るよね!!

 

 

ミュージック・アワーも終わって左右に捌けていくゆるキャラたち。でも雨だし視界悪いしでめちゃくちゃ遅い。そしたら岡野さんが左右を見回した後に割と低い声でボソッと「………遅いな。」   鼻出た。


「本当は捌けるまで待つのが正解なんじゃけど先にやらせてもらうわ…」


ヒロシマイケルとはっさくんは挨拶してたよ

 

 

 


Aokage

 


毎日青影トンネルを通って高校に行っていた。

岡野さんの青春の一部なんだなあのトンネル。


少し長くて暗くて狭い青影トンネルを通って

行くと開けた先に見える青い海がなんとも綺麗で。


夏の青と青春の青と海の青をを感じる曲。

 

 

 


そらいろ


故郷の友達を想って作った曲。このライブに行くまでこの曲を聴くと羨ましさを感じていた。こんな風に思い合える友達がいて羨ましいなぁ、なんてつまらない私情をくっつけてた。

 

「朝を迎える不安と戦いながら夜明けを待ったこともある」

「どこかであいつも頑張ってるだからと奮い立たせてまた歩き出した」


スクリーンに映し出される豪雨災害での被害や救命現場の写真にハッとさせられた。まさに二人の心境だったのかな。あいつらが故郷で頑張ってるんだから俺達も俺達にできることをやろうと復興支援としてライブをやることを決意したのかな、そんな想像をしてた。


翌日見た晴天のしまなみの空を見て二人が見てきたそらのいろはこんな風だったのかな、なんて思ったりもした。

 

 


突如スクリーンに登場するはっさくメガネ。

おまえー!出てこないのかと思ったよー!二日目はっさくメガネのキーホルダー売り切れてたぜ!やったな!誰が買うんだとか言ってごめんな!


はっさくメガネ「五秒以内にこの風船を膨らますんだ」

わたし「いや無理だろ」


ピューーッと打ち上がるジェットバルーン

それと同時に始まる、

 

 


ハネウマライダー

 


タオルが雨水大量に吸い込んでて新手の筋トレかと思うほどしんどいタオル回しだったけどめちゃくちゃ楽しくて重さなんて感じなかった!いや重かった!

 


「ヘイユー!!」のあと何回も振り返って

カメラ目線かましてきて岡野昭仁罪深い好き

ってなった。あと投げキッスはよくないと思う。

私みたいなキモオタが騒ぐ。もっとやってください。頼む。

 


いつものようにタオル掲げてふぅ…と思ってたら

もう一回!!って言われて慌てた。楽しかった。

 

 

あれ?そういえばいつのまにふたり着替えてたの?


岡野さん「 わしらは大阪で路上ライブしとってその頃の様子を再現してもらって、今日は当時と同じようにみんなと同じ目線で歌いたいと思います! 」


いつの間にか会場の真ん中に出現していた

ビールケースで出来たステージ。

 


晴一さん「あんなに高くなかった」

わたし「でしょうね」

 


歩いて移動する二人。

さすがに見えないのでスクリーン凝視。

 


岡野さん「意外と小さい!?やかましいわ!!」

って全身映った岡野さんチマッとしてて笑った。

 


ビールケースのステージに到着した二人。

岡野さん「大阪でインディーズでやってた頃、二人はいや、その頃はTamaも居ました!」って

ナチュラルにTamaさんの名前が出てきてなんだかグッと来た。

一時期タブーというか腫れ物に触るみたいな

時期があった気がしてたから数年前に岡野さんが

ラジオで「なんとTamaのアルバムが出ましたー!わー!」とか言ってたり、

だんだん普通に話せるように…いや受け取る側の問題だったのかもしれないね…

 

 

岡野さん「さ!それでは!

………あれ?あなたギターは?」

 

晴一さん「ッ!?ギターがない!!」

 

わたし「夫婦漫才かよ」

 

 


アゲハ蝶

 


珍しくサビの「あなたに会えたそれだけでよかった世界に光が満ちた」「愛されたいと願ってしまった」の部分をお客さんに歌わせるスタイルだった。新鮮だった。

 

 

らららららの部分、最後の大サビ前に

「この光景!この歌声!忘れんな!!!

わしは絶対忘れん!!」って岡野さんが

力強く言っててなんか泣いてしまった。

お前泣いてんじゃねーか。

今となっては今回のこと、思ったこと、感じたこと、

全て忘れたくないと思ってます。絶対忘れない。

 

 

岡野さん「 ラストの曲いっていいですかーー!!!!?? 」

みんな「 イエエエェエーー!えっ!?!?!?ラスト!?待っ 」

岡野さん「ジ!レンマーーーァァ!!」

 

 

 

ジレンマ

 


ステージの端から端まで走り回る岡野さん。

決してブレない歌声、いやあすんごい。

これは踊り狂って出たカスを投げつけるくらいの

気持ちで暴れる曲だと以前岡野さんが言っていたのでその通りにしました

めっちゃ疲れた無理しんどいわ…ハアハア…ハアハアしてたら

終わってしまった…アンコール…ないの…って

思ってたら身体全体で息してた岡野さんと晴一さんが

左右指さして「よし行こう!」って走り出した。

 


