いつかそのときまでどうぞよろしく
少し暗い話になるかもしれないけどこれは決してネガティブな感情だけではないはず。
「活動休止」「解散」「死去」
忘れてしまいがちだけど表舞台に立っている人間を応援している限り常に付きまとう「終わり」がある
ミュージシャンなんて特にそうだ
なんだか最近特に多い
「自分の音楽を突き詰めた」とか
「やりたいことは全部やりきった」とか
「前向きな解散」とか
ファンからしてみれば待って?話し合おう?案件。ファンからしてみればその対象は存在さえしていてくれればいいのだから。そりゃ、やりたくないのに辞めたいのに無理にやってるのを見るのも辛いし良くないのも分かる。でも音楽をやっていてくれれば、いや、もうやらなくたっていいから、おじいちゃんになっても杖ついてても座ったままでもなんでもいいからとにかくそこに居て欲しいと思うのも本音だ
でも、それってただのエゴだよな…
ずっと居るとか一生居るとか、
誰か言った?始める時に約束した?
そう、
いつ死ぬかなんてもっとわからないし
どうしても死のイメージが薄いかもしれないけど彼等だって普通の人間だ。風邪も引くし、お腹も下すし、花粉症だったりドライアイだったりもする。死んだってそれは当たり前のことだ
永遠はないけれど、終わりはある
もしもその終わりが目に見えて事前に分かったとしても、分かっていたとしてもどうせ後悔するのだから、
会いたいと思ったら
観たいと思ったら
行きたいと思ったら やらなくちゃ。
「次でいいや」の「次」がある保証なんてないんだから
好きな物事の終わりを見たくないし見届ける自信が無い。それが無くなったあとの世界で生きてく自信が無い。
あぁ、もう…いつの間にこんな大きく育ってしまったのか、とてつもなく大きくて大切で同じくらい厄介。
出来れば、先に終わりたい
「お先に失礼します!」って言いたい
出来れば、わたしなんかよりずっとこの世に存在していてほしい
「そのとき」が来る頃には、わたしの中でなにかが変化していたりするのだろうか?「そのとき」が来たらわたしはどうするのか?やっぱり想像したくないや。想像出来ないや。
どうか、どうか、
「そのとき」がずっとずっと先のことでありますように。
いつかそのときまでどうぞよろしく
※「この曲を気持ち悪く紹介してくれ」「このことについて本気出して考えてみてくれ」等のブログのリクエスト…感想…待ってます
優しい言葉でお願いします