めんどくせぇと共に生きるキミへ
こんにちは、高橋優さんデビュー九周年おめでとうございます。こちらこそこれからもよろしくという気持ちを胸に今日も勝手に語ります。
ボーリング / 高橋優
今この世界で働いている、生きている全ての人に送りたい一曲。
この曲、めんどくせぇから始まるんですよ凄くないですか?しかもこの曲、高橋優の初めての武道館公演一発目にやったんですよ?凄くないですか?ロックじゃないですか?めんどくせぇ!最高!
こんなにリアリティ溢れた飾らない社畜ソング他に聞いたことないんですけど?他にあるならぜひ教えてください。たぶん聞かないけど。
AメロBメロは本当にリアルで、いかに全てが面倒臭いかっていう心の叫び。髭生えててボッサボサの寝癖でなんかよくわかんない柄のちょっとくたびれたTシャツ短パンのパジャマ着てる高橋くんがだらだらと準備しながら歌ってる。(勝手に高橋優は寝癖が物凄いイメージある。毎朝大爆発してて欲しいな。)
働く人、生きる人の気持ちをリアルに代弁して心の底から出てきているようなめんどくせぇ。面倒臭いじゃないんです、めんどくせぇんです。この違い大事です。
起きた二秒後に「めんどくせぇ」
その一分後に「全世界にお願い」
その一分後に「全人類にお願い」
その三十秒後に「全宇宙へのお願い」
どんどんお願いが壮大になっていきます。
この歌はずっと共感の嵐でしかないのですがその一部を少しだけ紹介しておきますと、
行けば行ったで頑張るんだけど
ここめっちゃわかるそれな大感謝祭開催…そうなんだよ…行けば行ったで頑張るんだよぼくたちは…行くまでが果てしないだけでね…
頭も痛てぇ
いやもうそれは休んでもいいと思うの
今日だけあそこの職場が
消滅ちしまえばいいのに
毎日思う。切に思う。
人が死なない程度に壊滅してほしい。
働かなくても
おいしいごはんが食べたい
頑張らなくても
柔らかいベッドで眠りたい
僕にだけ都合のいいように全世界が団結してくれたらいいのに
あ~~~~~~それな~~~~!!!!!!って腹の底から叫びながら毎朝化粧してる。なんだ、みんな一緒なんだ。私だけじゃないんだ、よかった、大人でもこうやって思ってもいいんだって少しだけ安心する。「〜してくれたらいいのに」「〜したらいいのに」「〜したい」って全部現状にない願望っていうか。こうだったらいいけどそういうワケにもいかないことは痛い程知ってる上での「めんどくせぇ」だからちょっと切ない。どうせその願望が全てかなった世界になったとしても人は何かしらに対して「めんどくせぇ」と言うんだろうね。
生きていかなきゃ
ならないのはめんどくせぇ
クズじゃんと思われても仕方ないけどすごいわかるんだ。生きてるのって面倒くさいよね。息するのも寝るのも起きるのもご飯食べるのも人間関係も仕事も全部面倒くさいよね。わたしの知り合いはこの曲を聞いて「死ね」って言ってました。違うんだよ…この曲はそうじゃないんだよ…
ー世の中の大事なことって
大抵、面倒臭いんだよー by宮崎駿
まさにこの言葉とこの曲はリンクしていると思うんです。そう、大抵のことは面倒くさい。「面倒くさい」気持ちという自分との戦いなんです。だから生きてるのめんどくせぇって言って「じゃあ死んじゃえばいいじゃん」って言われると「うるさい!死なないわ!」ってなる。みんなめんどくせぇという気持ちと毎日戦ってるんだ。この曲の高橋優だって別に「めんどくせぇ」から「仕事やめよう!」とか「死のう!」とか言ってるわけではなくて「めんどくせぇ」けどやるっきゃないよね!だって僕らは今日も生きてるんだもん!めんどくせぇことばっかなんだもん!!怒られなくても美味しいごはん食べたいし努力しなくてもNHKのプロフェッショナルに出れるくらいのプロフェッショナルになりたいけどそんな風には絶対ならないのも知ってるから!!!明日も普通に仕事に行くよ、自分の中の「めんどくせぇ」と戦いながらね!!
▶︎この曲について、このことについて本気出して考えてみてくれ等のブログのリクエスト、ご感想、妄想短編小説のネタ、その他諸々なんでも腕を広げて待ってます。質問箱までお送りください。 優しい言葉でお願いします
メガネより愛をこめて
いま家に帰るまでの電車の中でこれをチクチク書いています…記憶が薄れないうちに…と思ってても刹那的に生きてるので既に薄れている部分も多々ありだし鬼のように長いライブレポ、時間と心に余裕がある方はよかったら読んでください!
おお、おおと言いながら席に着く相方ちゃんとわたし。高橋優の席運爆発してるなぁ…
一瞬暗転してから普通に登場してきたメガネツインズはなんと、シックな赤色のシャツにネクタイを絞めていたのです。
わたし「嘘でしょう!!!???!!!!!」
私の中のメガネツインズはツイッターと高橋優のLINEで夜な夜な送られてきてたTシャツ姿だったものだから、完全に油断していたのです……クソ…しっかりとかっちり決めてきやがったな…!(口元のヨダレを拭きながら)
メガネが割れそう
メガネツインズの始まりの曲でこのライブも始まったのです。開始一秒で亀田さんのベースが空きっ腹に響いて身体中ビリビリした。東京事変を聴きながら生きてた時代が確かにあった世代としては亀田誠治のベースを生で聴けるという事自体が大変な事なのです。東京事変が解散してしまった今、わたしはもう亀田さんのベースを聞かずして死んでいくんだと思っていたけど…まさか、まさか、巡り巡って高橋優と組んだユニット「メガネツインズ」の東名阪ツアーのファイナルでそれを聴けるとは夢にも思ってなかった。ちなみに後ろのメガネツインズのロゴのメガネはどんどん割れててどんどん笑いました。この時既に奥歯まで乾いた。
わたし「ベッベースが神…!」
膝から崩れ落ちそうになるのをぐっと堪えて顔を上げるとそこには相変わらず色が白い高橋優の姿もある。ああ…高橋優久しぶり…アミュフェスでは米粒レベルだったね……ビジュアル爆発してた…細フレーム眼鏡で…ちょっと集められた前髪…キューティクルくるくるの黒髪…はあ…歌が……バチバチに…上手い……今日もお目目くりくりだね…
眼鏡が割れそう割れそうって言ってるだけの歌(©亀田さん)なのになんなんだこの盛り上がりは…!
