CANDY

愛はどんな味でしょうか? Twitter:@to_darui

夜明け前が一番暗い

 

 

高橋優 / 希望の歌

 

 

質問箱よりリクエストしていただきました

ありがとうございます

今回も好き勝手に語らせていただきます

※ずっとこの一文を書くのを忘れていましたこれから書きます

 

 

 

高橋優って墨の字で書いてあるような曲。

 

初めて聞いたとき「あれ?以前どこかでお会いしましたか?」みたいな気がした。タイアップは特に付いていなかったみたいなので、どこかの場面で自然と耳に入って残っていたのかなぁ。

 

初期橋優さんの代表各の一つ、と個人的には認識しています。この曲に限らずですが初期の「やるしかないんだ!突撃だ!いくぞー!」が溢れる高橋優の楽曲の数々、嫌いじゃない、むしろ好き。秋田の地に転がってた眼鏡をかけたゴツゴツした煤けた原石をガンガンガンガン削ってみたら「あ、あれ?なんだか綺麗な光り輝く綺麗な石が見えてきたぞ?」みたいなこの感じ、無限の可能性を感じてワクワクが止まらんよ。

 

 

 

「ひとつのこと」を続けるのってものすごく大変だし辛いし誰もが出来るわけじゃないし、周りや世間から、時には自分自身から投げ込まれる尖った言葉や出来事に曝され続けて傷付いたり休憩したりしながらその道なき道を進み続けるってもうそれ自体が「才能」だと思うんですよ。わたしは三日坊主もビックリして腰抜かすくらいの堪え性が無くてのび太もビックリして倒れるくらい打たれ弱くて、あの頃見てた夢は諦めちゃったみたいなタイプの人間なので、この曲聞くと若干の居たたまれなさと後悔と苦手意識がふんわり湧いてくるのです。「いいなこんなに」「貫き通せる気持ちがあって」「羨ましい」………ハッ…いかんいかん… 

 

今を生き抜くにはもう自分を「信じる」しかないんだ、信じていれば今がどんなに苦しくても今立っている道の先が暗くてよく見えなくてもいつか何かが変わるはず。そうであってくれ、みたいな。この場合の「希望」っていうのは望みっていうよりこの人の「願い」みたいなものに近いように感じる。こうであってくれ、こうでありますように。みたいな、神頼みのようにも聞こえる。もちろん自分自身から溢れる「自信」とか「力」はあるけれど、自分を信じてはいるけれど、それでもそれでも、ふとした瞬間に「神」という不確か実体のない存在に頼ってしまう…それくらい苦しくて暗い今もいつか眩しくて目が開けられないほどの光で満ち溢れていきますように…!

 

明るい時ばかりじゃなかったでしょう、そんな時の高橋優のことを思うと、今の高橋優のことを思うと、この人だから歌える曲なんだと思うしこの人だからこそ説得力が半端ないのです。

 

???「 高橋ハンパねぇって! 」 

 

苦しくてもがいてるけど決して諦めない、それでも辿り着きたい夢があるから。最後は暗闇が朝陽で少しづつ照らされていくようなような感覚。

 

 

自分を信じ抜くために、

歌おう「希望の歌」を。

 

 

 

希望の歌

希望の歌

  • 高橋優
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

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君のいない場所で見る朝陽は

 

 

 

 

高橋優 / スペアキー

 

  

おかえりとか君の背景とか、ほのぼのぶわぶわ幸せLaLaLaラーラーララブソングの後に続けて聞くのが好きです。落差が激しくて全身を強く打って死にます。

 

余談:個人的に高橋優のキーって絶妙なんですよね…出そうで出ない曲が何曲かあるんですけどこの曲に至っては音が全く取れない、取れなすぎてイライラします。全体的に耳で聞いてるとわりとフラットでキーが高めな曲が多いように見せかけて実はグッと落ち込むその音が鬼のように低かったりして、全然気持ちよく歌えなくて腹立つんですよね、…ハアハア…短気な音痴はカルシウムとって落ち着きますわ…ボリボリ…

 

 

福笑いとか明日はきっとほにゃららとかでしか

高橋優の歌声を聞いたことのないみなさ〜〜〜ん!!!耳心地最高の高橋優の低音ボイス曲ですよ〜〜!!!!低音の高橋を推したい、いや推す。

 

「高橋優はどの音程も声がよく出るんじゃ〜」©岡野昭仁

 

カッティングっていうんですか?このギターかっこいいんだ、それにしても後ろの楽器の音がやけに大きく聞こえるのはわたしだけですか?

 

言ってること割りと最低なんですけどね…その後ろで切なさが両手に包丁持って立ってるようにも見えるんですよ…ただの別れの歌に聞こえない…

 

わたしはこの曲、「僕」が「彼女」に復讐してるんじゃないかと思いながら聞いてるんですけど皆さんはそんな風に聞いてるんでしょうか?彼女が浮気してるのを発見してしまった僕のささやか…全然ささやかじゃないけどささやかな復讐…なのかなと。別れの切り出し方が突発的過ぎるし、僕が裏切られたような感じがして。

 

永遠を夢見てたのも、愛し合ってると思ってたのも、全部僕だけだったの?嗚呼、じゃぁ…もう終わりだ。飾りごと思い出も君への思いも全部、捨てます、ガサッ

 

とにかくわたしはこういう解釈で聞いているということを先にお伝えしておきたい!それでは少し詳しく見ていきましょう…!

 

 

 

今日限りで終わりにしよう 僕ら別れよう

君のこともう好きじゃないよ 

人は変わるんだよ

二人が出会ったことに意味なんてないよ

どのみち終わりだよ

 

会話開始二秒後に「別れよう」待って、待っておくれよ。別れようって言われてなんで?って聞いたら「君のこともう好きじゃないから」だって。いつも「二人が出会えたのは奇跡」だとか「僕は君の笑顔が見たい」とか言ってるのに「二人が出会ったことに意味なんてないよ」って……待って…このひとだれですか…?

 

番号なら消去しておいたよ

 君もそうすればいい

今日までありがとう

 

別れようって言い出してる時点ですでに番号消してるし、こっちまだ返事してないのに「ありがとう」って言うし。待って…よ…これ本当に…高橋優…?

 

待って待ってと言っていたらどんどん外に押し出そうとしてくる高橋くん

 

必要なものだけ持って出て行けはやく

哀れんだりしない 慰めたりしない

良い思い出だったよね

飾り外して置いて行け スペアキー 

 

飾り=二人の思い出、スペアキー=二人を繋ぐ鍵、それを外して置いて出てけって言う。悲しいね…苦しいね…

 

君の目を見て話そう

見納めになるだろう

気に入らないならそれで良い 

出て行けはやく

 

もう僕がどれだけ悪者になっても構わないから一刻もはやく僕の部屋という僕の人生から出て行ってくれと。「はぁやぁくぅ」って本当に!お願いだから!早く出てって!って感じが好き…えぇいっ!て無理矢理にぎゅうぎゅう彼女の背中を押してる感じが。

 

幸せになるよ 君がいない場所で

扉を閉めたら 鍵をかけるよすぐに

 

扉を閉めたら鍵を閉めるってことは扉を開けて外に出すのも僕だよね…僕はどんな思いでその背中を見つめるのかな…

 

「君がいないところで幸せになる」これこそが僕にとっての精一杯の愛の復讐なのでは…?うっわ!!!好き!