時間がもうギリギリだったんだろうな、でも挨拶行こう!って走ってくれたんだなと思うと本当に………

 


ありがとう…

 

 

 

生声

 


晴一さん「風邪など引かぬようにーぃー!!」

晴一さんの大きい声出す時の目がぎゅーってなるの

めちゃくちゃ可愛いよねLINEスタンプ欲しい。

 


岡野さん「アイラブひろしま!アイラブしまなみ!アイラブみなさん!」

わたし「よしきた結婚しよ」

 


あっという間に終わってしまったという感覚。

実際そうだったのかもしれない、充実していた

時間だったのかもしれない。きっと後者だな。

 


ライブ中に何度も

「どうですか!わしらの故郷!いいところでしょう!」「来てくれてほんまにありがとう!」

と言ってる二人を見て、

一曲一曲終わる度に満足そうな嬉しそうな

誇らしそうな顔をしていた二人を見ていて、

今思うと心が痛くなったりする。

 

二人がやりたかったことは100%出来なかったかもしれない。

一日目行った人、二日目しか行けなくてそれが無くなってしまった人、それぞれ思ったこと感じたことがあると思う。

それでも二人とも胸を張って欲しい

二人が広島でライブをした意味は絶対にあったよ。

 

 

大袈裟だけどみんな生きてるんだからまた会えるさ


正直しばらく落ち込みそうだけど、少しづつ

その凹みを小さなスコップで埋めていく予定。


この先何があるのか楽しみにしてなくちゃ。

 

 

だって彼らは 壮大な旅の途中なのだから

 

深呼吸は出来ましたか?

 

 

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「どうですかわしらの故郷は!良いところでしょう!」

「来てくれてほんまにありがとう!」

 

何度も何度も誇らしげに嬉しそうに言う

二人の顔が本当にきらきらしてて

嬉しくなって苦しくなった。


こんなに愛おしく思っている故郷が

大変な災害にあって、私なんかが想像しても

しきれないくらいポルノの二人だけじゃなく

故郷を思う全ての人の心が痛んだんだろう。

無力を感じたんだろう。自然を恨んだんだろう。

 

 

それでも故郷のためになんとか、

未来の為になにか出来ないかと今の広島で

開催したのがこのライブで、そこに賛同した

たくさんの人達の力によって出来上がった。

 

二人は本当に終始嬉しそうで楽しそうで

一曲終わる度に満足そうに笑ってた。

 

あの曲の頃は自分はこうだったな~

あの曲は落ち込んでる時によく聞いたな~

人生の半分以上聞き続けてたら曲に

付いてくる思い出がどんどん増えてくる。

最初は忘れられるなら忘れたいような

思い出が多かったけど、だんだん素敵な

思い出が増えてきた。それもポルノのおかげ。

 

 

 

「これからも僕たちを支えてください」


ネガティブで暗くて自分に自信無くて

捻くれてて本当にどうしようもない人間に

ポルノグラフィティが少しづつ

長い時間をかけて肉付けしていってくれて

いつの間にかそれなりに見えるようになってきた。


ポルノグラフィティの歌 」という鎧を

着ればひょろひょろのへなちょこな私でも

少しくらいは前を向けるしポジティブにも

なれるし明るくもなれる。強くなれる。


「これからも私を支えてください」

 

たった一つの音の真実を追い続けてください。

いつか見つかったらこっそり教えてください。

 

そしてそれが、

少しでも遠くの未来でありますように。

 

 

 

前回で割と冷めた原作厨が銀魂2を見に行った話

 

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銀魂2 ~掟は破るためにこそある~

 


舞台挨拶行く気満々だった脳内おめでたお花畑オタクは当然の如くチケットが用意されない現実を受け流し、泣きながら初日の一番初めの回で見てきました。

 


正直に言うと前回は

トータルで星5つ中星2.5くらいでした

 


冒頭のかぶと狩りシーンで満足してあとはうんまあそうですね柳楽の前髪が美味しいなくらいの感情で過ごしていた感じです。


全ては柳楽優弥が三次元の土方十四郎であるという奇跡があとの足りない星を埋めていたようなもので、今回その土方がほぼ主役の「真選組動乱篇」だと知ったとき、嬉しさよりも「うわ~!!頼むから某監督前回みたいな謎の新訳しないでくれ~!!」って思って。あぁこの感覚だったんだ前回が受け入れられなかった人達の感覚は、と少しわかった気がしました。

 

とにかくあんまり期待し過ぎず「これはお金のかかった二次創作…これはお金のかかった二次創作…」とブツブツ唱えながら行ってきました

 


感想は個人の意見及びバリバリにネタバレしてます。柳楽優弥贔屓にならないように頑張ってますが抗えてない所も多々あります。これから見る予定のあるひとはここでさよならバイバイしてください

 

 

 

 

 


まずいきなりお登勢さん登場。

えっこれだけ?緑子さんこれだけなの?って思うくらい一瞬のご出演だったにも関わらず半端ない存在感。発声が違うわ。銀ちゃんより強いお登勢さんが出てて良かった。あれ?キャサリンは?


