きっと世界は素晴らしい
今回もリクエストで頂いた曲ですありがとうございます皆さんのおかけで楽しくやっております
高橋優 / 素晴らしき日常
多分初期に一番聴いていた曲でわたしの中の高橋優のイメージを作った曲であり、この曲を作った人が作った曲をもっと沢山聞いてみたいと思った曲です。
だって、だってですよ?
「通じ合ってるような気がする目の前の人」ですよ?普通だったらそこ普通に「通じ合ってる」って書くじゃん。そこを敢えて「通じ合ってる気がする」って書くこのメガネのひと前向きと見せかけて絶対闇…いや暗黒世界抱えてるだろと思ったし一体何者なんだ…!?と思ったわけです。
一日一回はニュースで目にするいじめや覚せい剤や政治家の話をこんなリアルに痛烈に歌う人がいたのかと。
僕らが生まれたことに
意味なんてあってもなくてもいい
麗しき国に生まれ育ってしまったために
どれもこれもあって当たり前の日々を生きて
失望することばかりさ
希望を持って生きていれば
この人は、なんて冷笑的に世の中を見ているんだと。こんなに絶望しながら明日を歌う人がいるんだと。なんて綺麗で純粋な目と心でこの世界を見ているんだと。
とにかく後頭部をいきなりなまはげにぶん殴られたくらいの衝撃を受けた。相当痛かった。今も痛い。
そして聴き終わった時に思ったのです
「私とこの人、似てるなぁ」って
あ、ほら、そこ、石は投げないで。
純粋に聞いてて心地よくて気持ちいメロディラインと声の出し方。少し暗く現実を淡々と歌うAメロBメロ、サビはこちら側への問いかけになるんだけど、そのサビは気持ち少し明るめに歌ってる…ように聞こえるんですけどその歌い分けも非常に良きだと思います。
最後のイェーー↑イェエエエエエーーーーー↑とか聞いてて自分の中のストレスがふわふわ~っと軽減されるのがわかるもんね。
散々こんな世界こんな大人と絶望しておいて最後はあなたがまだ何かを信じることが出来るなら「きっと世界は素晴らしい」と言うしタイトルは「素晴らしき日常」。
間違いだらけでいいじゃないか
街が腐りきってていいじゃないか
そこから覗いてる世界は
天国にも地獄にも変えられるよ
そう、自分次第でね。
(世界には絶望してるけど決して自分自信とか信じることに対しては全然絶望してないんですよねこのひと。そこが自分との唯一の違いだと思ってるんですけど)
この時代に生きてる全ての人が多かれ少なかれ抱えているであろう闇とかモヤモヤした生きにくさをこの人は代弁してくれてるんだと思った。 なるほど、リアルタイムシンガーソングライターってこういう意味なのか…
きっと世界は素晴らしい〜………なァァアーーーんてねェエ!!!!!そんなわけないじゃん!!綺麗事オツカレェ!!!!バァァーーカ!!!!って言い出しそうで毎回ワクワクします。言いませんけど。絶対言いませんけど。
※「この曲を気持ち悪く紹介してくれ」「このことについて本気出して考えてみてくれ」等のブログのリクエスト、感想、両腕を広げて待ってます
優しい言葉でお願いします
漆黒のスプーンを手にした天才
メガネツインズ / 視力検査
リクエスト頂きましたありがとうございますめちゃめちゃ楽しくかけました。
メガネツインズの楽曲、こちらもどうぞ
来週に迫ったメガネツインズツアー、本当に楽しみですね。だるいさんは最終日の豊洲PITに行きそれではスタート!!!
この曲もメガネツインズの良いとこあるある
「才能と歌唱力の無駄使い」がフル活用されています。高橋優は歌上手いし…当たり前に亀田さんのベースラインは格好良すぎるし…なんなの…なんなの……
ざっくりと説明するとしたら…なんか…その…
ただ視力検査をしている曲です
( 男の人ってみんなこんなこと思いながら視力検査受けてるの…?いやいやとんだ童貞野郎の高橋優だけだよねそうだよね… )
視力検査と恋を結びつけるというありえない発想力で曲を作り出しています。視力検査に翻弄される僕、それだけなのになんだかやけに色っぽくて艶っぽくて。情緒たっぷりに歌ってるのが面白くて癖になること間違い無し
それじゃちょっとその
検査の様子を見てみましょう
君はまた僕のこと困らせる
遥か彼方の円の欠けたとこ
「上下左右のどこ欠けてますか?」
僕にわかるはずもない
確かに鬼のように遠く感じる。
本気で目が悪い人って欠けてるところが
見えないんですよ円にしか見えないんです
悪戯な眼差しで君が言う
下に行けば行くほど小さくなる
「それじゃあちらはどこが欠けてますか?」
僕に見えるはずもない
いや、多分至って普通の眼差しだと思います。
一番下とか本当に黒い点でしかないから、見えないから、それはわかる。わかる
眼鏡をおもむろに外させてきて
漆黒のスプーンをあてさせて
辱めようとでもしてるの?