メガネツインズ「割れそう~!」
会場「割れそう~!」
メガネツインズ「割れそう~!」
会場「割れそう~!」
わたし「なんだこれ天国かな」
本当に二人が楽しそうでそれに釣られてこっちまで笑顔が移る魔法がかかってましたね…えぇ…座布団一枚ください
ドライアイ
亀田さんのウッドベースで死んだ人~?
は~い!!!🙋🏻♀️
高橋優のねっちょりとした
エッチぃ歌い方で死んだ人~?
はーい!!!🙋🏻♀️
最後の「極上のぉぉ~~~~~~…………でぇぁああぁぁあぁぁあぁあぃぃい…ヒッヒーヒーヒヒッーヒーヒッヒヒー」ジャーンッ!の終わりがかっこよすぎて笑いました。なんだこれ!最高じゃん!ははははは!!!もう既にこの辺からおかしくなってました。メガネの呪い?
どの時点でトークしてたとかポンコツすぎて正確には思い出せないので正確性を求める方はどこか違う遠くへ行ってください、とりあえずこの辺だった気がするのです、少し心配になるくらい長すぎるトークがこちら。
メガネツインズ結成秘話から今日迄の道のり
福島の風とロック芋煮会で初めて会ったお二人、高橋優は高校時代に東京事変を聴いていて事変のライブDVDの中で亀田さんがハンディカメラ持って「あぁ亀田ってお店だァ♡」「こっちも亀田だぁ♡」「また亀田だぁ♡」と亀田と書いてある看板を見つけては亀田さんがはしゃぐ、という謎の映像を見てから亀田さんの声が好きだったと。私もそれ知ってる!!!って声上げてた方が居たけど私も知ってるそれ…って心の中で呟きました…あれ意味わかんないけど亀田さんが兎に角可愛いから見てほしい… 初めましての時にその「亀田だぁ♡」の声で「優くん~~♡」って手を振って来てくれたという話をしてる亀田さんの真似する高音の高橋優が可愛過ぎて3センチくらい地面に埋まりました。
そんなこんなで高校の頃から見てた人とユニットを組んで曲作ってツアーを回れるなんて!夢みたい!わたしも夢みたい!みたいなかんじで若干客席が「長くない…?」な雰囲気をかもし始めたので次の曲へ行きます
ゴーグル
高橋優が「家族のうた!」って言っててそうだよねこれは家族の愛のうただよね……亀田さんの「オトウサーン」がこんな壮大なコールアンドレスポンスになるとは思ってもなかったです楽しかったですね、オリンピックって言い始めた時には割と大きめに「え?」って言ってしまいました。大サビ前の「おぉお~~~ふぁぁぁぁぁざぁああああああああ」のあの声を鼻腔に響かせてる感じが大好きで、もっと欲しい…ねぇもっと欲しい…歌が上手い……
サングラス
高橋優「ここで衣装チェンジです」
亀田さん「うふ♡しかも、ここで♡」
ここで一瞬ベルトに手をかけた高橋優を見逃さなかったわけだけども衣装チェンジ、という名の眼鏡をサングラスに変えただけのメガネツインズがこちらに向き直りはじまるサングラス。高橋優の英語の発音が良くて笑っちゃう…決して馬鹿にしてる訳じゃなくてなんていうか凄すぎて頭の中で上手く処理できなくて笑う…相変わらずベースが神…
高橋優「スァングラァス(超発音)」
前髪(新曲)
まさかの新曲!!!びっくりした高橋優はどんだけ頭の中に音符詰まってんの????ちょっともう耳から溢れてるでしょ????????
これ……個人的見解なんだけど…わたしのだいすきな「想いよ、届け」のその後みたいな曲だった………
前髪切ったね色も明るくなったねメイクの印象変わったねそれは全部アイツと付き合い出してからだねぼくはずっと前から気付いてたけど気持ち悪いだろうから言わないよ。でも心の中でずっと思ってるきみか可愛い…みたいなこと言ってたんですけど…え……極め付けに「あいつがあの子を泣かせたりしたらぶっ飛ばすからな」みたいな事も歌ってててうあああああああ王様だろうが何様だろうがぶっ飛ばすって言ってたもんねええええってなりました。早く音源化して欲しい。高橋優お得意の幸せになれないぼくがきみの幸せを願う歌でした…ちなみにわたしもこのあいだ前髪切って髪の毛染めたのでわたしか?って思いました違いますね、はい。
Fitting
メガネツインズの曲で泣いてしまったんですよね…Fittingって結構メガネツインズ楽曲の中でも割とヘビーなこと言ってるなと思ってたんだけど今日生で聴いてやっぱり深かった……僕の幸せと君の幸せは違うけどそれをお互い認めあえたらどんなに幸せだろうか…それでもなかなか難しいね難しい幸せを分かち合うのは難しい……ウッ……なんだこれ…
高橋優「薄々気付いたかもしれないけどメガネツインズの曲はどうしてもメッセージ性に頼ってしまって静かな曲が多いんですよね、なので人の力を借りてでも盛り上がりたいと思います」
わたし「カラオケでもするんかなぁ?」
高橋優「ということで最新鋭の機械を用意しました!!それがこちら!!!」
カラオケデンモク「ヤッホー」
わたし「当たってしまった」
ということでいきなり豊洲PITが大きなカラオケボックスになったのです。いやいやいやい…デンモクいじる高橋優可愛い…電波だから関係ないのに機械に近付けてピッてしちゃう高橋優かわいい…後頭部が…丸い…
ALONE / B’z (高橋優)
めちゃくちゃモノマネしててめちゃくちゃ笑った。絶妙なクオリティなんだまたこれが…似てなくないんだけど似てもない…まあ本人がめちゃくちゃ楽しそうだからいいや…
ここで急に二人ともハンディマイク持って前にグッと出てきたんだけど相方ちゃんと「ぎゃあああ!!近い!!!」って半歩前に出ました。近かった……一番を歌い切った瞬間に真顔になって演奏停止ボタンを押す高橋優を見ていつもこうやって一人で静かにカラオケやってんだろうな…と思って笑いました。このクオリティのモノマネを「どんどんやってください!」と言ってくれた稲葉さんありがとう。
飾りじゃないのよ涙は / 井上陽水