お金ないから家賃払えないし米もない!仕方ない!バイトしましょー!って長澤妙ちゃんが働いている佐藤二朗さんが店長のキャバクラにとりあえず来てみた万事屋三人。


そしてはじまる佐藤二朗さん劇場

周りのみんなが笑いを耐えられなくてお口むにゅむにゅしてるの見るとつられて笑うからやめて会場もざわついてたからやめて 逆に佐藤二朗さんの笑いが分からない人には辛く長いものになると思うこのシーン…いやでも飲み物飲んだらダメだよこのシーン…


佐藤店長「 これから幕府の偉い人が来るんだけど女の子みんな風邪で居ないから最低でも五人、十人、百人くらい女の子呼んでほしい。」

 

小栗銀ちゃん「いや無理」

 


そこへサクッと天井からさっちゃん登場( なんでこの時さっちゃんは銀ちゃんに向けて武器飛ばしたの? )夏菜ちゃん最高だった。色々研究してきてくれたんだ。色々ごめんありがとう本当に。

 

続いて岡田桂将生登場。

前回でも思ったけど動画で見ると一番近いと思うな桂、真面目な頭の良いアホの完成度が凄い。

「女装したら割といけると思うよオレ」

桂もお金ないから女装してバイトしますとのこと。

 


もう緊急事態すぎておかしくなった佐藤店長、みんなに無視されて泣いてた白塗りの橋本神楽も加わってもらってお妙ちゃん入れてなんとか四人集まった。岡田将生が綺麗でデカい。


佐藤店長「半分はバケモノだからすぐ変えられそう…あと二人くらいほしい」


小栗銀ちゃん「いや無理」

 


そこへ堤松平片栗虎登場

ほんとに全然原作に寄せてないし寄せる気無いしただのふざけた堤さんなんだけどあまり違和感なくやってのけるのは堤さんの力だなと思いました。

 

一瞬で小栗銀ちゃんと菅田八も

不可抗力で女装して頭数を増やすことに。

 


小栗銀ちゃん「銀子で~す」

菅田八「パチ江で~す」

わたし「銀子ムキムキだな抱いてくれ」

 


堤片栗粉「お前らもおいでよ」

中村局長「あれ?見ない顔沢山いるね?」


真選組登場~

いやこのひとたち並ぶとかっこいい…

盲目のオタクは思わず口を手で覆った。

 

やばいよ真選組に正体バレたら絶対馬鹿にされるしもしかしたら逮捕されるかも!どうするの!銀子! !!

 

小栗銀子「しゃくれてろ」

 

そしてみんなでしゃくれるんですけどみんなほんとに漫画みたいな顔になってて笑った。このあたりの笑いのテンポはアニメっぽくて普通に見てられました前回はこういうテンポが無くて見にくいなぁと思ってたので。

 


歩く彫刻吉沢沖田「いいメスブタがいるじゃねーか」

世の中の女子「ギャァァァ!!!!!!」

わたし「ギャァァァ!!!!」

さっちゃん「ふごふごふご」 


なんやかんや遊びに来たんじゃないんだと外に出ていくチーム真選組、ふとした瞬間の中村近藤さんの優しそうな顔な。あと柳楽土方はなんでそんなに煙草咥えたままべらべら喋れるんだ本当にくっ付けたのか…と思ってたら台詞曖昧だけどこのシーンの辺りの「いやそうもいかねぇ」がちょっとほにゃほにゃしてて可愛い…って頭抱えました。

 


ドドーーンッと将軍勝地涼登場。

無駄に通る良い声と滲み出るお育ちのさとちょっとアホっぽい雰囲気が将軍そのものでオラァ感動しただよ。もっさりブリーフ姿も原作読んでるのに全裸になったとき余りにもモザイク小さすぎて慌てたし千年に一人の美少女の前でそんな格好していいのかよ将軍。

 

 

外を見張る吉沢沖田と柳楽土方

 

人間国宝の無駄使いシーンののち、


柳楽土方「キャバクラとかどうかと思うよ?

攘夷浪士が集まってきたらどうすんの?」


吉沢沖田「だったら見回りしてくれば?」

 


この時既になにやら企んでる様子の吉沢沖田。そんなのには気付きもしないぽやんとした柳楽土方はちょっと面倒くさそうに一人で見回り開始。

 

歩き出してすぐに宇宙銃みたいなのでビビィッと首筋を撃たれるぽやんとした柳楽土方


柳楽土方「イッテェ」


そう、ヘタレたオタクの原因が妖刀じゃなくて創り出されたチップになってたんです、それが首筋に埋め込まれたんだって。前回も紅桜で妖刀だったから?えぇ…?割といいじゃん…?いいよ…?このままいってみよ…?