いえ視力検査です。
あの黒いやつを漆黒のスプーンっていう人
この世に他に存在しないと思うんですけど
調べましたら漆黒のスプーン、
こちらの正式名称は遮眼子といいます
Amazonで売ってます
あれは右だ!いや左だ!
君に嘘はつけないんだ
斜め上だ!いやあれは平仮名かも?
もう少し近くで話そう恋の視力で
この人全然見えてないと思うんですけど大丈夫ですか?あ、眼鏡外してって言ってるからこれは裸眼の高橋優の視力なんだ。そしたらこのぐらいの視力でも大丈夫か、大丈夫じゃないか
漆黒のスプーンとか純白に身を包んでの対比とか綺麗な日本語が散りばめられててそれも面白い
あれは上だ!いや下かな!
君の前じゃされるがまま
あぁ…恋は盲目…
いや本当にお願いだからちゃんと前見て!?!?お願いだから検査に集中して!?!
最後に君は微笑んで
「今の眼鏡で大丈夫です」
検査してくれてる女の人ってすごく淡白なんですよね、ずっとずっとツンツンした態度なのに最後だけ微笑んでくれるその「君」が高橋優、いやメガネツインズの心にはぶっ刺さったんでしょうね。さすが発想の飛ばし方が神。
気持ち悪いオタクはこの曲を聴いてあのCに翻弄されてる裸眼の高橋優を想像してニヤニヤしてます。ほら想像してごらんよ、裸眼で黒いスプーンを片目に当ててるちょっと猫背な高橋優を。あの変なぶっ壊れた博士みたいなメガネしたりしてんだろうな…へへ…へへへ…メガネツインズツアー、楽しみですね。
ちなみにこれもAmazonで売ってます
※「この曲を気持ち悪く紹介してくれ」「このことについて本気出して考えてみてくれ」等のブログのリクエスト、感想、両腕を広げて待ってます
優しい言葉でお願いします
「いやこれは現実だよ高橋くん」
※世界も誰もがどうでもいいでしょうけど今回からシリーズの名前変えました
今回はリクエストして頂いた曲です。本当にありがとうございます。(何回でもリクエストしてください匿名なので全く関係ありません )
正直、リクエストを頂いたとき「この曲は語りきれないな」と思いました。いや他のどんな曲だってこんなちんちくりんに語りきれる訳が無いんですけどこの曲は特に。語るには言葉も経験もなにも少なすぎる……それでも私の言葉倉庫の中の言葉を総動員して今回も勝手に自由に語りたいと思います。よろしくお願いします。
高橋優 / こどものうた
最初に音源を聴いたのは確かライブだったはず。その歌詞に雷に五、六回撃たれたような衝撃を受けて急いでネットで歌詞を調べて、急いでアルバムを買って、急いで耳にイヤホン突き刺して、急いで聴いた。とにかく急いだ。早くしなくちゃ、そう思った。
シンプルなコードに乗った荒くて真直ぐな声に
目を背けたくなるくらい生々しくて痛々しい歌詞
「普段綺麗事吐いてるお前等聴いてみろ」
これが現実、これが今、これが平成。
絶望の平成
汚くてズルい大人に消されてく淡い小さな希望の光。
汚くてズルい時代に生きるすべての人へ贈る二つの「愛」の話
ちらりと覗くパンツの色が
気になって仕方ない
紺色のスカート靡かせつつ
颯爽と歩く乙女心に罪はない
その後方7段下を歩くハゲオヤジの携帯
200件以上に及ぶ 生JKのエロ画像
「それを何に使うんですか?先生」
( 「それを何に使うんですか?」と
「それオナニーに使うんですか?」をかけてるって
噂を聞いたんですけど天才ですか?あぁ天才か… )
7段下とか200件以上とかやけにリアルな数字が出てくるから余計に「これは」「どこかで」「実際に」「起きていること」だと否応無しに意識付けされる。実際被害にあったことがある人なんて悪寒がするくらいリアルに聞こえるんじゃないでしょうか、生JKっていう言葉が生々しくてぞわぞわする。盗撮して無修正なんだなってことまで伝わってきて非常に良くない。
「いやこれは何かの間違いさ、高橋くん」
「授業の単位あげるから内緒にしといて」
これだけなのに不思議とこのハゲオヤジの救い様の無いクズっぷりが容易に想像出来て最強に嫌悪感を抱く。脂ぎってて、太ってて、そんな容姿から腐りきった中身まで。汗拭きながら「授業の単位いやお金もあげるから内緒にしといてよね」って言われた高橋くんの目の暗さまで容易に想像が出来る。
