赤い糸の先にあるのは
運命の人 / 高橋優
「 始まりが完全にflumpool 」というのが第一印象。山村隆太が歌い始めるのかと思ったらバリバリ高橋優でした、はじまります。
運命の赤い糸のことを「きみを縛るもの」なんて表現するひとなんて、世界中探してもこの人しか居ないんじゃないでしょうか。
「運命」とは、「運命の人」とは、一体なんなのだろうかと考えさせられる。「さよなら運命の人」という日本語のあべこべ感、さよならってそれは運命の人ではなかったのでは?運命だったとしてずっと一緒にいられない束の間の運命の人という枠もあるのか?なんて…恋愛小学五年生は思うのです。
「愛しても 愛しても 届かぬままの想い
友達で居なきゃいけない
苦しい想いなら僕もよく知ってるよ」
ここめちゃくちゃ苦しくなりますよね…この曲は様々な解釈の余地があると思うんですけど、わたしは「好きになる女の子はだいたい違う男の彼女になる」というあれだと思って聞いてます。
僕はこの子が好きだけど友達から抜け出せない内にこの子は別に居た「運命」の人と一緒になった。幸せそうな顔をたくさん隣で見てた、でもその運命が途中で途切れてしまった。そんな女の子のことを僕なりに励まして…いや励ましているとはまた違うように聞こえる。一緒になって別の意味で落ち込んで、自分も含めてその子を励ましてる…の方がニュアンスとしては近いかなぁ…
とにかく高橋優というシンガーソングライターに「想いが届かぬ男の歌」を書かせたらぶっちぎりで世界大会優勝してしまうんですよ。彼は基本的に好きな子の幸せそうな姿を2メートル以上離れたところから見守ってるんです、好きです。らぶ。
幸せとソーシャルディスタンスしなくていいよ
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