そして大量の攘夷浪士に囲まれる柳楽土方、前回よりお金も人数的なところも増えてる気がしたました。


「行くぜェェェエエ!!!!」の前になんか言ってたんだけどそれがすごく中井さんの声に聴こえてしまって私はついに幻聴が聞こえ始めたのかと思う程、次に見に行く時もう一度確認したいと思います。( 確認したところそうでも無かったです。)


突然ヘタレてしまって綺麗な土下座で助けを乞う柳楽土方、ここで柳楽優弥は目は戸惑いながら口はヘタレたこと言ってる演技をしてるんですがそれが…すごい。柳楽優弥すごいぞ…(小並感)


ヘタレ「TSUTAYAのカードは勘弁してください…ビデオ借りれなくなっちゃうんで…」

わたし「待ってくれ可愛い目がくりくりだ」


なんてことを言っても許してもらえる訳もなく、サイズの少し小さい柳楽土方は大量の不逞浪士達に石ころのようにボコボコにされてしまいます。ていうか寒そうすごく寒そう。好きなキャラがピンチの時に煌めくわたしは盛り上がる一方。 


やめてー!!!だれかー!!!!


そこへ颯爽と三浦鴨太郎登場。

登場して三秒、もうアクションがかっこいい

立ち振る舞いが綺麗、声も綺麗、顔も綺麗。好き。


三浦鴨太郎の「土方くん」の言い方、

うわー!!!みんな自分の耳で聴いてきてくれ頼む!!

 

 

 

その夜屯所で三浦鴨太郎おかえりパーティー開催。柳楽土方と三浦鴨太郎は何だか関係が良くないらしく、そのせいで中村近藤さんともなんだかギクシャクしちゃう柳楽土方。

このシーンみんなはお酒飲んでるんだけど吉沢沖田だけストローでオレンジジュース飲んでます可愛いです。

 


戸塚山崎「頭も良くて剣も強いからって、入って一年足らずで参謀なんて新しい役職与えられちゃってさケッケッ」


三浦鴨太郎本当に上手いな~感情の起伏がないセリフの言い回しとか温度の無い冷たい目とか声の出し方とか顔が綺麗… 


そして三浦春馬柳楽優弥が同じタイミングで台詞を言い合ったという長い廊下のシーン。良い。よかった。このあと大変な何が起きそうな予感。

 

 

一方、万事屋三人は相変わらずお金ないので散髪屋の留守番をしてます。前日にキャバクラのバイトして次の日散髪屋のバイトなんてめちゃくちゃハードだな、と思ってたらまた柳楽土方と吉沢沖田が登場。実写のこの二人ほとんど身長差無くてちょっと小さめだから並んで歩いてたり並んでたりするとウフフってなるねうん。

 

何故かまた将軍がやって来て、菅田八がゲロ吐いたり橋本神楽がゲロ吐いたり髷落としたり将軍の顔の形変えたり💩乗せてなんとか乗り切った万事屋三人。いや全然乗り切ってない。ここの菅田将暉のツッコミすごい面白かったと思ったら殆どアドリブだったとか。さすがアカデミー俳優だぜ。

 

 

その頃、近くのファミレスで時間を潰す柳楽土方と吉沢沖田。ここで吉沢沖田の説明により「会議中にアニソンの着メロを流す」「ToLOVEるってちょー面白いよね」「拷問部屋が修学旅行の夜と化した」など土方のヘタレエピソードがヌルッと回収されてしまいます。えっこの辺やらないんだ…そうかそうだよねキャバクラ長かったもんね…佐藤二朗てめぇ…

 


柳楽土方「なんかヘタレた部分が出てくるんだよね」

吉沢沖田「土方さんは元々ヘタレでしょ」

ヘタレ「そうなんですよね…僕なんて…ぼくなんて」

吉沢沖田「アッレーー???wwwwwwこりゃ

ほんとに様子がおかしいわwww土方しねwww」

 


このシーンの吉沢沖田終始悪い顔しててときめいた。ヘタレたと思ったら土方に戻って、みたいな柳楽くんの演技もたまらんです。ヘタレと土方で目が違います。

 

柳楽土方「なんか首痛いんだよね」

吉沢沖田「どれどれ。うわなんか腫れてるわ。それじゃお使い頼むねぇ、ムーミン土方殺して」


その後、重役会議に吉沢沖田の策略のせいで遅刻してしまう柳楽土方。このシーンの柳楽優弥めっちゃくちゃ可愛いです、ウフフッエヘヘッて笑うんですけど土方十四郎の見た目でそんなに可愛く笑わないで死人が出るわって感じ。

 

そして自分がはめられていたことに気付く柳楽土方。吉沢沖田は三浦鴨太郎と組んでやがったんです。


ここの吉沢沖田の顔がすっごい面白い。練習したのかイケメン…原作より全然煽ってて笑った。焼きそばパン買ってこいよ~が消えててちょっと悲しかったけど別に本編と関係ないか。土方が遅刻すればなんでもいいんだもんな焼きそばパン買ってきても総悟食べないだろきっと。うん。これは二次創作。


そのあと朝から生テレビでトッシーと菅田八がバトってるのを意気消沈した小栗銀ちゃんが発見。トッシーのビジュアル神でしたありがとう。そして万事屋にトッシーが来ます。


「何言ってるんだよ坂田氏ィ~」

「この通り!正真正銘土方十四郎でござる!」

「働いたら負けだと思ってる」


などなど、ここのシーンで思ったのはアニメのトッシーは声が良すぎだなということ。( 動乱篇の中井さんの演技は最強だと思っているけど )良い意味で普通の声の柳楽くんだから余計にオタク味が増して良い意味で気持ち悪い感じが出てた。ただのオタクだわアイツ。カメラがびっくりしちゃうわ。