セクハラされたって痴漢されたって、学校のルールに縛られてダメな先生ばっかりの小さな世界を生きる少女の「眼(アイ)」強くあれ、女子高生。
そしてもう一つの「愛」のはなし
いくらあやしても泣き止まないから
ぶん殴ってみたの
やっと静かになってくれたから
パチンコに出掛けたの
愛しい人が待ってたの
「ぼく」にとって愛しい人は「ママ」だけのはずなのに「ママ」には愛しい人が別にいる。毎日のように流れてくるこの類の報道を耳にするたびにこの歌が思い出される、この「ぼく」が思い出される。この「ぼく」はフィクションなんかじゃないんだ
喋らないで 泣かないで
笑わないで 腹が立つわ
間違ってできちゃっただけの元彼の息子
この後「それでも笑っておかえりって言う」って聞くとこの子はまた殴られるんだ…ってなんとも言えない気持ちになる…こんなことあっていいのかな…
殺せよ
どうせならその愛人と
ぼくを生ゴミみたいにして
ブランド買って
心行くまでセックスしてりゃいい
生まれなきゃよかった?邪魔だった?素敵な明日を夢見ることもダメだった?こどもにこんな風に思わせることがあっていいのかいや良い訳ない。個人的にはこの少年はこの後に死んでると思ってて、汚いゴミばっかりの部屋の片隅でお腹すかせて痛む身体を小さく畳んで「ママ」の帰りをただ待って、待って、待ってたのになぁ……と。今日もどこかでそんな子が親の帰りを待ってるのかな
それでも生き抜いて ただ生き抜いて
混沌の時代を 生き抜いて
素敵な明日を自らの手のひらに見出して
「生まれてよかった」って笑える日まで
絶望の平成にこどものうた
現実を力の限りに荒々しく混じり気無しに吐き出してくるから感情を動かされるし聞き手も曲の中に入り込んでしまう。いつか生まれてきたみんなが生まれてよかったと思える日なんて来るんだろうか、来てほしいな、いやぁ…来ないだろうなってどこかで冷静に思ってるようにも聞こえてくるのがやけにやるせなくて苦しくなる。結局セクハラおじさんと暴力ママが勝ってるもんね、今は。それでも生き抜くことが自分たちに出来る唯一の抵抗だとしたら。
綺麗な心は汚い心に殺されるし自分で変えることができることなんてたかがしれてる。結局絶望の中で生きてくしかない、それこそが絶望と。今この時を正直に実直に歌っている曲。
あなたにとって平成は絶望でしたか?
リアルタイムシンガーソングライターは
新しい時代をどんな風に見てどんな風に歌うのかな
※「この曲を気持ち悪く紹介してくれ」「このことについて本気出して考えてみてくれ」等のブログのリクエスト、感想、両腕を広げて待ってます
優しい言葉でお願いします
綺麗な心の綺麗な言葉の綺麗な歌
リクエストいただきましたありがとうございます。素晴らしき日常編も追々も書きますね、美しい鳥の方がなんだかサラサラ〜と書けてしまったので先にSNSのトイレに流します。
高橋優 / 美しい鳥
私が死ぬほど推しているアルバム[ STARTING OVER ]で一番初めに出来た曲と言っていた「THE 高橋優」曲。歌というかほとんど語りのようなAメロBメロ、そこから一気に広がる伸びやかなサビに向かっていくのが聴いていて最高に心地よい。
( 誰かに「平成のさだまさしみたいだね」と言われたことがあるんですけど、さだまさしさんがよくわからので「うんわかる」って返事しておきました。 )
よく噛まないよなぁと思いながらいつも聴いてる。喋ってる時はたまに噛んでるけど歌唱時に噛んでる印象あんまりっていうかほぼないし、膨大な数の言葉が一塊にならないで一つ一つがちゃんと伝わって来るのも凄いなぁって素人ポヤポヤ人間は思うんです、それが彼の強みの一つだと思うんですけども。
途中、How do you feel?とかWhat do you think? とかちょいちょい発音の良い英語が挟まってくるんですけど発音が良過ぎて思わず笑っちゃう、というかニヤニヤしちゃう。わたしは英語と戦争勃発するくらい元の頭が悪すぎ太郎なので英語が話せるっていうだけで単純にすげー!って感動してすごい…って尊敬しちゃうのです。
忘れられないような
霹靂の刺すような
なぜ泣いてるのか
わからぬような
高ぶる 高ぶる
感情を知ってるか?