 

愛し合った人よ 永遠を夢見た人よ

良い思い出だったよね 

飾りは捨てておくよ スペアキー

 

怒ってるの?泣いてるの?っていう歌い方がなんとも胸が詰まるというか、泣いてるのかなぁ…?愛してた人に裏切られてもどこかでその愛してた人の幸せを願う…

 

結局、飾り(思い出)はスペアキー(二人の鍵)に付けたまま彼女はそのまま外に出て行っき、置いておかれたそれもこれもなにもかも僕が捨てておくよと。彼女が出て行って鍵を閉めた後の部屋でひとり、僕は何を思うのでしょうか…

 

  

スペアキー

スペアキー

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

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あの少年よこっちも戦ってんだよ~NIPPONロマンスポルノ’19ライブレポ2日目~その2

 

 

 

okometabenayo.hatenablog.com

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二人が最後のMCを始めます

 

 

晴一さん「ポルノは青春からの地続きで、ここまでいろいろあったけど、どこでも途切れていないんです。その遠い日々や青春みたいなものは汚しちゃいけないと思ってて。ポルノを惰性でやると汚すことになるわけよ…わかるよね?本当にやりたいことか、面白いと思っているかをこれからさらに確認しながら、また皆さんの前に立てればいいなと思っています。ありがとう。」

 

岡野さん「ぼくは結構、現実主義というか「冷めたところ」がある人間なので正直20周年でどういう気持ちになるのかなって思ってたんですけど…結構…キてるね!おぉ、キてるよ!…で…今なら伝えられるんじゃないかと思って……ぼくらは、何か大きなことができるんじゃないかと思ってここまでやってきました。皆さんも何かひとつ、自分の中で信じてみてください。そうしたら、なにか掴めるはずです。何か、ひとつでも信じてみてください。それでわしらは今日みたいな素晴らしい景色が見られたんです。みんなが、ポルノを求めてくれたから。失速するときもどんなときも背中を押してくれたからここまでやってこれたんです。本当に、ありがとう。」

 

 

わたしは現実主義で冷たい部分がある岡野さんが好きで、大好きで。でも本人からそう言う切り口でなにか言葉を聞いたのは初めてだったような気がする。そんな岡野さんが瞳を少しゆらゆらと光らせながらみんなに向けて「信じてみてください」と言ったその意味…苦しくて苦しくて…ありがとうに入り切らないありがとうをいまあなたへ…あなた達へ……わたしはずっとポルノが前を歩いてくれていたからここにいるんだよ…


最後は歌って踊って暴れましょう!!!と始まるライラ。20歳になったポルノグラフィティのセトリからジレンマが消えた瞬間だった。新しいポルノのトリを任されたのかライラ、それとも…その真意を確かめたいので次回のライブを早めに教えてください。

 

 

ライラ

 

口上


晴一さん「君たちは、ポルノを好きになって良かったですか?ポルノは君たちに何かを届けられていますか?ポルノのファンになって幸せな気持ちになれたでしょうか…?そしたら…岡野くん…お願いします…」

 

岡野さん「承知しましたァ!!!!!!!!」


は、は、はる…晴…一…さ…ああ…ああ……うう……(語彙力が爆発)わたしは…ポルノを好きになってよかったよ…色んなモノをたくさん届けてもらってるよ…幸せな気持ちになれてるよ……ライラらしく踊って歌って泣いて笑いました…いや…号泣でした、もう無理でした。テンポが遅いです…そしてかがやくウルトラソウルで東京の天井が破けました。

 


ライラも終わり、サポメンやNAOTOstringsの皆さん、本間さんが掃けてステージは二人だけに。と、後ろのスクリーンの映像がググググッと引き始めます。「えっ!?もしかしてアルバム…!?!?!?あっ!?全国ツアー!?!?!?!?」って思ってたら祝!の文字。「うおおおおおおおおッ…ぉっっ…おめ…おめでとう……」ってなりました。

 


そこへはっさくめがね(イラスト)が登場、20周年を祝してみんなで乾杯しましょう!とのことでメガジョッキと可愛いビールの売り子さんが登場。本当に可愛いビールの売り子さんが注いでくれた綺麗なビールを持つ二人、はっさくめがねの音頭に合わせて5万人と二人でかんぱ~~~い!!!おめでとう~!!!

 

エアビールを飲み干してから二人の様子をモニターで見ていると、なんだかやけに早いスピードでビールをゴクゴク飲み干していく岡野さん…これイッキ飲みするつもりなのか?大丈夫か?メガジョッキよ?…と思いつつ晴一さんに切り替わる画面、晴一さんはもう既に口の両脇からビール流れ出しててちょっと笑ってたら画面がまた岡野さんに切り替わった瞬間、あの薄い眉毛をめいっぱい八の字にした岡野さんが「ごめんなさい~」「やっぱり無理だった~」「申し訳ない~」みたいな何とも言えない悲しそうな顔で口からビールを吐いてるじゃありませんか。効果音付けるならダバァって感じかな…わたしは推しが口から液体吐くと興奮するタイプのオタクなのでここで爆発しました。ちなみに鼻からも出てた。完全に食道から戻ってきてた感じでしたね。そのあとぴょんぴょんしたりしてるの見て花道の端まで行ってゲロロロロってならないか、生声の前のシィッ……て会場を静かにしてからゲロロロロってならないか、心配でした。大丈夫でした。そんなゲロゲログラフィティがそのあとステージの真ん中に胡座をかいてそこでもう一度ジョッキを交わす二人の姿を見てグッときました。私は見たことないけど、こうやって何かあったら一緒にお酒飲んであーでもないこーでもないと語り合い、嬉しいこととか悲しいこととか共有する時間があったんだろうなと想像して。ポルノグラフィティ岡野昭仁新藤晴一じゃなくて「おかのくん」と「しんどうくん」の顔してた。

 


そして最後の生声

 

晴一さん「気をつけて帰ってください!!」

この時の晴一さんの顔と言い方から鬼気迫るものを感じて思わず背筋を正しました。


岡野さん「みなさん、ポルノのファンで居てよかったと思いますか~!?ぼくらもポルノグラフィティで良かったと思ってます!ありがとう!!!」

 

ポルノのファンで居てよかったと思いますか?なんて……そんなことポルノから問いかけられる日が来るなんて………死ぬ為に生きてた自分に生きるきっかけを与えてくれたのはあなた達なんです…なんににも興味が湧かなくて心が冷めてて友達も居なくていい事なくて死にたいと思いながら生きてた色の無い小さなわたしの世界にポルノグラフィティ一雫の色を落としてくれたんだよ、その色が少しづつ広がっていって「どうせ死ぬならその前にこの人たちの音楽を生で聞きたい」と行ったライブで初めてこのひとたちをもっと見ていたい、ライブに行きたい、音楽が聴きたい、という欲が出た。この人たちがいる限り生きようと思えた、それからポルノきっかけで大切な友達も出来た。夢も見た。たくさんの素敵な景色も見られた。最高の思い出もたくさん出来た。わたしはポルノのファンで居て、ファンになれてよかったと心の底から思うよ…いまでも変わらず生きるのは下手で辛くて辞めたくてでも辞める勇気もなくてグズグズと毎日生きてるけれど、そんな時に支えてくれるのがポルノグラフィティでありあなた達が作る音楽であるのです……プッシュプレイの「僕を突き動かし導いたあの魂の叫び今聞きたい」という歌詞がまさにそれで。それまで死のうとしてたひとが生きようと思えた、その叫びがこの人たちの叫びだった。あの時DVDで見たポルノグラフィティの叫びが、私を突き動かしてくれた。

 

本当に本当に、出会ってくれてありがとう。

 

20周年おめでとう、

そしてこれからもどうぞよろしく。

 

 

 

 


あのショーは何を残したかな?

 

 

 

 

 

9/8 (日)  東京ドーム

 

 

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あの少年よこっちも戦ってんだよ~NIPPONロマンスポルノ’19ライブレポ2日目~その1

 

 

毎度のことながらライブ中及び通常時の知能指数3、語彙力2、記憶力1、そんな人間による未来の自分の為の記録ライブレポです。鬼のように長いので悪しからず。

 

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「昨日で奇跡は起き終わったから今日はドキドキも何もないし、むしろ2階席から昨日見えなかったものを見るのが楽しみだ!」とかなんとか、どこかにいるポルノファンに後ろからぶち殴られそうなことを言いつつ入場ゲートへ。

ビーッと出てくるチケットには階スタンド2列目の文字、「よし来た!」ということで2日目は1塁側2階スタンド2列目からの景色をお送りします。

 

階段を登って座席に座って、初めてポルノのライブ会場になっている東京ドームを見渡した。広い、広い。そこから昨日自分たちが座ってた席を見て「やっぱり…夢だったのかな…」なんて思ったりして。 9月8日、全力でポルノの20周年をお祝いするぞ!と小さく気合を入れて開演の時を待ちました。

 

~開演~

 

デーデーデーデーーーーーーー…

ぼかーーーん!!! 