映像がカラオケを楽しむメガネツインズだったんだけど高橋優お前これ狙ってんな…って感じだった…可愛こぶってた…思う壷だった……ビジュアル売りしたくない!っていう人もいるだろうけどちゃんとやってて偉いなって思った…誰目線って感じだけどビジュアル売りしたくない!って思ってるかもしれないけど顔が綺麗な人はやるべきだと思う…ブスは出来ないから…顔が綺麗なことも才能のひとつだから…とにかく歌うメガネツインズが可愛かった…歌がうまかった…
この辺りで亀田さんが両手を広げながら「こんな大きなカラオケボックス初めて見たよ~!!ここの人達がみんな一斉に烏龍茶頼んだらどうなっちゃうんだろうね~!?♡」って言ってて身体を折りながらゲラゲラ笑った…なんなの…烏龍茶無くなりますよ…
First and Last Love
楽しかったカラオケボックスは閉店して何事も無かったかのようにメガネツインズのライブ会場に戻った豊洲PIT。後半戦一発目はわたしがメガネツインズの楽曲の中でも一二を争う好きな曲、そうFirst and Last Love。生で聴いても良い曲だった~~~亀田さんのベースが最高だった~~「先生の書く文字ってちいさいよねっと机近付け~♪」の言い方、ちゃんと天使になってて手を合わせた。はやく眼鏡買ってくれ。
メガネザル
メガネツインズ「僕達と踊りませんか豊洲PITォオオオ~!」
会場「イェェァァァァァァ」
家でコソコソ聞いてたときから覚悟はしていたけれどそれを上回るくらいの熱気と楽しさがそこにはあった!チャッチャチャッ!チャッチャチャッ!手拍子してたら踊れんやん!て思ったけどそんなことはどうでもいい、心で踊ればいいんだ! 最後の「寂しい夜はあるけど~」「また会えるから」「会いに行くから」「メガネツインズと踊ろう」で泣いちゃったのでわたしはどれだけこの時を楽しみにしてたんだろうかって客観的に見られて不思議な感覚でした。すごく、楽しみにしてたし、また会えるのもすごく楽しみになりましたね。楽しかった。
カラコン(新曲)
また新曲!?!?!?!?ぶったまげた…高橋優やっぱり耳から音符出てきてるよ…
キャッチーなメロディに高橋優らしいすこし尖った歌詞、「きみはうつくしい」すぐそうやって可愛いとか美しいとか言うからもう~好きです。音源化されるの楽しにしてる、もっとじっくり聞きたい!カラフルな映像が綺麗だった!
視力検査
き、きた~~~~!!!!!!前奏で既にめちゃくちゃかっこいい~~!!!!!!「あれは右だ!いや左だ!」で指を右!左!ってやりたいとずっと思ってたので実行することが出来て最高に楽しかったです。本望だ……思ってた以上にライブ映してた気がするなぁ。ベースとギターが格好良くて何度も下唇噛んだよ…映像も面白かっこよかったし…ふう…最強の才能の無駄使いを見た感じですね…漆黒のスプーン買えばよかったかな…
メガネツインズのテーマ
最後の曲ですと始まった「ツインズ…ツインズツインズツインズ…」うわあ終わっちゃう…と同時にメガネツインズのテーマが始まるというワクワク感も感じながら…
「本気の合図でメガネを外す奴らがいるけれど♪」でメガネを外す高橋優、湧き上がる会場。みんな、落ち着いてよ、普段眼鏡してる人が眼鏡を外しただkぎゃあああああああアァァァってなりました。裸見てるみたいだよね、わかる。言ってること本当にただの眼鏡あるあるなのになんでこんなに格好良くて楽しくて身体が動いちゃうんだろう…かっこいいよう…ツインズ…ツインズツインズツインズ…終わらないで…
サラッと履けて本編終了、そして割とすぐに出てくるTシャツになったメガネツインズ
亀田さん「福島で生まれたメガネツインズが「Power Into Tohoku 」という意味の名前が付いた豊洲PITでツアーファイナルを迎えるのにはなにか意味がある気がする、この曲は結成してからずっとカバーし続けている曲です。聞いてください、」
Day dream River / 忌野清志郎
うわ…って静かに声出た…恥ずかしながらメガネツインズがこの曲をずっと歌い続けていたことは今日知ったのですがこの曲は昔からずっと好きで聞いてて改めて今日メガネツインズとしてのDay dream Riverを聴いて、目で見て、ひとつのことは小さいかもしれないけど小さくても続けていけばちょっとづつでも広がっていっていつかそれが大きななにかになればいいな…と思った…わたしも一人じゃなんにもできないけど隣の人とかその隣の人とかちょっとづつでも何か出来たらやれたらやってそれが誰かのためになればいいな…ららららと歌いながら会場を見渡す二人の笑顔が優しくて、優しくて。タオルください。ずっと夢を見て。
福笑い / 高橋優
亀田さん「メガネツインズでツアーができて本当によかった!それもこれもみんなお客さんのおかげ!ありがとう!またね!そしてこれが本当に最後の一曲、この曲もずっとカバーし続けている曲です。聞いてください、」
高橋優「福笑い」
わたし「もう泣いた」
個人的に今、すごく、すごく辛くて、しんどい状況下にあって、正直このメガネツインズのライブも心から楽しめるのか不安だったんですよ。でも、本当に最初から最後まで最高に楽しかった。
最後の福笑いで「あなたがいつも笑えていますように」「心から幸せでありますように」でバーッて泣いちゃった…わたしも…わたしの幸せ考えてもいいかなぁ……その上で高橋優が物凄い勢いで目を合わせてくるから……ずっと泣いてたんだけど最後の最後に目が合った時にちょびっと笑えたんだ、そしたら高橋優もウンウンって笑ってた( 気がする )
最後の最後にボーボー泣いちゃった訳なんですけど、ボーボー泣いてるブスはほっといてサッサと写真撮影を始めるメガネツインズ。あ!あの有賀さんだ!本物だ!って思いながら見てました。有賀さん可愛い有賀さんにガン無視される高橋優可愛いそれを見守りながらセクシーに横たわる亀田さん可愛い、みんなかわいい。