知ってます知ってます、ライブの時こんな感じです。感情より先に何かが動いてなんだかよく分からないけど心が詰まって泣いてしまう時がある。この間のSTARTING OVERなんてまさにそれでした。
あ、よかったらライブの感想の記事もどうぞ
本当に良かったと
ここまで来れたんだと
喜び合えるような毎日が
どこかにある
どこかにある
探してる
歩いてる
迷ってる
探してる
これは高橋優の楽曲の特徴だと思うんですけど聞き手もその曲の中に入れてしまうんですよね、いくら何秒間に人が何人死んで何人生まれるんですっけ?なんですか?みたいな反応をしてても曲の中から手を引かれるタイミングが絶対どこかにあって「君は知ってる?」「君はどう思う?」って聞かれて気付いた時には「私は…」って考えてる自分がいる、みたいな。
あと何回君と名前を
呼び合えるんだろう
あと何回同じ季節を
迎えられるだろう
最後の一回は
どんな気持ちで
どんな景色の中で
笑い合おう
この最後の「笑い合おう」って考えてるというか問いかけてるようなニュアンスで歌うのカァーーーッ!ズルい!ってなりませんか?あと何回…あと何回…って若干寂しいようなちょっとネガティブな感じなのかなって思って聞いてたら最後「笑い合おう」っていつどんな終わりなのかは、最後なのかはわからないけどどんなところでも笑い合うのは確実なんですよそんなことってありですか?めちゃめちゃ興奮するよ
フウフウ…
とにかく高橋優という人間に本当に良かったとここまで来れたんだと喜び合える毎日がきっと来ますように…それまでの日々をそれからの日々をずっと見て入られますように……
美しい鳥を探しに行こう…
胡坐ショックの後遺症と戦うだるいさんより。
※「この曲を気持ち悪く紹介してくれ」「このことについて本気出して考えてみてくれ」等のブログのリクエスト…感想…待ってます
優しい言葉でお願いします
ポチ「虹が綺麗だワンとか言っておけばいいですか?」
こんばんは、胡座のチケットが外れてズザズザのバリバリに傷心しているだるいです。今回は胡座で聴けたらいいなと思っていた曲を紹介します。途中で泣いたりしません。
高橋優 / 犬
犬です。ポチです。
服を着せられて散歩してる犬を見てここまで感情移入して世間を憂いて、自由を問えるって恐ろしくないですか?わたしは素直に怖いと思ったし、それと同時にアツアツのきりたんぽで顔面をぶん殴られたのと同じくらいの衝撃を受けました
単純に曲調というかこのメロディラインが好き。ちょっと懐かしい、吉田拓郎さんとか浜田省吾さん界隈をを感じるような飾り気のない音の運びが心地よくて、息が詰まるくらい好き
そしてこのひとの問いかけが
痛いくらい、怖いくらい、ストレートに
心の柔らかいところにザクザク刺さって初めて聞いたときは苦しくて泣いた。いや通常時でも心の状況次第で五回に一回は泣いてます
服を着せられた犬のイメージは完全に小さいトイプードルなんですけどこの「犬」の「犬」はほとんど牙のある狼だね(高橋優って犬っぽいよね、ポルノの岡野さんといるときなんか完全に絶対服従のメガネかけた大型犬だもんね飼いたい)
今日も歩いてる 歩幅に気を配りながら
ただ歩いてる 尻尾を振り
人の顔色 伺いながら
首輪付けられて着たくもない服着せられて飼い主様の顔を見ながら歩く犬からの発想の飛ばし方、本当に天才だと思う。楽しく幸せそうに暮らしてるね。ところでそこで窮屈そうに生きてるキミ、本当の自由ってなんだと思う?って聞いてくるのズルい
綺麗な虹とか夕日とか見て何を思いますか?
