結婚するなら自慰してた方がマシ
「わたしがリクエストしたの忘れちゃったのかしら…」と思っていたどこかの誰かへ、大変お待たせしました。本気出して考えてみたシリーズです。
高橋優 / オナニー
「隠れた名曲」ってこういう曲を紹介するときに使うんだと思うんです。まぁまぁパンチの効いたタイトルではありますがそのパンチに臆することなく再生ボタンを押したその先で必ず何かを感じられるはずです。
オナニーって「自慰行為」じゃないですか、最近独りよがりで生きてる人が多くない?寂しがりのくせに?心と心がぶつかり合うことが少ないよね?傷つくのが嫌だから、みたいなそういうことと自慰行為を掛けてるのかなぁ…なんて思って聞いてますわたしは!知りません!
曲中、「馬鹿ばっかりだ」と30回(※だるい調べ)言うんですけど最後の方になってくと泣きそうになっている自分がいます。
勝手にゆとり世代にされて知らぬ間に貼られたレッテルを剥がす方法がわからなくて。そのままどんどん名前の隣にあるカッコの中に書かれてる数字ばかりが増えてきて。あれ?私ちゃんと大人になれてるのか?と。焦りとか悔しさとか悲しさとか、なんとなく世間に時代に蔓延し続ける寂しさみたいなものに敏感に反応してるような…
この曲の登場人物たちはみんなどこかにいる "自分" なんでしょうね、そして総じて「馬鹿」なんでしょうね、言葉は少し荒いかもしれないけど圧倒的に「愛」を感じるのが不思議なところであり強みでもあるのかも。
嫌われたり嫌ったり離れたりくっ付いたり仲良くなったりするのもどちらも心をぶつけ合わないと始まらないことだけれど、それすら拒むような人が沢山いる世界に生きてる僕たち。
メンドクセェとか別に一人で到っていいし、とかわざわざしなくてもいいことして傷付くの嫌だとか自分もそう。でも、本当にそれでいいのか?と。
「わからないことがまだ沢山ある」
「賛成も反対も言えない僕」
「学ぶことを続けなくちゃダメだ」
「目を凝らして歌っていこう」
見たいものがよく見えなくて見えなくてもいいものがよく見えてしまう、こんな生きにくくて腐った時代の中でこんなにまっすぐ言える人が歌うを歌を、言葉を、聴いて生きていきたいと強く思うのです。
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