 


妖刀のせいじゃなくてチップのせいなのでなんとなくムロツヨシのところへトッシーを連れていく万事屋。これムロツヨシ出すためにチップにしたんだろって言われても言い訳出来ないよねいいけど。いいけど。

 

ムロツヨシ「チップだわこれチップのせいでヘタレたオタクになってるんだわ医者でも取れないわ」

万事屋「じゃ土方はもう帰ってこないの?やばくね?」


ここでいつものパロディ=実写銀魂みたいな謎のパロディが入ります、みんながコスプレしてるだけ、あとここの柳楽はただの炎尾燃です。アオイホノオ見てくれ。

 

色々やってみたけどやっぱヘタレたままだわどうする?って言ってたら急にタバコをふかすトッシー。この辺の土方とトッシーの変換?のタイミングがちょっとちょっと待ってくれよって思ったけどまあ大丈夫…

 


柳楽土方「この煙草が最後の一本だわ

これ終わったら土方十四郎居なくなっちゃう」


わたし「それだけは勘弁してくれ」

 

数十秒の間に煙草を吸い切る柳楽優弥の肺頑張れ

 

柳楽土方「お前らに頼みがある……

俺の…俺たちの真選組を…守ってくれ…!」

 


シーンが切り替わって戸塚山崎の身体に窪田万斉の刀が貫通します。戸塚ーーーッ!!!

 


このシーン全部よかった…戸塚山崎は前回のミツバ編の演技しか見てなかったので正直演技がゴホンゴホンゲホンだと思ってた。ここで謝ります。素敵なシーンでした。でもまあ窪田正孝に持ってかれちゃったな。「いまは…」って台詞言った瞬間の劇場がザワついたよ。

 

 

とりあえず最後の最後に柳楽土方に真選組を頼まれちゃったけどなんか乗り切れない小栗銀ちゃん。呑気に限定のフィギュア三体欲しいから手伝ってとか言い出すヘタレオタクトッシー。そんなトッシーを三人がボコボコにしてたら真選組のパトカーがやって来て「山崎殺されたからとりあえず屯所に戻ってきて!ほらはやく!副長も!山崎のところへ…!」

 

このシーンの小さめサイズの柳楽土方がグイグイと隊士にパトカーに押し込まれそうになってるのもときめいた。体格差フェチなのかもしれない。その後銀ちゃんに片手で引っ張り回される柳楽土方も可愛い。この辺もテンポもアニメと同じで見てて気持ちよかったです。あと運転する小栗銀ちゃんがイケすぎ。

 


近藤さんが一人で他はみんな敵っていう状態の列車になってるらしいよ!追いかけるぞ!オー!


黒い御旗、縮れ毛だらけの褌の下り、三浦鴨太郎と中村局長の良さしかなかった。アレ?これ銀魂?みたいな重厚感のあるシーンだったね。

 


そして歩く彫刻が歩いて登場。

 


歩く彫刻 「手ぇ離せって言ってんだ!!」

「そこを退けェ!!近藤の隣は俺の席だ!!」

「てめぇら全員…俺が粛清する。」


面倒な原作厨は「総悟は近藤さんのこと近藤って呼び捨てにするかな?」と思ったんですが見返したら原作でも「そこ」って言ってたんであんまり変わらなかったです、興奮してるもんなごめんな。吉沢沖田も個人的に前回は顔が良くても演技がゴホンゴホンゲホンだったので今回見て演技上手くなってる…!て思いました。上から目線でごめん。ブスは死んで詫びます。

 

真選組ターンは良かったなぁ…中村近藤さんも手前の綺麗な吉沢沖田の後ろでゴリラになってたしなにより演技が。銀魂大好きなひとが自分なりに作った近藤局長がちゃんと居たし吉沢沖田の良さが全て出されてた。顔、目、まつ毛、あれ?これ吉沢亮のプロモーションビデオ?って思うくらい。みんなが待ってた「死んじまいなァ」もスタッフ、吉沢、監督、全ての本気が詰まっていた。

 

吉沢沖田「死んじまいなァ」ぺろり

世の中の女子「御意」

 


そして万事屋+トッシーサイド。

カットだと思ってた銀ちゃんが土方の襟ぐり掴んで説得するシーンがあったのでオタクは歓喜しました。柳楽優弥声高くて良かったなぁヘタレ具合がわかりやすい声の高さだ…上擦って喋る感じが守りたくなるね養ってあげたい…そして小栗銀ちゃんは柳楽土方のケツ殴りすぎ…


なんやかんやあってトッシーを近藤さんのところまで無事に届けた万事屋さん。ここで華麗に橋本神楽は電車に乗り移っている模様。いいぞ、いいぞ。


近藤さんの想いを受けたヘタレたトッシーは無線を手に取り精一杯の気持ちを込めた演説をします。ここも良かったなあ…そしてまた急に煙草をふかすトッシー。あぁ、土方が戻ってきた。またここの転換がイマイチ…いや原作厨は黙ります…柳楽土方の演技は最高でした!目が変わるんだ!目が!声の低さも頑張ってた!