 

またビックリした。昨日もびっくりしたのに。なんならわかってたはずなのに。

 

ステージに向けた目を凝らしてもなかなか二人のその姿が確認できない……あれ?…あら?…なんて思ってたら歓声が。バッと視線をセンターステージに向けるとそこには二人の姿が。

 

「これは…!」

 

プッシュプレイ

 

おいおい待ってくれよ…いきなり演出変えてきたぞポルノグラフィティ…セトリだけ変えるんじゃ無かったんですか…?これから先で何が起きるのか分からなくなって良い意味で期待を裏切られて最高にわくわくした。昨日とは打って変わってお客さん込のその景色が最高に綺麗で、感動しちゃった、真ん中でプッシュプレイを歌う二人の顔が昨日と同じくらいそれ以上にキラキラ輝いて見えて。

 

Mugen

 

「カモン!」とか「叫べ!」って煽りに煽ってくる岡野さん、最初のコールアンドレスポンス

終わりの「ウォーオォ…ウォー…ォオオオーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」が強すぎて東京ドームの壁にヒビが入りました。メリッサがMugenになったぞー!

 

THE DAY

 

THE DAYは変わらないでいてー!ってこっそり願っていたのでデデデデッデデッデって始まった時は極小の声で「よっしゃ!」って言った。昨日より今日の方が岡野さんの声の調子が良い気がした。晴一さんのギターと岡野さんのシャウトが最高に心地良い……色んな「格好良い」の要素のいいところだけを抽出して出来上がったような、そんな曲…。

 

たぶんここでMC(曖昧)

 

岡野さん「今日は!ポルノの20周年の記念の日!ロマンスポルノ!神VS神!最終日!盛り上がっていくぜ!ミリッター外すぞ!!」

わたし「ラッパー?????」

晴一さん「今日やらんでいつやるんじゃって話じゃん、やりますよ今日は。」

わたし「やるっきゃナイトですね、分かりました」

 

そして本間さんの本ジャムタイム、昨日きっとスタッフさんに何か言われたんだわ、と思うレベルでサクサクと滑らかに進んで行くトーク

 

晴一さん「俺達の第一印象どうでした?」

本間さん「華はあったよね、華は。華は…あった…見てくれも良いし声も良いし…でもほら、なんか、風も吹いてないのに風に靡いてるような針金入のスカーフ付けたりしてたじゃん…」

ポルノ「wwwwwwwwwww」

会場「wwwwww」

本間さんはごにょごにょと言葉を濁してたけどつまりセンスは無かったということでしょうか…そういうことなんでしょうか…でも華も見てくれも努力で後から手に入るものではないからそれは才能のひとつだとも言っていて、「わかる」って頷いてた。

 

ポルノグラフィティwith本間さんメドレーは変わらず、Mアワ→マシンガントーク→ヴォイス→狼→Mアワ(大サビ) 昨日は見えなかった照明と全体のお客さんの動き。Mアワの最後が「Thanks you for みんな!」になってるの2日目にしてやっと気付いたよ。何本手あるの?ってくらい沢山の手が一糸乱れぬ動きで変な踊りをする、異様とも言えるその光景が凄くて圧倒された。東京ドームでの変な踊りって、なんかこの力でその辺の国くらい動かせそう…とか思った。もう一生変な踊りさせててくれ……

 

アポロ

 

上から見た銀テの舞う様子が、「うわぁ綺麗」って自然と声に出ちゃうくらい綺麗で。この曲が世に出た頃の二人は今日のこの光景を想像していたのかなぁ…  岡野さんの「東京ドーーーーーーーーーーーーーーーム!!!!」が昨日よりも強く感じた。このとき、上から見てた客席に入らなかったテープをせっせと拾い集めるスタッフさんたちの姿を見てたんだけども…

 

~暗転~

このときなんと!右側からさっきの銀テが回ってきた…!さっき上から見てた銀テをせっせと拾い集めてたスタッフさん達がそれを二階席まで持って来て配ってくれたのです。そんなことあるのって感動した…愛しかないよここには……

 

n.t.(バンドバージョン)

 

銀テをギュッと握りしめていたら始まったn.t.…しかも今日はバンドバージョンときた…今日は違う曲を弾き語るんだと思ってたからまた聴けたのは嬉しかった。昨日の弾き語りももちろん最強だったけど今日のバンドバージョンはもっと最強だった…岡野さんの声に、晴一さんのギターに、ベースにドラムに…全部の音に身体が耐えられなくてパアッっと消えちゃいそうなそんな感覚に陥って少し怖いと思うくらいだった。

そしてn.t.からのtwilight.トワイライトってなんですか…?昨日は見えなかった照明も相俟って鳥肌が立ちっぱなしだった。音の声の言葉の圧が凄い。

 

~暗転~

ここの暗転で、さっき回ってきた銀テをなんとなく見たら昨日と違うメッセージが書いてあるじゃありませんか………

 

岡野さん「20年、本当にありがとう。そしてこれからもよろしくよ!」

晴一さん「20年という時間、我々ポルノに力をくれてありがとうございました。我々ポルノというのは僕らと君のことです」

 

は、、、は、、はる、いち、、さん、、、、ってここでだいぶ涙腺ボコボコに殴られたんですけどこのメッセージを読んだすぐあとに流れたのがTheme of "74ers"   わたしが知らない時代も出来事も沢山あるけど…わたしも…あなたたちと一緒に歩いてきたと思っていいんでしょうか…おめでとうとありがとうを言いに来たはずなのに…おかしいなぁ……昨日と映像は同じはずなのに2日間で全く違う気持ちで見てました…

 

そして小鳥のさえずり、センターステージに立つ岡野さん。「本間さんとも話したけど、たまに「これはなにか掴んだんじゃないか!」みたいな曲がある、そんなに多くはないんだけどこの曲はそう思えた曲です。聞いてください」

 

瞳の奥をのぞかせて(弾き語り)

 

ああああーーーーーーーーーー好きです大好きです……教室の隅で聴いてたなぁ…大サビの「こんなにもあなたのことを」「こ」「くぉ」が好きだ!とか言って何回も何回もリピートして聞いてたなぁ…弾き語り…最強……なんて完全にウットリしながら聞いてたら間奏時になにやら花道の袖がゴソゴソ…ん?…金髪…晴一さん………じゃ!!!ない!!!?????と同時に東京ドームの屋根が破けたかと思うほどの悲鳴と歓声、そう、みんな大好きNAOTOさんがゲストで登場したのです。本当にこの時の歓声がすごくて東京ドームは爆発しました。

NAOTOさんのヴァイオリン聴いたら…久しぶりなのと綺麗なのとまた聴ける日が来るなんてと…いろんな気持ちが合わさって胸が熱くなった…NAOTOさんのヴァイオリンと岡野さんの声が合わさって最高に綺麗な音が降ってきたよ…最後に二人がガシッと握手したの見てまた涙腺ボコボコに殴られました……

 

ウェンディの薄い文字

 

晴一さんのワンマンライブ、始まる前に「もう持ち歌ないから今日は螺旋とかやるんじゃない?」とかふざけ倒したこと言ってました、死んで詫びます。彼には、新藤晴一さんにはこんな最高の持ち歌があったじゃないか…!!!!会場がうわーーーーーー!!!!ってなってわたしもうわーーーーーーーー!!!ってなった。OMCのDVDでめっちゃ見てました…高く行き過ぎちゃった「ウェ」を岡野さんにいじられる晴一さん…詳しくはDVD見てください…「撫ぜるだけさ!」「真反対さ!」を歌えたのは高まりましたね…ずっとDVDで見てたから… この曲、ヘイママ同様、晴一さんの声だからこその曲ですよね。岡野さんがウェンディの薄い文字歌ったらウェンディの墨の文字になりかねないですもん、10Bくらいの鉛筆でゴリゴリ文字書くもん。晴一さんの声だから成立してる曲。昨日と同じように最後の最後まで耐えられなくてキシシって笑っちゃう晴一さん、好きです。アッ

 

ここでNAOTOstringsの登場!NAOTOさんの手の振り方がまるで皇族……昨日のホーン隊とは打って変わって、なにが始まるのかこれまたわくわくした。

 

リンク

 

えーーーーーーん!!!!節々でヴァイオリンの音がめちゃくちゃ良く生きてた…リンクはライブで聞く度に思うけどこんなにライブ映する曲なんだね…個人的にポルノからちょっと離れてた頃の曲だから思うところ沢山ありました…

 

サウダージ

 

岡野さん「つぎはこの歌を…!ラテン語のタイトルで日本語の意味は…「情熱」…聞いてください………………………え?次と違う?」

 

妙な空気になるステージ上、岡野さんは次の曲がサウダージだっていうことを「合うとるやん!!!」と主張して晴一さんは岡野さんがサウダージの和訳を間違えてるっていうことを主張して、アンジャッシュのネタみたいになってた。岡野さんのこと指さして文字通りプークスクスって笑う晴一さん可愛くて苦しかった。 曲はもちろん、圧巻といった感じ。NAOTOさんのヴァイオリンが無くなった音に慣れてきたはずなのにこんな演奏を聴いちゃったら、ねぇ。ポルノはいつかサウダージからも卒業する時が来るんでしょうか?

