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あの少年よこっちも戦ってんだよ~NIPPONロマンスポルノ’19ライブレポ2日目~その2

 

 

 

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二人が最後のMCを始めます

 

 

晴一さん「ポルノは青春からの地続きで、ここまでいろいろあったけど、どこでも途切れていないんです。その遠い日々や青春みたいなものは汚しちゃいけないと思ってて。ポルノを惰性でやると汚すことになるわけよ…わかるよね?本当にやりたいことか、面白いと思っているかをこれからさらに確認しながら、また皆さんの前に立てればいいなと思っています。ありがとう。」

 

岡野さん「ぼくは結構、現実主義というか「冷めたところ」がある人間なので正直20周年でどういう気持ちになるのかなって思ってたんですけど…結構…キてるね!おぉ、キてるよ!…で…今なら伝えられるんじゃないかと思って……ぼくらは、何か大きなことができるんじゃないかと思ってここまでやってきました。皆さんも何かひとつ、自分の中で信じてみてください。そうしたら、なにか掴めるはずです。何か、ひとつでも信じてみてください。それでわしらは今日みたいな素晴らしい景色が見られたんです。みんなが、ポルノを求めてくれたから。失速するときもどんなときも背中を押してくれたからここまでやってこれたんです。本当に、ありがとう。」

 

 

わたしは現実主義で冷たい部分がある岡野さんが好きで、大好きで。でも本人からそう言う切り口でなにか言葉を聞いたのは初めてだったような気がする。そんな岡野さんが瞳を少しゆらゆらと光らせながらみんなに向けて「信じてみてください」と言ったその意味…苦しくて苦しくて…ありがとうに入り切らないありがとうをいまあなたへ…あなた達へ……わたしはずっとポルノが前を歩いてくれていたからここにいるんだよ…


最後は歌って踊って暴れましょう!!!と始まるライラ。20歳になったポルノグラフィティのセトリからジレンマが消えた瞬間だった。新しいポルノのトリを任されたのかライラ、それとも…その真意を確かめたいので次回のライブを早めに教えてください。

 

 

ライラ

 

口上


晴一さん「君たちは、ポルノを好きになって良かったですか?ポルノは君たちに何かを届けられていますか?ポルノのファンになって幸せな気持ちになれたでしょうか…?そしたら…岡野くん…お願いします…」

 

岡野さん「承知しましたァ!!!!!!!!」


は、は、はる…晴…一…さ…ああ…ああ……うう……(語彙力が爆発)わたしは…ポルノを好きになってよかったよ…色んなモノをたくさん届けてもらってるよ…幸せな気持ちになれてるよ……ライラらしく踊って歌って泣いて笑いました…いや…号泣でした、もう無理でした。テンポが遅いです…そしてかがやくウルトラソウルで東京の天井が破けました。

 


ライラも終わり、サポメンやNAOTOstringsの皆さん、本間さんが掃けてステージは二人だけに。と、後ろのスクリーンの映像がググググッと引き始めます。「えっ!?もしかしてアルバム…!?!?!?あっ!?全国ツアー!?!?!?!?」って思ってたら祝!の文字。「うおおおおおおおおッ…ぉっっ…おめ…おめでとう……」ってなりました。

 


そこへはっさくめがね(イラスト)が登場、20周年を祝してみんなで乾杯しましょう!とのことでメガジョッキと可愛いビールの売り子さんが登場。本当に可愛いビールの売り子さんが注いでくれた綺麗なビールを持つ二人、はっさくめがねの音頭に合わせて5万人と二人でかんぱ~~~い!!!おめでとう~!!!

 

エアビールを飲み干してから二人の様子をモニターで見ていると、なんだかやけに早いスピードでビールをゴクゴク飲み干していく岡野さん…これイッキ飲みするつもりなのか?大丈夫か?メガジョッキよ?…と思いつつ晴一さんに切り替わる画面、晴一さんはもう既に口の両脇からビール流れ出しててちょっと笑ってたら画面がまた岡野さんに切り替わった瞬間、あの薄い眉毛をめいっぱい八の字にした岡野さんが「ごめんなさい~」「やっぱり無理だった~」「申し訳ない~」みたいな何とも言えない悲しそうな顔で口からビールを吐いてるじゃありませんか。効果音付けるならダバァって感じかな…わたしは推しが口から液体吐くと興奮するタイプのオタクなのでここで爆発しました。ちなみに鼻からも出てた。完全に食道から戻ってきてた感じでしたね。そのあとぴょんぴょんしたりしてるの見て花道の端まで行ってゲロロロロってならないか、生声の前のシィッ……て会場を静かにしてからゲロロロロってならないか、心配でした。大丈夫でした。そんなゲロゲログラフィティがそのあとステージの真ん中に胡座をかいてそこでもう一度ジョッキを交わす二人の姿を見てグッときました。私は見たことないけど、こうやって何かあったら一緒にお酒飲んであーでもないこーでもないと語り合い、嬉しいこととか悲しいこととか共有する時間があったんだろうなと想像して。ポルノグラフィティ岡野昭仁新藤晴一じゃなくて「おかのくん」と「しんどうくん」の顔してた。

 


そして最後の生声

 

晴一さん「気をつけて帰ってください!!」

この時の晴一さんの顔と言い方から鬼気迫るものを感じて思わず背筋を正しました。


岡野さん「みなさん、ポルノのファンで居てよかったと思いますか~!?ぼくらもポルノグラフィティで良かったと思ってます!ありがとう!!!」

 

ポルノのファンで居てよかったと思いますか?なんて……そんなことポルノから問いかけられる日が来るなんて………死ぬ為に生きてた自分に生きるきっかけを与えてくれたのはあなた達なんです…なんににも興味が湧かなくて心が冷めてて友達も居なくていい事なくて死にたいと思いながら生きてた色の無い小さなわたしの世界にポルノグラフィティ一雫の色を落としてくれたんだよ、その色が少しづつ広がっていって「どうせ死ぬならその前にこの人たちの音楽を生で聞きたい」と行ったライブで初めてこのひとたちをもっと見ていたい、ライブに行きたい、音楽が聴きたい、という欲が出た。この人たちがいる限り生きようと思えた、それからポルノきっかけで大切な友達も出来た。夢も見た。たくさんの素敵な景色も見られた。最高の思い出もたくさん出来た。わたしはポルノのファンで居て、ファンになれてよかったと心の底から思うよ…いまでも変わらず生きるのは下手で辛くて辞めたくてでも辞める勇気もなくてグズグズと毎日生きてるけれど、そんな時に支えてくれるのがポルノグラフィティでありあなた達が作る音楽であるのです……プッシュプレイの「僕を突き動かし導いたあの魂の叫び今聞きたい」という歌詞がまさにそれで。それまで死のうとしてたひとが生きようと思えた、その叫びがこの人たちの叫びだった。あの時DVDで見たポルノグラフィティの叫びが、私を突き動かしてくれた。

 

本当に本当に、出会ってくれてありがとう。

 

20周年おめでとう、

そしてこれからもどうぞよろしく。

 

 

 

 


あのショーは何を残したかな?

 

 

 

 

 

9/8 (日)  東京ドーム

 

 

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