最後は二人がそれぞれお客さんに向けてのサンキューそんじゃバイバイタイム。高橋優はマイク無くても問題ないくらい声がでかいし、亀田さんのピックは左右に飛んで行った。めちゃ欲しかった。じゃあね~って捌けて行くメガネツインズ、わ~終わっちゃうな~…で、高橋優が眼鏡をガッ!と外してまた湧き上がる会場。みんな、落ち着こう、眼鏡の人が眼鏡を外しただkぎゃああああああああああってなりました。ありがとうございました。
こんなに楽しいとは、いや思ってたけどそれ以上に楽しかったです!新曲二曲もやるツアーってなんですか???何回も言うけど亀田さんと高橋優が本当にずっと楽しそうでそれを見てる私達も楽しくて、みんな笑顔で音楽を楽しんで空間を楽しんでって感じが最高に心地よくて足元お花畑だったと思う。あれは桃源郷だったんだきっと。 またメガネツインズに会いたいと思える、そんなライブでした。
で、ツイッターにも呟いたんですけどここにも書いておこう。高橋優がめちゃくちゃこっち見てきて…いや見てきたんですよ…相方ちゃんとも共通認識で……本当に…あるじゃないですか「あ、今目が合ってるな」っていう感覚。あれが何回もあって。高橋優ってすごい会場を、お客さんをグリグリ見渡しながら歌うひとだと思うんですけどそれの目線が止まるところにいたのかブスだからか金髪だったからか高橋Tシャツ着てたからか、なんなのか分からないけどとにかくすっごい見てきてるな…あれ見てるよな…恥ずかしい!!!ってなって目を逸らして亀田さん見てからもう一回高橋優の方見るとやっぱ目が合う!?!?!?!?なんですか!?!?!?!?結婚しますか!?!?!?!?とはならなかったけどとにかく最初から最後まで五千回くらい目が合った気がするよね!以上、幸せな勘違いオタクによるメガネツインズツアーファイナルライブレポでした!ありがとうございました!
眼鏡より愛をこめて。
メガネツインズツアー7/17 豊洲PIT
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優しくなりたければ強くあれ
高橋優 / 少年であれ
綺麗な心の持ち主がその綺麗な心ごと傷付けられて傷付いて穴だらけにされてボロボロになって遂には自分自身にまで殺されかけて、そんな経験の先で前を向いて光に向かって手を伸ばし続けている強くて優しい人の歌。
注:今回もだいぶ自分のことばかりで勝手に散らかして勝手に終わっています、予めご了承ください。
高橋優はどうやって痛みを乗り越えて
どうやって強くなったのだろうか
「 僕なんか生まれなきゃよかったの? 」
ギターは持たず、声とピアノとヴァイオリンのみ。MVもとってもシンプル。だからこそ歌詞と思いが声に乗ってきてストレートにザクザク痛いくらい届いてくる。
そんなこの曲の最初の一文、かなり衝撃的。真面目で綺麗な心の少年の真っ直ぐな問いかけに大人になった今の高橋優が少しづつ答えていくような、そんな感覚で聞いてます。「別に」とか「面白そうな」とか「楽しい方だけ」とか軽過ぎず重過ぎず、絶妙なニュアンスでその問いかけに柔らかく優しく「そんなに考え込まずに」って決して重く固くなりすぎない言葉で答えていくような歌い方、答え的な部分は多分微笑みながら歌ってる(ように聞こえます)
心を休めることすら許してもらえなかったんだな
あの頃に、教室という小さくて厄介な世界の中で意味の無い悪意を含んだ視線や陰口に晒されて怯えながら過ごしていたあの頃にこの人のこの歌に出会っていたら自分はどうしただろうかって考えながら聞くことがあって。「うるさい!うるさい!」って耳も心も塞いでしまったかもしれないし救われてたかもしれない、当時の自分は自分じゃないので正直考えてもよく分からないけど
あの頃を乗り越えてしばらく経ったあの日、この曲を聴いた瞬間、あの頃の生々しい記憶や気持ちや普段は封印してある黒くて汚い憎悪の類が心の底の方から一気に湧いて出てきて、それと同時に涙が溢れた。
生まれてきた意味ならば後付けでも素晴らしい
素直に「生きててよかった」って思えた。
意味のない悪意ある棘の生えた言葉や行動によって自分の存在意義が少しづつ消されていく恐怖、楽しいこととか嫌なこととかだんだんそういう分別もつかなくなっていく恐怖、「わからないことはわからなくていい」「抱えきれないものは抱えなくてもいい」そんな当たり前のことすら分からなくなっていってだんだん真っ暗で静かな自分の内側に内側に追い詰められていく恐怖。今でも残る恐怖。当たり前を気付かせてくれる友達も大人も周りにいなかったし自分で気付くなんてことも到底出来なかった。でも生きた。
大人になった今でも生きてる意味が頻繁に分からなくなったりするけどその度に「生まれた意味ならば後付けでも素晴らしい」ってあの言葉がふんわりと浮かんできて、「そうか…よく見えないけどこの瞬間にも何らかの意味があって生まれた意味を後付けするための時間なのかな。そしたらもう少しやってみるか。」って思えるのです。私にとってこれは結構、割と、いや、本当に凄いことなんです。
そして 「奴ら」のことは決して悪く言わないこの人の歌詞、むしろほとんど登場してこない。なぜなら「奴ら」はもう当時の事を覚えてはいないだろうし、周りは関係ないから。自分自身がどう考えてどう生きるかによってこの世界はどうにでも変わるから。「生まれなきゃよかったのかな」と一瞬でも思ったことのある人の言葉だからこそ重くて苦しくてあったかくて救われる。
この歌を聴いて心の錘が軽くなった人、
救われた人、もう少し生きてみようと思った人、
涙を流せた人、どれくらい居るんだだろう。
少年よ、君は素晴らしいぞ。
いま君はきっとたくさんの人を救って、たくさんの人の人生を豊かにしているよ。「それ」を聴いた人の心に少しでも希望を生み出せる、そんな曲を言葉を書ける人間ってこの世にどのくらい居るんだろう。