 

刀が抜けないのはヘタレが強過ぎるから?とにかくなかなか抜けない刀と三カットくらい使って戦う柳楽土方さん。火がついたままの煙草どこいったんや大丈夫か。

 


柳楽土方「んぐぐぬくくくぐぐぐ」 

小栗銀ちゃん「ね~早く抜いて~」

柳楽土方「黙りやがれ!!」

 

アニメでもなんですけど、この土方の「黙りやがれ」がすごく好きなんです。以上です。

 

柳楽土方「元気玉よぉぉおオラに力をオオォ」

わたし「私の元気玉も使ってください」

 

車の後ろの窓ガラス割って外に出て顔芸しながら声をからしつつ刀抜いて「 俺は…真選組副長、土方十四郎だァ!! 」の流れ最高でした。柳楽土方頑張った。原作厨はもやもやするかもしれないけど柳楽優弥頑張った。そしてパトカーの窓割って外に出てくるのを三次元でやるとめっちゃダサいということが分かった。ヌルヌル出てきた。

 


え?なんか鬼兵隊が江戸にいる将軍を狙ってるらしいよ?まじで?そしてまた謎のパロディパートによって江戸に戻る小栗銀ちゃん。本当にジブリ好きだなお前ら。笑ったけど。

 


ここから圧巻のバトルアクションシーンパート

吉沢沖田と橋本神楽の協力アクション、たしかに神楽だったら戦いに行くよね沖田がどうこう関係なく。スピード感が良かった顔もよかった美と美の共演。吉沢沖田は前回より表情筋がフル活用されてて良かったです。あと三次元ならでわの痛そうな演技?吉沢沖田背中切られるし、だんだん身体が重くなってきて、みたいなそういうの良いなと思いました。


江戸に居る窪田万斉と列車内の真選組が交互に魅せるアクション。窪田万斉は所作が綺麗。切り替えの仕方がかっこいいし目が忙しい。待って巻き戻して今のなんだったんや状態。

それから、極限の命のやりとりの中で笑ってしまうみたいな心理状態が好きなんですが柳楽土方がなかなかいい顔してたのでここでもまたきらめきます。三次元の土方は八重歯があるんだよずるいよね。後から聞いたんですけど柳楽優弥は殺陣で高まると無意識で笑ってしまうんですって。なにそれしんどすぎる。


そして真選組チームにも小栗銀ちゃんにもそれぞれピンチが。橋が爆破されて電車もボロボロ、三浦鴨太郎片手を失ってしまいます。回想シーン、チビ鴨太郎可愛すぎて可哀想。だれにでもわかるよその気持ち…一人じゃないよ鴨太郎……この辺もちゃんとヘリコプター居たし土方飛んでたし、みんな良かった。こんなところで死ぬな、いやどこでも誰も死なないでほしい…

 

何故小栗銀ちゃんと窪田万斉は別の場所で戦わなければいけなかったのかは謎だけどアクションは流石だったし「ござる」とか語尾に付けてるのにかっこいいとかなんなの窪田正孝恐ろしい子。 


三浦鴨太郎の最期、ちょっと泣きそうになりました。土方も鴨太郎も原作より人間っぽさが垣間見えてそれが余計辛かった。

「立て伊東」って言ってる時点で柳楽土方目が潤んでるし、その後も泣きそうじゃん……柳楽土方そんな顔しないで、三浦鴨太郎そんな顔して死なないで… 鴨太郎、最期は一人じゃなくてよかったね…最期の安心したような笑顔であぁ三浦春馬だったんだ…と思うくらい三浦春馬は伊東鴨太郎になってました……うぅ… なんで小栗銀ちゃんだけ通常衣装なんだよ… 

 


そして突然出てくる着流しの柳楽土方にときめきを隠せなかったです。マヨネーズを華麗にしまう動作が素敵でしたね。なんか顔スッキリしてるね?そのまま我が家に来てくれないか?

 

柳楽土方「全部背負っていくさ」

小栗銀ちゃん「( あいつなら大丈夫だわ )」

橋本神楽「マヨネーズ団子うめぇ」

 


死んだと思われて死体もないのに葬式をあげられる戸塚山崎。後半になるにつれてどんどん完全な山崎になっていったな戸塚くん。坊主が飲むミロ出てこないしとっつぁんの犬も出てこない、土方がバズーカで山崎をぶっ飛ばしたりも局中法度を読み上げることも無かったので「あ…あれ…真選組それでいいの今後大丈夫…?」って少し心配になったけど副長がみんなに愛されてるのは変わらなそうだったので良いです。いやでもううんなんでもない。


そして再びのお登勢さん。足早すぎ。

最後ドタバタで終わる感じ銀魂っぽくて良きでした。主題歌のbacknumberも歌詞がただの銀魂だしかっこよかった。CDも買います。小栗旬の歌が上手くなってて笑いました。おしまい。

 

 

 

 

結論、前回よりテンポよくて見やすかった。


もう一人の人格じゃない土方の中のヘタれた部分を強化しちゃうみたいな新訳は割と抵抗もなく…前回ほど大きな謎の解釈も無く…ちょっと真選組の堅さが無かったかな…とも思ったんですけど原作厨は黙ります、これはお金のかかった壮大な二次創作物だからね。

前回からビジュアルや演技は問題なくて、あとは脚本頼む~!という感じだったので今回はそれなりによく見られました。どうしても足りない部分はアニメ見るか漫画読むかしようなみんな! 前回で心折れた人も騙されたと思って見てみてもいいと思ういや騙されてるかもしれない。

 

 

推しに次元は関係ない、

ありがとうございました。

 

 

 

P.S. 高杉剛の船はなんであんなにラブホみたいな照明なんですか?高杉の趣味ですか?