この町じゃ何故みんな同じ顔でしょうか?
とにかく曲が最強に格好いいので聞いてほしい脳みその大事なお汁が耳から出そうになるくらい気持ちがいいからマジでお願い聞いてちょっとでいいから聞いてくれお願いだ
夢なんて抱く必要がないよ
言われたことだけこなせりゃいい
いい子にしてりゃご褒美もらえるよ
空気読め ゴマすれ 捨てられんぞ
そうやって生きてる
鳴き声さえ微調整しながら
ただ生きてる
今日をやり過ごすだけで精一杯
………わたしかよ……
夢も希望も特にないし、なにをこんなに毎日心にささくれを作りながら人の顔色を伺いながらいい子で、いい人でありたくて演じて勝手に疲れて勝手に夜中に独りで泣いてる。そんな毎日でいいんだろうかと繰り返す毎日……おっと失礼
遠吠えさえ忘れてく
一瞬スッと音が消えると同時に頭がぐるぐるしてくる…自由ってなんだ…?自由に生きてると思い込んでいるだけで見えない何かに雁字搦めにされているんじゃないか?その見えない何かがなくなったら自由?その見えない何かは自分が作り出している可能性は?
え?自由って何ですか?
窓ガラス割って回ったら自由ですか?
盗んだバイクで走り出したら自由ですか?
そしてヨダレが出るほど格好良い転調のある大サビに。この大サビの歌い方が何だか涙を堪えているように聞こえてきて、それで余計に鋭利な言葉がザクザク刺さってきて心が震えてきて泣いてしまう。
誰かじゃなく
あなたがしたいこと教えてよ
この歌詞にハッとした。これに何も答えられない自分が嫌だ。こんな人生に何か意味があるとしたら、誰か早急に教えて欲しい…売ってるなら買ってきて欲しい……おっと失礼
そう、この曲は個人的に躁鬱スイッチが入るのです。
ちょっと落ち込んでる時に聞くと闇の方に連れてかれてしまう。このまっすぐな問いかけから逃げたくなる 綺麗な虹や夕日を見ても何も思わないわたしもその街にいる同じ顔のみんなの一人だ……
心から 好きだよ
愛し合おうと言えるひとはいますか?
心の中は何を思ってますか?
何を見て笑いますか?
その心を縛る鎖は外せますか?
自由とはなんでしょうか?
この問いに答えることが出来ない…聴き終わったあとのこの、なんとも言えない居心地の悪さが癖になって無意識でまた最初からのボタンを押している、そんな曲。結局答えは出ないまま、問いかけのまま終わる。余韻がいつまでもいつまでも続く曲。
皆さんはこの曲を聞いてどんな気持ちになりますか?
※「この曲を気持ち悪く紹介してくれ」「このことについて本気出して考えてみてくれ」等のブログのリクエスト…感想…待ってます
優しい言葉でお願いします
眼鏡の僕の裸眼の恋
割と真面目に気持ち悪く曲を紹介していくシリーズ第八弾です
今回は、もうすぐメガネツインズのツアーが始まるということで初めてメガネツインズの曲を紹介したいと思います
そもそもメガネツインズってなんだ?と思っている画面の向こうにいるそこのあなたの為に簡単に説明しますと
メガネツインズとは
シンガーソングライター高橋優とベーシスト亀田誠治から成る音楽ユニット。オリジナルの楽曲を提げて初の全国ツアーが今月からスタートする
わかりやすく平たく言うと眼鏡をかけた天才と眼鏡をかけた天才が眼鏡をかけた人あるあるを才能の限りを尽くして歌い上げているユニットです。
メガネツインズの楽曲は本当に様々なジャンルに富んでて気持ちとしては全曲紹介したいところなんですけど今回はとりあえずこの曲を紹介します
メガネツインズ「First and last Love」
こんな書き方をしたら多方面から怒られそうだけど恐れずに書かせてもらうとしたら
才能の無駄使い感がすごい。
これはメガネツインズの楽曲全てに対して言える事なんだけど歌詞の内容としては大した事ない(失礼)眼鏡をかけた人あるあるなんです。
それが最高級の歌唱力と音楽センスと演奏技術と言葉センスによって「あ…あれ…?いい歌…?」ってなってしまう、それが最高に面白くてクセになる。