わたしの大好きで尊敬するひとの言葉で「 優しくなりたければ強くあれ 」っていうものがあるのですが、正に高橋優はその通りの人だなと思ってて。優しくなるにはそれ以上に自分が強くなくちゃいけなくて、強くなるにはそれ相応の経験を積まなくちゃいけなくて。どれだけ強くなればこんなに優しくなれるのかな。これは誰にでも出来ることじゃないから、わたしには一生知りえないと思うけど、少しでも想像しようものならば苦しくて耐えられないかもしれない。受けた憎しみや苦しみを憎しみや苦しみでアウトプットしない強さ。うう…強くなりたいよ…………
当時の自分と当時の高橋少年を重ね合わせると感情がめちゃくちゃになって意味わかんなくなって息がしにくくなるけど決して負の感情に飲み込まれてる訳じゃなくて。こんな風に思える様になるまでにどれだけの苦しみと悲しみを味わってどれだけの涙を流したかは計り知れないけれど、当時の少年に会えたとしたらぎゅっと抱きしめて少年の存在意義を夜通し提示してあげたいと思うし、いつか奇跡が一億五千万回くらい起きて地球が三回くらい滅亡して本人に何か少しでも伝えられる時が来たとしたら「生まれてきてくれてありがとう」って伝えたい。
わたしの存在意義を見出してくれて、存在を肯定してくれてありがとう。
いつか少年も、みんなも、生きててよかったと心の底から思える日が来ますように。後付けでも良いから生まれてきた意味を見出せますように。
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隣の眼鏡はよく笑う眼鏡だ
高橋優 / 同じ空の下
正直に言うとこの曲、最初の頃聴くことを躊躇うくらい苦手でした。今でもほんの少しだけその苦手意識が残っています。神様もびっくりレベルのひねくれ大魔王なので世間一般の「良い歌」「明るい歌」「応援歌」の類に拒否反応を起こしてしまってそういう類の歌がどうも苦手で。
素直に聞けなくて、最初に聴いた時は「うわ〜こういう歌を歌うタイプのひとか〜」と全身にサブイボを立てながら秒で聞き流していたのですが少しずつ他のいろんな曲を聴いたり映像やライブ、インタビューなど高橋優本人から発信される様々な生きた言葉に触れていくに連れて段々「この人はこっち側の人間なんだ」ということに気付いて更には「自分と似てる」と思えて。
そう思って暫くしてからもう一度この歌を聞いてみようと。こっち側の人間の書く前向きな歌ってどんなものなんだろうって。単純に興味が湧いたのです。
沢山の挫折や葛藤、困難を経験してきた人の心の底から生まれてくる前向きな言葉は嘘っぽくも薄っぺらくも聞こえないし純粋に受け止められた、と同時にびっくりするくらい自分に落とし込んで聞けました。
明日がそっぽ向いてたり今日がやるせない毎日ばっかり過ごしているもので聴くたびに「なんだ今日の私のことか…」って思うし自分と近いと思う人の言葉だから自分に投影しやすくて移入しやすい、ぽんぽんっと優しく背中を押して…押すというよりは「ほら、ここにいるよ」って優しく叩いて教えてくれるみたいなイメージかな。そっか、わたし一人じゃないのかって。
この手伸ばして一歩踏み出して
「これだ」って腹括って決めた
道なき道をどこまでも行こう
何度躓いても 夢は叶うよ
さぁ 歩み続けよう
やがて時は満ちてく
余談▷一番の「夢は叶うよ」の「叶うよ」が「秋田ぽいなぁ…訛ってるなぁ…」っていうのがこの曲の本当の本当の第一印象でした。「がなうよ」に聞こえる…っていうかそう言ってる絶対。ずっと訛りを捨てずに東京で20年以上訛り続けている広島県出身の某ロックバンドを見て育ったので親近感は大いにありましたし歌が一発録りなのもなんかいいなって思えました。あとカラオケで歌うと「ゥオ〜イェ〜」のセンスがなくて上手く歌えません。今も。
自分に投影すると同時にこの歌を作った本人に移入して本人を思うことも大いに出来て。ちょっと弱ってるとこの二つの意味合いで苦しくなってすぐ両方の目から水が出ちゃうんですよね…バスタオルください…ブビビビーッ
本当に色々あって、ハッピーおたんこなすな私なんかじゃ知りえないし分かりきれない事も大いに含めて沢山あって、もう無理って思ったり歩くことを辞めようって思ったりしたこともあったかもしれない。
でもどんなに転んで泥んこになってもボロクソになっても心が傷付いても周りから笑われても何しても歩くことを止めないで歩いて、歩いて、歩き続けてやっと光を掴んで、その道なき道は今も続いてるんだなって。
よく歩き続けたなって、誰目線だよって話ですけど本当に素直にそう思うし心の底から尊敬する。数少ない尊敬出来る大人の一人が強力すぎて一般人が霞む、というかよく見えない。というか見えない。ていうか居ない。
この曲においての「夢は叶うよ」の強さ。
はい、たった今説得力の高さがエベレストを超えました。なぜならこれは夢を叶えた人の言葉だからです。
人と少し違ったり
少数な方に属したら
蔑まれることも珍しくないよ
でも心配ないよ 腰抜けの戯言
歩みを止めなけりゃ
夢は逃げやしないから
最初の「選ばれたわけじゃない」「才能があるって保証もない」といい、この部分といい、始まりの言葉が少しだけ後ろ向きなのがいいと思うんですよね。少し後ろ向きな言葉から入ることによって「それで?」「だからなんだ?」っていう良い引っかかりになるというか、
続きを聞きたくなるような始まり方だと思うんですよ。始まっていきなり「夢は叶うぜ〜!!!(爆音)」って言われてもなんか全然叶いそうもないし「ウルセェ!」って耳も心も塞いじゃうよね、少なくともひねくれ大魔王は。
蔑まれたりしたことは昔から何度もあるし今でもたまにある。あの頃この曲に出会っていらもう少し頑丈に強くなれてたのかなぁ、なんて。いつだって何か人と違うことをする人は何もしない人にボコボコに叩かれるんだ。この曲作った人もそんな経験があるんだろうか…
望んでた成果はまだ得られない
この高い壁の向こう側に
何があるだろう