 

ブレス

 

NAOTOstringsの皆さんがいい仕事し過ぎてて腹痛い。歌詞の内容が今の自分に滲みて、痛くて、苦しくて。しまなみロマンスポルノのあの景色を思い出して。問い掛けるように語りかけるように歌う岡野さんの顔が優しくて、客席を見渡す晴一さんの顔が優しくて。最後のみんなで歌うところ、綺麗だったなぁ…

 

ブレスからの愛が呼ぶほうへで会場全体が愛で満ち溢れて幸せな空間に……うふふ…とかなんとかなってたら急に豹変する憑依型ヴォーカリスト岡野昭仁

 

 

岡野さん「屍になれ!!!!! zombies are standing out !!!!!」

 

東京ドーム「爆発」

 

ラックとの対比なのかな…ラック(旧)VSゾンビ(新)だったのかな…新機軸になったと思うって言ってたな…ステージ上のスクリーンが三つに別れててそこをギョロギョロ動く大きな目、音に合わせて鋭く貫くレーザービーム…ゾクゾクした…あのみんなの高まりが頂点に達した瞬間に岡野さんから発せられる「Z」が最高にかっこいい。…20年続けて、更にどんどん新しいことに挑戦して格好良い曲を生み出し続けられるって凄いな…これが新機軸なんだ思うと先が楽しみだ。

 

ヒトリノ夜

 

バチバチにかっこよかった…バックの映像を背にする岡野さんの「歌え!」が格好良過ぎて。あと単純に「歌え!」が久しぶりすぎて「ダッだから!ロンリロンリ!」「コッごえそうな夜にさえ!」みたいになった。楽しかった…かっこよかった…久しぶりだったね…ステージ上も客席も最骨頂だったんじゃないでしょうか…かっこいいが視覚化されてた…

 

瞬く星の下で

 

しまなみで聞いて感覚が変わった曲、ライブ映するのはもちろんのこと、あのライブからこの曲に込められたメッセージがストレートに伝わってくるようになった気がする。今日の涙が明日の笑顔になったらいいけど。大サビ前のNAOTOさんが最強でした、優勝でした。

 

ヒトリノ夜からのハネウマライダーは岡野さんがハンドル切り続けて会場も半分くらいタオル回さないでハンドル切り続ける人が続出してみんなでドリフトし続けたのが面白かったですね…膝小僧擦り切れたわ…あれ疲れたよね…よく声ブレないよね…ああ…岡野昭仁そんなんじゃ声ブレないよな…化け物だもん…

 

アゲハ蝶

 

ここで事件は起きました。

昨日とは違い、謎のウェーブは無くただ一心に東京ドーム全体が「ららら」と歌う時間。昨日と居る場所が違うから聞こえ方の問題なのか、とにかく昨日とは比べ物にならないくらいお客さんの大きく聞えて。割とここでもうウッ…となっていたんですけどそこで晴一さんがモニターに映るお客さんのことを愛おしそうに嬉しそうに感慨深そうに、上手く表せられないけどとにかくすごく良い顔で眺めていて。まさに「あの日の僕」が見ているような顔をしていて。岡野さんが歌い始めたら岡野さんの歌声よりお客さんのらららの声の方が大きくて、それでもうちょっと…と思ってたら隣の相方ちゃんとがチョンチョンとわたしの腕を触ってきたから横を見たら、普段はわたしと似てちょっと冷めたところがあるようなその相方ちゃんが号泣してて。それを見てわたしも我慢出来なくなって一緒にくっついて泣きました。普段本当に滅多にライブでなんか泣かないの、いままでのライブで一番泣いたかもしれない。泣きながら「ららら」を歌ったのは初めてだ…

 

 

MC  (晴一さん忘れてごめん)

 

岡野さん「駆け出しの僕らが全く想像も出来んかったような場所に、僕らは今立っています。ここにいるみんなが、ポルノをここに連れてきてくれたんよ。20年で一番素敵な、素晴らし景色を見させてもらいました。ホンマに、ホンマに、ありがとう。」

 

ポルノを好きになったからいろんな景色を見れたしいろんな出会いもあったし友達も出来たんだよ…わたしをここまで連れてきてくれたのは紛れもないあなたたちなんだよ…ポルノなんだよ…ありがとう…ここまで連れてきてくれて…

 

VS

 

このMCからのVS、もう昨日と比べ物にならないくらい沢山泣いてしまった。昨日は見えてなかった花道からセンターステージへ行く演出…晴一さんの後ろを行く岡野さん、っていう順番もまた…花道が二人の歩みに合わせて少しづつ光っていって二人がセンターステージに辿り着いたと同時にパァッと明るくなる会場、金色の紙吹雪がキラキラと舞い上がるあの光景は一生忘れないと思う。

 

あのロッカーまだ戦ってっかな?

 

 

~アンコール~

 

オー!リバル

 

晴一さん「福山雅治が俺に乗り移る…」

岡野さん「移っとらんよはやくして」

 

ビフォセン

 

「エビバデ!みんなで!声出せ!」古のダサ煽りが生で聴ける日が来るなんて!!と盛り上がりました。CDで聞いてたよ…悔しくないんかー!とかもそのまんまでしたね…でもクソダサ…それがいいんですけど…あとエビバディセイ!男!でレスポンスの声が大きくて感激した…男の人のファン本当に増えたよね、嬉しいだろうな二人。

 

センラバ

 

なんとここで晴一さんが股間ダンス

わたし&相方ちゃん「不慣れにもほどがあるわ!!!」

晴一さんの股間ダンスに湧く会場、するとそれを不服そうに見つめる岡野さん…自分の方に向くカメラさんを指さしてからスゥーッと下半身にカメラを誘導するその手付きと顔がエッチでダメでした。そして本家の股間ダンスは最強でしたね、三分あったので終わっちゃいました…

 

ここでサポメン&メンバー紹介、

最終日だからとみんな一言づつどうぞでみんながそれぞれ良いこと言っててウッ…ウッ…となってたわけなんだけどナンチャンの「これからもポルノグラフィティをよろしく」からおかしくなってきて真助さんが「もう何年もずっと後ろから見ててたけど今日はなんか…感動しちゃった…」って泣く気無かったのに泣いてしまったみたいな泣き方でダーッて泣いてNAOTOさんの「離れちゃったけど心はいつまでもポルノチームだから」でバーッて泣いて本間さんの「ポルノから離れる時ちょっと家で寂しくなっちゃった…」で言葉を詰まらせてるのでヴーッて泣いて、もうボーボー。

 

 本間さんが「これからも、走ったり休んだりしてもいいと思うのでとにかく続けてください。それが僕らの願いです。」と言っているのを聞いて、全ポルノファンの声を代弁して二人に伝えてくれたなと思いました。続けるって大変なんだよ…脱退したり死んじゃったり解散したりいろいろ経験したから余計にその言葉が重く感じた……

 

すいません、思っていたより長くなってしまったのでここで一旦区切ります…次でおわり…

 

 

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あのロッカーはまだ戦っていた ~NIPPONロマンスポルノ’19ライブレポ1日目~

 

 

毎度のことながらライブ中及び通常時の知能指数3、語彙力2、記憶力1、そんな人間による未来の自分の為の記録ライブレポです。鬼のように長いので悪しからず。

 

 

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先日、2019年9月8日 ポルノグラフィティというバンドがメジャーデビュー20周年を迎え、それを記念するライブ、「NIPPONロマンスポルノ’19」が9月7日と8日の2日間 東京ドームで開催されました。

前回のツアーで突然知らされてから約半年、いろんなことがあって苦しかったり辛かったりしたけどその度に「 でもロマポルがあるから頑張るぞ! 」と自分を鼓舞しながら、ずっとずっと楽しみにしていた日がついにやって来たのです。