 

 

「 ここにあるグッズ全部ください 」

 

 

 

好きなアーティストの地元だというだけで

行ったこともない、繋がりもない土地。

 

それでも連日のニュースで目の当たりにする

悲惨な光景、被災された方々の悲痛な声、

どんどん増えていく亡くなった方の数に、

何も出来ない自分に、 胸が苦しくなった。

 

自然の前で人間はなんて無力なんだろう。

 

亡くなった方と

いま生きているわたしとなにが違うんだろう。

 

 

なにか出来ることはないだろうか

なにか出来ることは、なにか出来ることは、

 

 

そんな中、ポルノグラフィティ

広島でのライブが開催されることが決定した。

 

チケット代、グッズ代、

ライブの収益全てを復興支援として寄付するそうだ。

 

二人のコメントにも胸が熱くなった

この人達のファンで居られてよかった

 

わたしでも出来る支援の

きっかけを作ってくれてありがとう。

 

出来ることをしよう。出来る支援をしよう。

 

 

たくさんお金を落とそう

たくさんたくさん楽しもう

 

このときに広島で

ポルノグラフィティの音楽を聴く

意味を噛み締めながら。

 

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実績と信頼の高橋優

 

 

 

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この感情は「好き」というより

憧れ」に近いのかもしれない。

 


第一印象は「 熱い人

初めて高橋優という存在を認知したのは外国のどこかで「福笑い」を日本語で路上ライブしてたのをテレビで見たとき、生で見たのは2013年頃のAAAだったかな……ちょっと汚くてやたら声が大きい眼鏡の人みたいな、残念ながら余り良い印象は無かった。今思えばとても勿体ないけれど、こういうのってきっかけとかタイミングがあると思うんです。そもそも熱い人とか苦手だし、世間一般的な「 いい歌 」って苦手なんですよね。反吐が出ちゃう。

 

そんな100万人の為に歌われたラブソングなんかに簡単に想いを重ねたりしないタイプのわたしが高橋優の歌を聞いてもただのいい歌とは思わなかった。どんどんいろんな曲を聴いた。薄暗い洞窟の中に入っていくような、少しの不安とわくわくしてる不思議な気持ち。その洞窟探査の中で彼の心の奥底にある冷めた部分に触れるような感覚と歌詞のリアルさに心がビビッとすることが何度かあった。


そして、ある時 ふと思ったのです。

「この人、わたしと似てるんだ。」

 

心底おこがましいけど割と本気でそう思った。ひょっとしたら同じように思ってるひと、結構居るんじゃないでしょうか? 経験してきたこととか自分や周りに対するコンプレックスとか物事への考え方とか捉え方……心のひねくれ方……言葉で表すとなんだか違う気がするけど深い所にある感覚的な何かが似てるんじゃないかと。

 

はい、そこ、石は投げないで。

 

他にも沢山自分と似ていると思った歌詞はあるのだけれど、彼は幼少期いじめられっ子だったそうだ。そんないじめの体験を元に歌った「CANDY」という曲がある。

 

CANDY

CANDY

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥255


これは歌詞を見てもらえればわかると思うのだけれど、初めて聴いたときかなりの衝撃を受けた。いじめられてた芸能人や歌手は結構沢山いるけれどこんな赤裸々にリアルにアウトプットするひとがいるのかと。わたしもいじめられてたんですけど…みたいな芸能人の言葉って素直に聞ける人とそうでない人、居ると思うんだけども。ありふれた日常と言っていじめの内容を紹介するんです、空想の出来事を家族に話して笑ってたんです、この苦しさわかりますか?わたしはとにかくこの胸が苦しくなるくらいのリアルさと言葉のチョイスに驚かされた。


いじめの内容も然る事乍ら、一番衝撃を受けたのは彼の強さ。ついさっき高橋優と自分が似てるとかふざけたことを言ったけれど絶対的に違うものがあって、それが「 強さ 」なんです、自分と近い感覚と無い感覚を両方を持っている高橋優という人間に惹かれるし憧れる。自身の経験とか挫折、苦悩、多くのマイナスな事柄全てを踏まえて絞り出される前向きな考え方、だからこそ伝えてくるものもただの「いい歌」なんかに聞こえなくて等身大のリアルな言葉だから受け取る側の心が少し捻れてても割と素直に受け止められたんじゃないかと思う。 胡散臭くない。そうまさに、実績と信頼の高橋優。

 

 