ライブで手にグッと力を込めて少し上を見つめながらこの歌詞を歌う姿が好きです。待ってろよ!今に見てろ!って感じがしてたまらないです。一緒に力こぶ握っちゃう。壁の向こうには何があるのかなぁ、出来るだけ素敵なこととか、幸せなことだといいな。
いつかまた会えた時は
胸を張っていたいな
まだ笑うには難しい
増えてくばかりの傷も
君と笑い飛ばせりゃいい
その時まであと
どれくらいの涙が流れても
独りぼっちでも 孤独とは違うよ
同じ空を見てる
すごく小規模なこと言うと「いつかまた会えた時」=「ライブ」と思ってて。ライブってどちらかと言えば非現実な空間と時間じゃないですか。現実社会で戦って戦って、負けちゃったり落ち込むことの方が多いけど「でももうすぐライブだから踏ん張らなくちゃ!」とか「頑張ってコイツ倒してからライブ行こう!」とか。とにかくライブに行くのに、好きなあの人に会いに行くのに自分の中で後ろめたさがあってはならないと思ってて。
胸を張って全力で楽しむには現実社会でそれなりに頑張らなくちゃいけないと。折角なら胸を張って会いに行きたいと。会えた時に嫌なことも笑い飛ばせればいいと、思いながら日々をせっせと歩いているわけです。
「独りぼっちでも孤独とは違うよ同じ空を見てる」
これは「一人」と「孤独」を知ってる人の言葉。
いつもここで我慢出来ずにポロッ…と目から一粒だけ水が出てくる…よく「一人だなぁ」って思って鬱ぎ込む人間だから…でもそれは孤独じゃないって、みんな同じ空を見てるんだよほら君も見てごらんって自然と視点と顔を上に向けさせてくれる…わぁ…今日も綺麗な空だなぁ…
まだ笑うには難しいとかあとどれくらい涙が流れてもとか単純に「笑ってー!笑ってー!」って言いまくるんじゃなくてちゃんと聞き手が自分から笑えるのを待ってるこの言葉の使い方、強制じゃなくて同調だから良いんだと思う。最終判断はこっちに任せてくれてるからポジティブ恐怖症でも素直に聞けるし、ウンそうかなって感じられる。
明日も笑えるよきっと
何が待っていても
行けるところまで行こう
同じ空の下で
ここも「最後まで」とかじゃなくてあくまでも自分が、あなたが「行けるところまで」行こう!というのがいいと思うんです。もはやこの曲の歌詞みんな良いんですけど。
強くて腹立つくらい強い人の曲。ほぼ毎回言ってますけど本当にこの人強いなぁって思うんだ…夢を持った人間は強くて羨ましい。私は夢が全く無い人間なのでやっぱり夢がないとダメですか…?とか色々考えちゃったりもす…ボコッ!…ウッ…ドサッ……ひねくれネガティブ大魔王はきりたんぽで殴ってから燃えるゴミに出しておきますね。
逆にこんな風に思えてこんな言葉を生み出すまでにどれだけ辛くて苦しいことを経験したんだろうって考えると胸が痛むんですけど、どんなにひねくれネガティブ大魔王でもこの人も頑張ってるしこの人が言うなら本当に明日も笑えるし何があっても大丈夫な気がするぞ、よし明日も頑張ろう!って思える魔法の言葉が詰まった、痛いくらい強くて悲しいくらい優しい曲です。
国歌レベルで歌い続けて欲しい。
明日も笑えるよきっと。
※「この曲について本気出して考えてみてくれ」「このことについて本気出して考えてみてくれ」等のブログのリクエスト、感想、なんでも腕を広げて待ってます。優しい言葉でお願いします
Twitter ▹https://twitter.com/to_darui
便利さの代償に失ったものは何?
リクエストいただきました、ありがとうございます。今回もだいぶ暗めな自分の世界にに入り込んでシリーズ史上最強に支離滅裂になっております、何回も読み返してたら自分でも意味わからなくなりました……最初に謝りますごめんなさい…出来るだけ温かい目で薄目で読んでください…それでは始めます……
高橋優 / 発明品
携帯電話、スマホ、SNS、人類の発明と発達によって便利になった反面それまで無かったはずの、つまり感じなくても生きていけていたはずの「 寂しい気持ち 」も一緒に発明されてしまった、というはなし。
この曲は最初から最後まで、頭蓋骨の裏側にザラザラザラザラ響く高橋優の超低音ボイスで展開していくんですけどそれが、もう、最高に良い。高橋優の低音はエアコンでキンキンに冷えた部屋で寒い~!って言いながらふかふかのお布団に包まるのと同じくらい気持ちと心地が良いんです。そんな超低音ボイスで、特に大盛り上がりすることも無く、ただ淡々と、ぽつぽつと、吐き出し続けます。
※めちゃくちゃな余談※ この曲を最初に聞いた時ちょうどわたしのイヤホンが死にかけてて銅線が見えてたんですけどそのせいで良い感じに音が飛んで聞こえてきて、それがなんだかやけに「発明品」っていう曲と合っててびっくりしたんですよね、そういう仕様かと思って。すごいなって。そしたら単純にわたしがボロのイヤホン使ってただけなんですけどねははは…はは…はい。
簡単だ お買い得だ ワンクリックだ
愛情が アカウントだ 出会った 誘った
SEXした 別れた 入社した 働いた
怒られた 辞めた あぁ 孤独だ 孤独だ
あぁ 困ったな あぁ
あぁ 孤独だ 孤独だ あぁ どうしよう
トントントントンと同じテンポで意味があるような無いような、取るに足らない現代の日常みたいな、そんな言葉がつらつらと並べられて行く。聴いていて知らないうちにどんどん暗い螺旋階段を降りて行くようにだんだん底の方へ引き込まれて行くような、そんな感覚に陥る。
あぁ孤独だ 孤独だ あぁ どうしよう
冷静に今の自分と孤独を見ているように思わせておいて「どうしよう」と言う。そうだよね、分からないよね。どうやってこの孤独と一緒に生きていけばいいんだろう。自分が孤独だということはわかってるのにその孤独をどうしていいのか、この先はどうしていけばいいのかはわからない。この等身大の叫びみたいな感じがたまらないし近くに感じるひとつの要因でもある。あれ?これわたし?