 

 

9月7日(土)

 

東京ドームは割と野球を見に来ることがあるので見慣れていたはずなのに至る所に掲げられているポルノのフラッグやラッピングされた柱を見て新鮮な気持ちになれたし「ああ、本当にこれからここでポルノがライブやるんだ」ってじんわり感じてました。

腹ごしらえもそこそこに、事前に知らされていた整理番号別の入場ゲートに向かうことにした相方ちゃんとわたし。なんだかやけに遠くて森みたいな所も通って行って、「うわ~!これきっと果てしなく遠い席なんだよ、端っこだもん。」なんてぶつぶつ言いながらスタッフさんにチケット発券をしてもらって。

 

ビーッと出てくる座席が書かれたチケット、どうぞと渡されたそのチケットに目をやると確かに「アリーナ2列目」の文字が。思わずその場で相方ちゃんとヒェェ!?!?って小さく叫んでしまった。「ままままままってくれ???アリーナ2列目ってアリーナ2列目??ポルノグラフィティから2列目???東京ドームで???うそ……待って…席に着いてみないと…わかんないから…はぁはぁ…ウッ…オェッ…」と、震える足をなんとか動かしてよろよろとその数字の通りの席に向かい、震える手でチケットの番号を確認して着席。

 

「…本当に…2列目だ…」

ということで、なんと、本当に、

東京ドームでアリーナ2列目参戦でした。

 

 

~本編~

 

スクリーンが暗くなってファンファーレのような音楽が流れ始め、続々と立ち上がるお客さんたち。

 

デーデーデーデーーーーーーー

ぼかーーーん!!! 

 

いきなりこの爆発でびっくりして死んだ。

ビビリ芸人なので先に言っておいて欲しかった。

 

湧き上がる歓声と噴煙の中に現れるサポートミュージシャンの面々、そのあと少しだけ間が空いて颯爽と現れるポルノグラフィティ。…もうなんだかその姿を見ただけで泣きそうになってしまったよ…  そして一呼吸、静かになった東京ドームでNIPPONロマンスポルノ’19が始まったのです。

 

 

プッシュプレイ

 

ずっとプッシュプレイから始まる…プッシュプレイから始まる…って呪文のように言い続けててなんなら開演直前にも「プッシュプ…」みたいになってたわけで、この曲から始まるロマポルを夢見てきた人間はそれが現実になったとき、息がうまく吸えなくなります。「ハァッ…ハァッハァッ…!?」後ろに倒れそうになった私を相方ちゃんが支えてくれてなんとか前を向いたら二人の重なった歌声が大きな大きな東京ドームに響き渡ってキラキラと落ちてきた。そのキラキラした音が、声が、最高に綺麗で。

 

メリッサ

 

岡野さんに「カズ!」って言われて数歩前に出てきたベーズのカズくんが爆イケすぎてえっ…ってなりませんでしたか?私はなりました。ちなみに彼の一人称は「私」です。はい好き〜

とにかくあの格好良いベースラインから始まってあのお馴染みのロングトーンへ突入するんだけど、あのロングトーンの部分だけ集めたアルバム作って欲しいと思うくらいあのロングトーンが好きで。今回のロングトーンも素晴らしかった。岡野さんの声が伸びれば伸びるほど心拍数とテンションが上がっていくあの感じが大好きなんです。

 

THE DAY

 

THE DAYは絶対やってくれー!と思ってたのでデデデデッデー!って始まった時極小のボリュームで「よっしゃぁ!」って言いました。この曲の晴一さんのギターソロが死ぬほどかっこいいんだ…厚い雲に覆われた曇天を突き抜けて雲を散らすようなギターの音とそれに合わさる岡野さんの低音から徐々に上がっていく高音シャウト、心が震えた。くそかっこいい…くそはいけんよ…

 

多分ここでMC入った

 

ポルノグラフィティでーす!「東京ドーム、10年前にやったときは大きくて野球場でやってるって感じだったけど今日はもう小さく感じるわ」みたいなことを晴一さんが言ってたんだけど私もそう思った!いや、席が近いからじゃなくてこれは二日間通して思ったことなんだ。上手く書けないんですけど10年前より東京ドームが小さく感じたんだよね…ポルノグラフィティが大きくなったのかな…

 

「そして今回はスペシャルゲストが来てくれています!」と岡野さん。NAOTOさんかな?とか思って見てたらあれ?知らぬ間にピアノがある…?

 

本間さん( 神 )颯爽と登場

本間さんが出て来たら東京ドーム揺れた。相方ちゃんと「ぇぇぇぇ!!本当の神来たよ!?」とか言いながら慌てた。カメラで抜かれる度に指さしてウインクする本間さん可愛い(可愛い)

ここで本間さんの進行で関ジャム、いや本ジャムがはじまる。アポロが出来たタイミングとか音のない森はあのタイミングで出してよかったんじゃろうかとかNaNaNaサマーガールメロディカッコイイのに歌詞が何にも伝わらんとかそういう裏トーク的なことをした後、

 

本間さん「6万人(少し盛ってる)も居るんだから何かやりなよ」岡野さん「はっ?」  なんという無茶振りなんだろうか。

 

本間さん「晴一くんそろそろ誕生日だから6万人(少し盛ってる)にハッピーバースデー歌ってもらおう、おれ編集点作るからみんな歌ってね、昭仁くんが「せーの」って言ったらみんなでおめでとう!って言うんだよ」

 

で、岡野さんが「せーの」のタイミングおかしくしてそれを冷静に指摘する本間さんが初期のポルノのそれを垣間見た気がしました。それから「昭仁くんも誕生日1ヶ月後でしょ?録っておこう。」って岡野さんの分のハッピーバースデーも歌って。謎にウェーブ始まって下手くそって言われて岡野さんが「慣れてないからぁ!」ってフォローしたりなんなりしてたらスタッフさんから巻けとの指示があったのかササッと曲に入ります。

 

 

ポルノグラフィティwith本間さんSPメドレー ~

 

ミュージック・アワー

 

もうここでやってしまうんですね!ミュージック・アワー!って思いながらやってました。岡野さんが本間さんに絡んでってそれを優しく見守る本間さんがほんとに仏……わたしが初めて見たライブには本間さんが居たので懐かしくて嬉しくてほっこりした…またこの人のピアノが聴ける時が来るとは…と思ってたら途中で小さくなる音…これは…

 

マシンガントーク

 

そうかメドレーだったんだね! ラブEメールにて岡野さんの首が死んだからマシンガントークはもう生きてるうちには聴けないと思ってたからうわーい!って言いながらモンキーダンスしました。楽しかった!やっぱりモンキーダンスしてる岡野さんはブサイクで笑った。首、脊椎、大丈夫かな。

 

ヴォイス

 

ヴォイスを聞くとロマポル’08を思い出すしあの時のマイクの音が切れる瞬間も思い出す…「そんな~気がするの~~だけr」ここです。初めて行ったライブがロマポル’08だったのであれからちょうど10年経ったんだなぁ…なんて思ったりしてエモエモのエモになってました。エモいってなんだろ。

 

 

アゲハ蝶と狼のどちらをシングルにするかで最初に披露したライブで狼の方がお客さんの反応が良くてこれはやっちまったか…と思ってたらアゲハ蝶があんなに大きくなって、みたいな話もしていた。しまなみ思い出しちゃった。

 

ミュージック・アワー(大サビ)

 

狼からミュージック・アワーの大サビへ。岡野さん「ミュージックッアーワーァアーアー」ってミュージカルみたいに歌ってて、それから音が一瞬消えた。機材トラブルかと思ってごめんなさい、そういうアレンジでした。岡野さんの声だけで「ミュージシャンこれごっつい張り切ってまんねんこれぇ!!」って。楽しくて楽しくて歯が乾きました。

 

岡野さん「本間さんがいるからここでこの曲を…わしらはここから始まりました。」

 

アポロ

 

20周年のステージで本間さんとこの曲を演奏だったかな。二人はどんな気持ちだったかな。みんながチェック入れてる限定の腕時計買わなかったことを今更ながら後悔しています… アポロで銀テがバーン!しましたね、アポロも生まれて20年だもんねおめでとう。キラキラしてて綺麗だった。

岡野さん「 ラブ、Eメール、フロム……東京ドーーーム!!!!