わたしは小さなことですぐ迷子になってその場から動けなくなる頑固なタイプのクソメンヘラなので、そういう時ゆっくりこっそり隣に座って背中を優しく摩ってくれて自分が、自分自身が顔を上げるのをただひたすら待っていてくれる、そんな高橋優の歌で救われるのです。自分と似てる感覚を持っていて自分では絶対に出てこない答えを歌で示してくれる、聞く度に私はちゃんと生きれているのかと問われるような真っ直ぐで綺麗な歌ばかりと思いきや、「 無理俺ダメだわやっぱり才能ないし世の中は相変わらずクソだし生きるのめんどくさくね? 」みたいなことも歌っている。どちらもリアルで等身大の高橋優の言葉だからこそ、どちらにもどんどん惹かれていくし心を奪われて行く。

 

飾り気のないただの白米みたいな歌詞がいいんだろうな、本人もただの白米みたいな人だから好きなんだろう。たまに腐らしたり卵のせてみたり炒めてみたりきりたんぽにしてみたりしてるけど、元はただの真っ白で綺麗なお米。何かを発信する側のひとが凄すぎてもいまいち人って共感出来ない。自分と近いような感覚を持った人から発信されるなにかに共感したり涙したり出来るんだろうな。高橋優の根本には透明で綺麗な心があって、その中に様々な経験で培われて生まれてきた汚い黒いものと綺麗なものとが上手い具合に共存しているイメージ。たまに真っ黒になるしたまに引くくらい綺麗にもなる。この先もしかしたら少しづつ汚くて黒いものは消えていくのかもしれない。その時代、その時の心境で人は変わっていくだろうし、受け取り方も吐き出し方も無限大だろ。変わっていくのも見ていたい。

 

だって彼はそう、

リアルタイムシンガーソングライターなのだから。

 

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アイドルは世界をちょっと救うかもしれない

 

二年ぶりにでんぱ組.inc

ライブに行ってきたオタクのはなしです。

 

わたしはでんぱに限らずお家でこっそりと愛を育てる超在宅型のオタクなので現場には滅多に行きません。でも愛はあります。愛しかない。そんな超在宅オタクが重い腰を上げてでも今回は行かねばと思ったライブがあったんです。

 

でんぱ組.inc コスモツアー 2018~惑星探査~ 」

 

 

 


二年前は最上さんが居て六人で

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時は流れて昨日は最上さんが居なくてねもちゃんとぺろりんが居て七人の全く新しいでんぱ組.incになっていた。

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最上さんが脱退して二人が新しく加入するとなった時はとても複雑な気持ちになったしぶっちゃけるとライブに行ったあとの今もそんなに綺麗には消化しきれてない。これは哀しきオタクの性だと思う。馬鹿野郎だね。

 

 

六人ででんぱ組.incじゃなかったのかよ!

誰も欠けちゃいけないんじゃないのかよ!

五人のままでもよかったんじゃないの!

                                                 

 

でもちょっと待って?

 

今の彼女たちを見ずに自分の中のでんぱ組.incを終わらせてしまってもいいの?

自分の目で見て、それから決めたらいいんじゃないの?と思い今回チケットを強めに握りしめて会いに行ったわけです。

 

 

 

暗転するまで高橋優の話しててごめん

 

 

なにも変わってなかった。

 

そりゃ物理的な人数とか歌割りとか諸々は変わってはいたけれど彼女たちの根底にあるものは何も変わってなかった。

 

というか

変 わ る わ け が な い

 

一曲終わる度に自然と出てくる「可愛い」という頭空っぽな感想、気持ちを乗せたペンラを全力で振るあの、ある意味異質な時間。その時間がたまらなく愛おしくて気を抜くと泣けてしまうような不思議な感覚。

 

 

セトリもわたしがでんぱにハマって

狂ったようにYouTubeで見漁ってはそれぞれに元気を貰っていた曲たちばかりで、、、みんな、、、みんな、、、

 

「解散」とか「活動休止」とかしないで、続けてくれて、また会いに来てくれてありがとうと思った、、、誰にも計り知れない努力と苦悩とプレッシャーとあとなんだろう…とにかくここに至るまでのみんなの思いを勝手に想像してオババはほとんど泣いていました。

 

笑顔を見るだけで笑顔になれる、アイドルは凄い。推しが尊い。すごく尊い。しんどい。

 

ちなみにわたしの最推しは

ミントグリーンの夢眠ねむちゃんなんですが

 

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ライブに行くと、

イエローのえいたそ推しになりかけます。

ボクらの太陽なんだよほんとになにあの子

 

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ていうかもうほとんど箱推しなので目が忙しい。あと八個くらい欲しい。視力もマサイ族になりたい。

 

それから前回もだったんだけど、エンドロールがエモくて泣いちゃうんです。

エモいってよくわかんない言葉だけどこのエンドロールの為にある言葉なんだなって思う。最高。

 

 

いろんな考え、いろんな思い、いろんな意見があっていいと思う。オタクだしアイドルだし。とりあえずわたしはでんぱ組.incでんぱ組.incである限り推し続けようと思った次第であります。

 

少なくとも

わたしの世界を救うのはきっと

やっぱりお寿司、ではなくでんぱ組.inc ⚡︎

 

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