大サビ前の「あぁ嗚呼あゝアァ唖々パート」が言葉は特に無いのに繰り返される「あぁ」からいろんなものが伝わってきてだんだん苦しくなってくる…
こういう、前にも後ろにも押されないような、ただそこに存在するだけのような曲が好きで。
暗くて静かな部屋で独り膝を抱えて目をぎゅっと閉じて聞きたい、とことん自分の孤独を感じて、とことんこの曲の孤独も感じていたい。
スマホやSNSがなかった頃はこの気持ち、どうだったんだろう?私は割と携帯/スマホ/SNS世代なもので、その前の時代はランドセルを背負って地球を蹴り飛ばしながら過ごしていたから大人な男女の関係性とか大人な心とか気持ちとか深いところはあまり分からないけど、ノートにこっそり自分の心の中をちくちく書き込んでいたようなことを今はフリック入力で不特定多数の知らない人たちが見える世界に垂れ流してるっていうことなのかな。そう考えると今はめちゃくちゃに恥ずかしいことしてるんだな。
自分自身がやってることは昔と対して変わらないはずなのにどうしてこんなにストレス感じて息苦しくなってしまったのか、自分の中だけで成立していた世界の中に「 対人 」が生まれたからだろうか?
個人的な話ばかりで大変申し訳ないけれど、自己肯定感が無いに等しい私のような人間にとって「いいね」とか「リプライ」とか「フォロワー」とか、結構大事で。うわネット恐ろしいなと思う瞬間もあるけど「いいね」とかで自己肯定してもらえているような気がして心がちょっと満たされてるのも事実で。それと同時に少なからずストレスを感じているのも確か。結局、SNSの自分がどこまで本当なのか自分でもよく分かってないし、無意識で演じているかもしれない、どこまでが本当なのか嘘なのか分からなくなる。お手軽過ぎてノートにこそこそ書いてた頃の時間とか想いと比べると今は自分と向き合う深さがなくなってしまったような気がする。
好きなものや思考が似通った顔の知らない人達と簡単に繋がれて想いを共有できるのは絶対的に今の時代の良さだと思うしおかげで楽しくやってる部分が大半だけどこうやって良いことばかりじゃないのも分かってる。でももうそれが自分にとっては必要不可欠なものになってしまった。切っても切れない、満たされると同時に、この「 淋しい気持ち 」とも一生一緒。あぁ、困ったなぁ あぁどうしよう。
一人で居た時よりも今の方が誰かと
繋がっているはずなのに
一人でいた時よりも孤独を感じる。
顔を上げて周りを見渡すと、
あぁやっぱり ひとりだなぁ。と。
いつか君に言えるかな
「 好きです 」と一言
直接言えるかな
見つめ合って言えるかな
君は今ここに居るのかな
未来にいるのかな、
はたまた過去にいるのかな。
電波通じてなくても
想い合っていればきっと
会ってるのと同じだと
昔の人が言ってたらしいよ
「想い合ってる」 と 「会ってる」 で掛かってて綺麗だと思う。 この昔の人が言ってたらしいよっていうこのどこまでも曖昧であやふやな問いかけで終わるのがまた…良い……… 心の中でいつまでも余韻の波が残り続ける終わり方というか…「~って言ってたらしいけど、今を生きてる君はどう思う?」みたいな。今のネット戦国時代に生きる人全てに教えてあげたい言葉。こんなふうに思える人と出会えたら幸せだね。
暗くて重くて、でも決して冷たくない、不思議な曲。ああ~~あぁ…嗚呼…まだまだ暗い暗い螺旋階段を降りて行く必要がありそうだ……
※「この曲について本気出して考えてみてくれ」「このことについて本気出して考えてみてくれ」等のブログのリクエスト、感想、なんでも腕を広げて待ってます。優しい言葉でお願いします
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今日もどこかであなたが幸せでありますように
高橋優 / 僕の幸せ
リクエスト頂きましたありがとうございます。ざっくりわかりやすく説明するとTHE 高橋優 な曲です。彼の人となりが何となく分かります。とか言いながら本心は全然違ったら最高だね、ということで始めます。
まず最初にすみません、多分日本でいや世界で一番この曲聞いてるのわたしだと思います。いやほんとに、下手したらご本人より聞いてるんじゃないk…あっゴメンなさい眼鏡は触らないで!……いやでも割と本気でそう思うくらい聞いてます本当にマジで。本気と書いて、マジで。
この曲、全体通して「僕」が主体なんです。
「君」は登場しているけど「君」自体の考えとか思いは結局最後まで一切出てこないんです。それがなんだかちょっと不思議に感じて。「君」とはなんなのか、そもそも人なのか、精神的なものなのか、単純に「君」に感情移入したり、いろいろな聴き方が出来る曲だと思います。まぁ私なんかは古のハッピーポンコツなんで感情移入して以来なかなか帰ってこれません。
僕の幸せがここにあれば それでいいと思ってた
綺麗な風景を見て 涙が溢れそうな時
君に見せたいと思う 君の顔思い浮かべてる
僕は僕が幸せならそれでいいと思ってた。そんな僕が変わったのは君と出会えたから。この綺麗なものあの人にも見せてあげたいとかこの美味しいものをあの子にも食べてもらいたいとか、綺麗な風景とか美味しいものとか自分が思う「良いもの」を共有したいっていう感情って最高級の愛だと思うんですよ。あの子にも見せてあげたいな、どんな風に見るのかなって。
笑っているのかな? どこかで泣いてやしないかな?