このフロム……の溜めからの東京ドーム!!!がかっこよすぎてぶち上がったし多分客席みんながちょっとづつ爆発したと思う…東京ドームってかっこよく言う選手権一位だと思う…

 

~暗転~

 

グラヴィティ

 

ギターが鳴った瞬間「グッグラッヴィティ!?!?!?」ってよろけました。暗転、からの、優しすぎる「さぁ」で膝から崩れ落ちた。 最後のズンチャッチャッズンチャッチャッズンチャッチャッズンチャッチャッ…「ワンワン」ってスゴロクの声まで入ってて愛しか無かった…幸せのため息がいっぱい出た…

 

Twilight.トワイライト

 

鬱々してたころ死ぬほど聞いてた曲……初めて生で聞いた…力強いギターと歌声に圧倒されっぱなしでそこに居るので精一杯で…思わず自分の身体をぎゅっと抱いて守ってしまった。「ここにある全てはひとつだと歌えば歌うほど嘘になり」「壊して」「殺した」今の岡野さんの歌声と今の晴一さんのギターが最高に合ってて、静かなる怒りとか悲しみみたいなものが耳から直接入ってくるようなそんな感覚。

 

Theme of "74ers"

 

過去のポルノグラヴィティの映像がモノクロで流れてくる…個人的には向かい合ってギター弾いてる二人、岡野さんに教えてる風の晴一さんがヘラァって笑ってる映像がグッときた…そして少しづつ「今」に進んでいく映像、最後は今回の東京ドーム公演のリハーサル中のステージ………これは……もしか…ピチパチピチピチ…えっ?笑い声と共にざわつく会場…ここで小鳥のさえずり?

 

パッと明るくなったステージには岡野さん。

岡野さん「ひとりよ。小鳥のさえずりが聞こえてくるとわし一人になるんよ、もうお決まりになってきたね。さ、せっかく東京ドームだから真ん中に行こう」とトコトコとセンターステージに向かう岡野さん。

 

岡野さん「音のない森のはなしもさっきしたけど、鬱々としていた鬱時期があって。そんなに大したものじゃないけどポルノと自分の葛藤?とかそうものを感じてもがいてた、怒りとか苦しみとか、そういう時期に書いた曲を聞いてください。」心の中で「n.t....n.t....」って呟いた。

 

 n.t.

 

岡野さんが「ネイゲン、タツベシ」って言ってからn.t.って言ってたの、好きってなった。いつか今の岡野さんの声で聞きたいと思ってた曲のひとつを弾き語りで聴けるなんて…と。一音も聞き漏らすまいと神経総動員させて息をするのも最低限にして聞いた。人生で一番死にたいとと思いながら生きてた頃に何度も何度も聞いてた曲。岡野さんの力強い声が心と身体に痛いくらい響いてきてそれに色んな感情が反響して、苦しくて、珍しく泣いてしまった。

 

~暗転~

 

明るくなったと思ったら今度はステージに晴一さんが。…え?…晴一さんだけ?…もしかして…

 

Hey Mama

 

普通にきゃーーーー!!!!って言いました。東京ドームで、東京ドームであの新藤晴一さんがソロ曲を歌う日が来るとは。しかも日本語歌詞…「出会った頃のきみの笑顔は可愛かったよぉ」 途中から「このひと6万人(少し盛ってる)の前で惚気けてんのか?」と思った。何はともあれ6万人(少し盛ってる)の人の顔が一斉にほころんだ、人類史の中でも貴重な時間になったと思う。これね、歌ってるのが晴一さんだから良いんだよね。このふんわりした声が合ってるんだよね、岡野さんがヘイママ!って歌ったら割烹着着てるゴリラみたいなママになっちゃいますから、これは晴一さんだから成立してる曲。最後耐えられなくてキシシッて笑っちゃう晴一さんほんとらぶ。 

 

ここで二組目のスペシャルゲストFIREHORNSが登場。わ~!!ホーン隊だ!!!これから何やるのかあれか?これか?といっぱい出てきてわくわくした

 

 

ウッ………うず…うず………大好きです…語彙力が失われちゃう…映像はちょいダサだったけど演奏がバチバチにかっこよかった…岡野昭仁の母音爆発してる…「合わせた指先から」で指先、「甘い鼓動」で胸元、「塞いだ唇から」で唇、と順に映すカメラワークが神でした。最後の「続けてしまあぁぁ…ぁ゛ぁああああ゛ああ゛」が気持ち良すぎて鳥肌立ちました。

 

俺達のセレブレーション

 

お祝いにはこれがないと!と言って始まった俺達のセレブレーション。やっぱり好きだ、この幸せと幸福感しかない曲。久しぶりに丸い月作ったし久しぶりに裏打ち打ったけどやっぱりたのしかったな~!ホーン隊が良い仕事し過ぎてて盛り上がるしかないという状態、これで15周年のセレブレーションしてたのがもう5年前だなんて…裏打ちで腕上げる度にどこからかボキィッって音が聞こえてきて自身の衰えを感じた。

 

ジレンマ

 

えぇ!?ここでジレンマなのかい!?ということはラストはもしかしてあの曲なのかい!?とちょっと思いつつぶち上がりました。やっぱりホーン隊の音が凄く良い~細胞が元気になる音だ~   今思えば、ポルノグラフィティは20歳になったタイミングでジレンマから卒業したのかもしれない。だから一日目にはあって二日目はなかったのかもしれない…19歳、最後のジレンマだったのかもしれない…ジレンマ…次回のライブまで君の有無が気になるよ……

 

愛が呼ぶほうへ

 

岡野さんが「みんなに育ててもらって大きくなった曲です」と言って始まったホーン隊との愛が呼ぶほうへ。しまなみの時と同じことを言ってるなぁと思った。本当にそう思ってて、こんなに大きく大切に育ててくれたみんなありがとうって思ってるんだろうな…謙虚の擬人化…愛が呼ぶほうへを歌いながら客席を見渡す岡野さんと晴一さんの顔が本当に、本当に、優しくてあったかくて…思わず自然と手を合わせるレベル…あなたたちが私たちの愛だから…あなた達が呼ぶ方にわたしたちは行くよ…

 

ラック

 

「ここからヘビーロックで盛り上がるぜ!!!」って言うから身構えたらラックで倒れました。さっきの仏様みたいなひとたちはどこへ行ってしまったのレベルでガラッと空気が変わるステージ上。これがポルノの強さであり凄みでもあるよなぁ…かっこよかった… 「切実なあ⤴︎ぁ⤴︎いぶをくれぇ!」とかサビのがなり気味のザラザラした声が好きです。音が気持ちいい。

 

キング&クイーン

 

ここからヘビーロックが!と言って一曲でヘビーロック終わってるの岡野さんらしくてよきだなと思いました。キング&クイーンは、こう言ったら刺されそうだけどベタだしキラキラしすぎててちょっと苦手だけど聞くと絶対泣いてしまうんだよな…明るくなった会場全体が輝いてるように見えた。

 

Mugen

 

ここでみんな大好きBEAUTIFUL LOOSERシャツになった岡野さんがホーン隊を引き連れて下手へ、つまりこちらに近付いて来た。ぎゃあああ無理です!それ以上来たら困りますお客様!!状態で相方ちゃんと二人で慌てふためいてたら私達の目の前にピタッ!と止まって歌い出す岡野さん、それを囲うように取り巻くホーン隊…これMugenのMVじゃん…って後から気付いたんですけど… ここで岡野さんとバチバチに目が合った。足音も聞こえたし「っしゃぁ!」みたいな生声も聞こえた、この場所が東京ドームだってことを忘れちゃうくらい近かった…自分でも夢かと思うけど本当だったんだよ……

 

ネオメロドラマティック 

晴一さんのギターギュィイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン」

 会場「爆発」

久しぶりだったよね?久しぶりだった!かっこよかった!聞きたいと思ってた…ほんとうに……かっこよかった……だんだん語彙力が失われてきた……

 

ハネウマライダー

 

晴一さんのギターイントロからタオルを握りしめ、岡野さんと同じようにタオルを掲げる。ちなみに初日は10年前の東京ロマポルのタオル持っていきました。 これだってさ、もう10年以上前の曲なんだよこれをずっとライブで聴けるって素敵じゃんね。きっとなにか掴んだ曲なんだろうな、大事な曲なんだろうな。ここで二人は目の前を秒速で走り抜けていきました。

 

アゲハ蝶

 

個人的にアゲハ蝶はポルノグラフィティの音楽と出会ったきっかけの曲なのでそれをウン十年後にも東京ドームで聞けるっていうのは不思議なことだなぁって思ってました。あのとき、運動会のダンスの曲を何故か一年前に流行ってたアゲハ蝶にしてくれた先生本当にありがとう…名前忘れちゃったけど…  

らららのパート前に「おかのくん!おかのくん!」という小さな声が聞こえてきて、わたしこれ本当にスタッフさんの声が聞こえちゃってるのか!?と思ったんですよね、そしたら晴一さんでした。「おかのくん!ここでウェーブ!」と、突然ウェーブが始まるも正直慣れてないしグダグダになって何度か途中で消滅するウェーブ。

 

岡野さん「あれっ!?!?