喜ぶ顔が見たくて 満足げに笑う君を見ていたくて
僕にできることを ずっと探し続けてるよ
わがままを言うけれど 僕の幸せは君の笑顔
笑っているのかな?どこかで泣いてやしないかな?この歌い方がなんだかちょっとだけ寂しそうっていうか切なそうっていうか笑ってるけど涙を流してるようなそんな風に聞こえて胸の真ん中あたりがぎゅっとなる
わがままを言うけれど僕の幸せは君の笑顔ですって???ハイ、この世で一番綺麗なわがままです、たった今決定しました。このわがままを言うけれど〜っていう前置きによって「僕」主体感がより一層引き立つしものすごい控えめに愛を伝えてるのかなっていう…君にこんなこと言ったら困らせるかなぁって思いながら言ってるのかなぁ…とか…思うと…
君が言うような 真心とか優しさに程遠い
ろくなものじゃない そう、僕もただ幸せが欲しいのさ
高橋優ってすぐ「「優しい」って書いて「優」って読むのに全然優しくない…」とか言うじゃないですか。
他人の思う「優しさ」と自分の思う「優しさ」に対して凄いコンプレックス持ってんじゃないかって思ってて。「雨に濡れてる捨て犬を拾ったら「優しい」ですか?それってただの人間のエゴじゃないですか?」みたいな。
「優しさ」という不確かなものに生まれながらにして縛られてんのかななんて思ってるんですけど「僕もただ幸せが欲しいのさ」なんて言われちゃった日には、ねぇ。そっと抱きしめてあげたくなりますよね。ろくなもんじゃない、なんて弱み見せちゃってさ。ずるいよ。結婚しよ。
この命と引き換えに なんて出来るだけ言わない
君がいるこの世界に いつまでも生きていたいから
エーーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッ!?!?!?!?!!?なんだって!?!?!!!?
びっくりした…ハァハァ……このフレーズには上空5,000メートルくらい垂直にぶっ飛んでから地面におでこ擦り付けちゃうくらいの衝撃を受けました…どちらかというと「この命と引き換えに」タイプの人々の歌を聴いて育ってきたもので…取り乱しました…すみません…
無邪気なままの君が
いつまでも消えてしまわないように
勝手なこと言うけれど
僕は君の笑顔を守りたい
「無邪気なままの君が」ってフレーズだけで素朴で純粋でめちゃめちゃにいい子なんだろうなって想像できるしその大事なものがこの先の困難とか悲しい出来事で無くなってしまわないように、僕は君を守りたいと。はぁ、また勝手なこと言うけど〜とか言うじゃん…世界中の勝手なこと言ってる人間に「僕」の爪の垢を煎じて飲ませてあげたいわ。ていうか勝手に口に放り込みますわ。
これは独りよがりな気持ちかもしれないけれど僕はずっと君を守りたいし、僕の幸せは君の笑顔だと言う。この曲を聴き終えるたびになんて素敵でなんて綺麗な心の持ち主なんだろうと、こんな人に出会えてこんな人が作った音楽に出会えて本当に良かったと心の底から思えるのです。歪んでる人間からしたらほんとかよ?って思っちゃうくらい真っ直ぐで愚直な人の歌。
あなたの幸せがずっとずっと続きますように。
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心の栄養補助曲品
今回はリクエスト頂いた曲です。ありがとうございます今回も超個人的見解を吐き散らしていきますのでよろしくお願いします。
まず最初に言いたいのがこの曲に出てくるきみは何かによって物凄く深く傷付いてしまっていて、それをぼくが「大丈夫、大丈夫」って言って励ましながら明日に導いてくれてるんだという解釈で聞いるということ。精神衛生を良くしたいと思う方は是非。
高橋優 / 虹と記念日
この曲、全体的に珍しい曲だと思うんですよね。マイクから50メートルくらい離れてるような歌い方?声の出し方?っていうんですか?柔らか~~~い雰囲気とか、大サビのファルセットとか曲のタイプも他にあんまり類を見ないっていうか。全編通して果てしない透明感がありますよね、純度の高い綺麗な水を凍らせた氷みたいな、真夏の青空みたいな。どこまでも澄んだ空気感。全部ガァァって歌うだけが高橋優だと思ってるそこのあなた、「ちょっと聞いてみて」って感じ。コーラスが合わさって二重に聞こえるのは「虹」だから?違いますね、はい。
明日きみと駆け落ちするのもいい
二人だけで住むならどこがいい?
例えばの話だけど
きみが望むならすぐ連れてくよ
他は比較的、比喩的表現なのにこの部分だけやけに生々しくてヒェッてなりませんか?だって「駆け落ち」ですよ?待ってね今ウィキペディアで調べてみるからね?
駆け落ち
愛し合っている男女が一緒になることを親によって許されない事情があり、親の知らないところで同棲生活をするために一緒に逃げること。
ヒェッ…
ここの「二人だけ」の「だけ」が良いですよね〜、もう二人だけの世界だ〜きみが望むなら今のこの現状ぶっ壊して別の生活始めちゃっても構わないよだって〜
どこが良いかなぁ…海が見える高台に建ってる白いお家が良いな、木造の。「おはよ」って牛乳飲んでる高橋優に「おはよ」って返したい。牛乳あんまり好きじゃないけど
言葉並べたって意味がないこと
泣いてたきみの隣で気付いた
痛み分け合えりゃ
どれほどいいだろうと
考えはするけど
いつも何も出来ない
ずっとずっと明るい言葉しか言って来なかったのにここへ来て突然、きみの痛みはわかってるはずなのに具体的にきみの為にぼくは何も出来ないって言ってるの胸がギュッてなる…大丈夫だよそんな風に思えてるならもうそれすらきみの為にも力にもなってるはずだよ…
そして最後に気付くのです、そう、この曲の中のぼくは
肯定しかしていないということを。
今笑えなくても、 ぼくが笑わせてあげるから
立ち止まっても、焦らないで大丈夫
悩んでも、とりあえず今を見つめていれば
「きみが居てくれるだけでいい」
あの、別に変な意味じゃなくてこの曲、ちょっと精神的に辛くなってる人に聞いて欲しいし周りにそういう人が居てなんとかしてあげたいと思ってる人にも聞いて欲しいと思うんです…一ミリもきみを否定しないで肯定し続けてくれて更には「ただ居てくれればいいよ」なんてこんなストレートに存在を肯定してくれたらそれだけで胸がいっぱいになって嬉しくて泣いちゃいそうだ。
人生は雨雲続きで雨降りばっかの時もあるけどそれを晴らすのは「木漏れ日のような笑顔」、つまり、きみ自身なんだよって優しく諭して終わっていく……なんだこの尋常じゃないくらいの心のあったまり具合は…いまなら何に対しても優しく接してあげられそうだ……
笑ってる顔を見て「木漏れ日みたい」って思える高橋優の思考をいますぐ無形文化遺産に指定すべきだと思います。以上です。
「明日ぼくと駆け落ちするならどこがいい?」
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