どこ行った!?!?!?!」

 

晴一さんだと上手くスタートさせられないからって「おかのくんやって!」と。ハイ!て始まるけどやっぱりなんか若干グダついてた印象…誰だよウェーブしようって言ったの…あ、神(本間さん)だった…

 

 

MC (曖昧に曖昧を重ねた曖昧さ)

 

晴一さん「ポルノは元々は文化祭に出るための部活で組んだバンドからずっと地続きで続いてる。途中でいろいろあったしデビューっていう変化点はたいそう大きかった。でも青春の日々のあのままの気持ちはずっとあって、そういう気持ちを、ポルノを、惰性とかで汚したくない。続けるって言うのは簡単だし…まぁ、続けるんだけど…やりたいからやるし、やめたかったらやめる。そういう気持ちでやってる。」

 

岡野さん「25年くらい前に6畳にもみたない小さなスタジオで、なんかデカいこと出来るんじゃないかっていう夢とか自信とか希望はあった、そんな駆け出しの僕らがまったく想像もできんかったような場所に、今立っています。みんながここにポルノグラフィティを連れてきてくれた。この場を借りてお礼を言わせてください、まずはサポートミュージシャンを始めとするスタッフのみんな、ありがとう。全国の(ライブスをやるのに欠かせないスタッフさんのことを言ってた気がするんですけど思い出せません)、ありがとう。僕らには友人も家族もいます、友人と家族にも、ありがとう。そして、いままでずっと応援してくれているファンのみんな、本当に本当に、ありがとう。ポルノがここまでやって来れたのは君たちのおかげです」

 

嫌になったら辞めるし好きだから、楽しいから続けてるって言い切っちゃう晴一さんが好きだし信頼出来る。岡野さんが「ありがとう」って言う度に本当に心の底からありがとうって言ってるのが伝わってきて、こちらこそと思い、この人たちに「こちらこそありがとう」という気持ちを想いを全部伝えられる日は来るのだろうか、伝えるにはどんな言葉でどう表したらいいのか、そんな気持ちになった。いつもいつも、与えられてばかりだ。生きてる理由をもらっていると思ってる人達に「ここまで来れたのは君らのおかげ」って言われたら解釈違いも大概にしてください!って感じだし、なんだか胸がギュッと苦しくなった。いつか、伝えられたらいいな。

 

VS

 

ライブで聞いたら絶対泣くと思いながら家で聞いてたわけですけど本当に泣きました。プッシュプレイから始まってVSで終わるなんて、こんな壮大な伏線の回収の仕方ありますか? 音も声もお客さんの顔も二人の顔もみんなキラキラしてて綺麗だった。座席的にこれはスクリーンでしか見れてないのだけど、二人が花道を歩いてセンターステージに向かってるときの顔が…ちょっと恥ずかしそうにでも嬉しそうに幸せそうで前を行く晴一さんの後ろを行く岡野さん、どっちも最高に良い顔してて…その顔を見た瞬間にバーッて泣いてしまった。これまで二人が歩いて来た道はなにも間違ってなんかないし、これから行く道も明るくてキラキラしてて周りには晴れ渡った顔をしてるいっぱいのファンが居て…いつか辿り着くその「果て」まで一緒に行きたいと思えた。そして、最後にプッシュプレイの「あのロッカーまだ戦ってっかな?」で終わる本編。あの少年はロッカーになったんだ、ロッカーになった少年はこれからも戦い続けるんだ。

 

~アンコール~

 

オー!リバル

 

晴一さん「ディーン・フジオカが俺に乗り移る…」

岡野さん「まだ?」

 

岡野さんきた、と思ったらいつの間にか用意されていたサイのトロッコに乗り込んだ。行ってらっしゃい~!ってかんじだった。この日のリバルは心配になるくらいめちゃめちゃになってた…リバル…お前トロッコに乗っちゃうような曲だったのかよ…いいけど…ツイッターで「昭仁さんはリバルでボールと一緒に歌詞を飛ばしてた」って見掛けたけどまさにそれでしたね…

 

岡野さん「これ(ボール飛ばすやつ)に気を取られて歌詞が出てこん!!!」

わたし「それは頑張ってくれ!!!!」

 

Before Century 

 

二人はトロッコに乗ったままビフォセンに突入!やっぱりこれは無条件に楽しいしポルノのライブって感じがしてすごく良い。普通に生活してる中でこんなに高い声出したりしないけど岡野さんに煽られたら自然と出てくる不思議。フー!フー!があと何回なのか自分で数えててわかんなくなってしまった岡野さん頑張ってと思った…このあとセンラバ…来るのかな…?

 

Centuly Lovers

 

キーーーターーーーーー!!!!

ヤッターーーーーーーー!!!!

ただ、ただ楽しかった…三分あれば終わっちゃう…無意識にしまなみ思い出してしまったよね…そして何故か岡野さんの股間ダンスを無表情で見つめてる自分がいた…あんなに狂喜乱舞してたのに…どうしたんだろう…これが大人というもの?岡野さんの股間は絶好調でした。

 

ライラ

 

FIREHORNSと本間さんが再びステージへ、「最後はみんなで暴れて踊って歌いましょう!」

テンポのこととか諸々のことはちょっと言いたいけど言わないでおくね…あんなに一生懸命倍速のライララライララライライライライライ歌ってる晴一さんの顔を見たらこっちもなんとかしないとと思った…あれはそういうレベルでノリ切ることが難しい曲だ……ジャラアラァン、と岡野さんの口上、かと思いきや晴一さんの方をむく岡野さん。

 

晴一さん「僕たちがデビューした1999年はノストラダムスの予言で地球が滅亡するとされていて…でも何だか!生き残って!デビューしました!最初は調子に乗ってた頃もありました…途中で上手くいかないこともありました…20年間、いろいろあったけど僕らの今までは…正解だと思っていいんでしょうか?間違ってなかったと、思っていいんでしょうか…?そしたら……うぅ…おかのくんお願い…」

 

岡野さん「あぁそれでもコツコツ生きていくには…踊りましょう!泣きましょう!笑いま…しょぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!

 

最後は倍速のライララライララ地獄、岡野さんも晴一さんも端から端まで音速で走り回ってた。ビュンッてかんじだった。口上を晴一さんがやるっていう意味、この言葉を晴一さんがファンに問いかける意味みたいなものを感じて考えたりしてた。ライラ、キミはこれからの子だよ、わたしは期待してる。

 

そして生声(これもとても曖昧)

 

晴一さん「ありがとう東京ドーム!!」

 

岡野さん「今日は今までのバンド人生の中で一番最高の日になりました!ありがとう!」

 

 

こうして、奇跡の東京ドーム2列目参戦はあっという間に幕を閉じたのでした。本当に夢のような時間でした…ちょいちょいここは本当に東京ドームなのか?と思う瞬間があって、自分が「イエーイ!」って言ったら三秒後くらいに後ろから「イエーイ!」って聞こえてきたり後ろをちょっと振り返るとびっくりするくらい沢山の人が居て、「あ、ここは東京ドームだ」って思い知らされるというか。そんな贅沢な不思議な気持ちになったりしてました。正直近さに圧倒されてしまって記憶が曖昧な所があるのがちょっと悔しいけど……大きな大きな会場の真ん中で歌い弾くポルノグラフィティがただただ愛おしくて、輝いて、遠くて、近くに感じた。この日のことを、ここで見たものを、感じたことを、一生忘れたくないと思った。来てよかった、来れてよかった。あ~楽しかった。

 

 

 

9月7日(土)  おわり

 

 

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田舎の爺婆、孫無限にメシ食べると思ってる説

 

 

 

高橋優 / Harazie!!

Harazie!!

Harazie!!

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥250

 

Harazie! とかもうさぁ……語ることあります?感じろみたいな歌じゃない?感じない? 最初に聞いた時の衝撃すごくなかったですか?急にどこの国の音楽始まった?みたいな。

 

あの新興宗教みたいなライブ映像のインパクトが強すぎて言葉が浮かばんよ…あと踊る高橋…それから「泣ぐ子はいねが」は割と標準語寄りの秋田弁で歌っているんだなということ……それくらいですよ…

 

あ、じゃあ分かった、訛りの話するね。

個人的には秋田のイントネーションは親しみがあるので聞いてて安心するというかほっこりするのだけれど、本気で「えっ?なんて?」って思う時がトークの時たまにあります。イントネーションの上下の動きがない言葉を若干の早口でワー!って喋るんだけど

 

「えっ?今なんて?ワンモア…ワンモアプリーズ……ワンモア…」ってなるときがある。

 

もしかしたら、他にもそれで悩んでる人がいるかもしれないのでそんな人達に向けてささやかながら私からアドバイスを送りたいと思います。

 

私はポルノグラフィティのライブに行き始めて今年で丁度10年になるのですが(え?怖い)、彼らも高橋優同様ライブではハチャメチャに訛っています。最初の頃、その広島弁に耳が慣れ無さすぎて何を喋っているのか本当に聞き取れなくて。

 

特に、ギターの晴一さん。

正直言うと晴一さんは舌足らず気味で滑舌がお世辞にも良いとは言えず、その上で顔と全く合ってないピヨピヨした声、しかも広島弁でぴちぴち喋るので何言ってるのか全く聞き取れず。(ボーカルの岡野さんも同じくらい訛ってはいるのだけど岡野さんはハキハキ喋るので聞き取れはしました。よく噛むけど)

 

「うう…何て言ってるの…晴一さんが話す時だけ下に字幕出してよぉ…」って友達と割と真剣に悩んで、心で泣いてました。愛が足りないんじゃないかって。

 

でも、それでも、幾度となくライブに行ったりラジオを聴いたりテレビを見たりして10年過ごしたら今やライブ最後の生声は愚か、トークで何言ってるのか分からないなんてことはほぼ無くなり、「あの人たちの広島弁って結構標準語に近いんだね?」みたいに感じるまでに成長したのです。

 

そう、全ては「リスニング力」

だから今もどこかで高橋優が何言ってるのか聞き取れなくて泣いてる人がいたとしたらその人の手を取ってこう言いたい、「とにかく聞け」と。

 

Harazie!! だって字幕無いと「これロシア語かなにか?え?日本語なの?どこが?え??全部!?!!?」みたいに聴こえるけどきっと10年後には「高橋優の秋田弁ってほぼ標準じゃん?ほぼみたいなこと言えると思うんだ。高橋優も「10年後」好きだし 

 

けけけけけけけけけけけけけけけけ

 

この人の曲のプロデュース力というか、編曲のセンスがすげぇなってどの曲聴いても思うんですけどこれもなかなかの力働いてると思うんですよね……どうしたら秋田弁で腹いっぱいですよって言ってるだけの歌詞にこんな曲付けられるんだろう…天才なのかな…あぁ…天才か……

 

ヘンバードチョギダケ ビャッコケレゲヤ バッチャン

は?

 

 

秋田、秋田いいな。

自分の生まれた故郷をこんなに愛せるの羨ましいな。行ってみたいな秋田、来年こそは秋田で秋田の眼鏡のひとの歌を聴きたいな…ユアノンのみなさんはもうすぐACMFですね、ポルノクラスタのみなさんはもうすぐ東京ドームですね、楽しみだね。

 

 

 

 

 

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千鳥ノブ「らららのクセがすごい」

 

 

高橋優 / BE RIGHT

 

これも一時期気が狂ったように聴いていた

曲のひとつです。だからカラオケで歌えば

音程は90%超えます( 多分 )

ただ、如何せん一音に詰め込まれている

言葉の数が多すぎて息が続かず

開始20秒弱でいきなり噛んで躓いて

そのまま立ち上がることなく終わります。

 

以前、こんなつぶやきをしたと思うのですが

 

正直に言うとこの曲でその前から少しだけ

気になってた高橋優のブレス音が気になり

過ぎてしまい思わず検索しちゃったのです。

そしてこの質問と回答を見た後にもう一度

聞こうと思ったのもこのBE RIGHTでした。

 

そしたら、

この人の一息で吐き出される言葉の数が

尋常ではないことに気付いちゃったんです

わたしは某岡野昭仁をはじめとする

「肺活量がいっぱいある人」が好きなので

さっきまでブレス音気にしてたの誰?

みたいな感じで高橋優肺活量すごい〜〜❤︎

ってなって。彼のブレス音に対する抵抗感

みたいなのが無くなったのもこの曲でした。

 

大サビ前の、

それが30秒後の未来でも30年後の未来でも

そのドアノブをガチャッと さあ

イェェエエエッ!! ハァッアアア ッ!!

ここまで一息なんですよ

ハァッアアアッ!!!まで一息なんです。

好きになるしかないじゃないですか…

 

 

なかなか既読にならないメッセージひとつに縛られる

気の毒なひと時をどんくらい過ごしてるんだろう?

そのひと時一回に付き一単語づつ異国の言語を学べば

バイリンガルにでもなれる気がするともあれ外交や

戦争の話題よりも外タレやアイドルが話題の中心を

かっさらうこの国で流れる汚染水の数値より好きな

ミュージシャンのニコ生の閲覧数の方が気になるこの国で

 

えっ?なにこれお経?

これわざと言い難い言葉集めてきてませんか?

この量の言葉を潰さないで流さないで

喋るようにバリバリ歌いきれるのすごいなぁ

 

 

rrrrrッゥウァッかんしなくたって良いさ

アップェンダゥン ロッケンロォル聴いたり

 

高橋優の巻き舌と英語の発音とらりるれろが

大好き芸人にはこの曲はとても良きですよね、

何より聞いてて日本語の羅列が気持ち良い。

 

 

この曲の切れ味鋭い風刺の効いた歌詞、

絶望と希望の対比が堪らなくゾクゾクします。

 

2011年にデビューした高橋優がこの曲を

書いて歌っている事に意味があると思ってて。

某カラオケの機種で歌えなかったりするけど

こういう曲こそTVで流して欲しいんだよなぁ

絆が〜心の繋がりが〜と上辺だけの綺麗事が

毎日のように聞こえてきて反発してたあの頃

を思い出したり、しなかったり。

 

 

こんなにどうしようもない国に暮らしてる

ぼくらだけど、生きてさえいれば

「今日を迎えられて本当に良かった」と

心から言える時が来るだろう

 

この人が言っているから、そんな時が本当に

来るかもしれないと思えるのです。

良くも悪くも時代は変わるよ、と100%の

プラスじゃないという感じが好き…大好き…

 

どうやって生きていこうか

頑張っていこうか

わからなくなる日もあるけど

きっと it's gonna be right! 

it's gonna be alright! 

笑ったりして 歌ったりして

ぼくらに出来る事をひとつづつ

 

ここ、めちゃめちゃに高橋優…ちゃんと

生きにくく生きてる人の心をポクッと

優しく触ってから前に行ってくれる…ウゥ…

 

 

あとは歌詞カードに「ららら」って書いて

あるのにどう聞いても歌ってるのは

ラッツァツァツァ」だな問題はいつか

自分の中で解決したいと思っています。

 

(一緒に歌ってくれ〜って言われても無理やで高橋くん)

 

 

みなさん一度は経験した事あるんじゃないでしょうか、カラオケで普通に「ららら」と表示された時のあの突き放されたような気持ちを。

 

 

高橋優にはいつかこの曲を

ギターもメガネもぶん投げていいから

ハンドマイク持って会場をゴリゴリに

煽りながらぶちかまして欲しいと思います

 

 

さあドアノブをガチャッと、

 

BE RIGHT<Remaster>

BE RIGHT

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥250

 

 

 

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