面白いと思う事を全力で真面目にやるとこんな風になるんだ。なんでも全力でやるって大事だな、見習わなくちゃ。
亀田さんの柔らかくて優しい声と良い意味でちょっととんがってる高橋優の声がハモると笑っちゃうくらい心地よくて綺麗なんです………
そんな彼らの最新曲「 First and Last Love 」
世界は小さな教室内、主人公はなんだか最近視力落ちてきたなぁと思いながらも眼鏡デビューはしていない裸眼の高橋くん(勝手)
席替えしたら一番後ろになった時の喜びと不安、わかるなぁ。見えそうで見えなかったりするんですちなみに私の視力は小数点ふたつ付くくらい
席替えをして隣の席になった人に「これからよろしくね」なんて声をかけてくれる女の子の人間性を見習わなくちゃ。
そんな出来事で女の子のことを天使が舞い降りたなんて感じちゃう高橋くん、さすがとんだ童貞野郎だ。
天使に「これからよろしくね」って言われて「あ…うん…」ってきゅんとしてる裸眼の高橋くんの顔が目に浮かびます
この二人が可愛いんだ〜〜〜〜〜
Aメロ、Bメロは基本的に高橋くんの視力低下状況と天使の天使度合いが描かれています
黒板の文字はもうほとんど見えなくなった
けど「先生の書く文字って小さいよね」と
囁きながら 机近づけノート見せてくれる
君がいた 優しさを知った
目を極限まで細めてもよく見えなくて険しい顔してたら「わたしのノート見せてあげるよ」と天使が机ごと自分の方に近付いてきて「えっあ…ありがとう…」って照れる高橋くんを想像してみてください……ウッ…苦しい…眼鏡買え…
この曲、サビになると世界が教室から宇宙規模に広がるんですけど
例えばこの瞳がだんだん悪くなって
いつかなんにも見えなくなる日が来ても
君がくれた笑顔や大事な思い出が消えなように
忘れてしまわないように
焼き付けておきたい 一つ一つを
席替えのスパンってそんなに長かったかなぁ…
隣の天使と幸せな日々を送る裸眼の高橋くん、
でも彼は幸せがずっと続かないことを知っています。
先生が言った優しい一言
出来れば聞きたくなかった一言
「 席を入れ替えましょう 」
一番前の人と
大切なことを見落とさないように
完全に余計なことすんなよ!なのにちゃんとそれも先生の「優しさ」だと理解してる…さすが高橋くんだなぁ…
遠くが見えなくても 世界中ぼやけても
君の笑顔が隣にあるのなら
何も怖くなかったよ
君を見つけるための瞳だったのさ
本当にありがとう
いや、席替える前に眼鏡買え。
※「この曲を気持ち悪く紹介してくれ」「このことについて本気出して考えてみてくれ」等のブログのリクエスト…感想…待ってます
優しい言葉でお願いします
靴紐を結んで屈む彼の背中で馬跳びがしたい
割と真面目に気持ち悪く曲を紹介していくシリーズ第七段です
今回もリクエストいただきました。
ありがとうございます目が覚めて休日だった時くらい嬉しいですポルノグラフィティの曲でもいいんですよなんでもいいんです
高橋優『靴紐』
個人的に高橋優版「なごり雪」と呼んでいる曲。雑草が生え散らかった線路と木造の駅舎が見えてくるなぁ…
田舎で育った田舎者が夢を抱いて都会に出ていく時の不安や期待、複雑な心境、「覚悟」を綴っている曲。
私自身も田舎で育った田舎者なのでン年前に東京へ出るぞ!となった当時、それはそれは興奮したし不安もあったし色々あったけどこんなにドラマチックではなかった。当たり前か。
「靴紐」=「覚悟」
固く結べば結ぶほど安心するけど、結ぶのもその力加減も自分次第だし割と不安定なものだから固く結んだつもりだったのにいつの間にか解けてしまっていたりするよね
大まかに言うと
一番では「未来」の自分に対する「覚悟」
二番では「過去」の自分に対する「覚悟」
どうぞお元気で…
愛しくて抱き寄せたあの日のことを
忘れやしないよ 忘れられるわけないだろう
「どこにも行かないで」
その口癖がいつも嬉しかったよ
いつだって一人 そう思った
君に出会うまでは
「どこにも行かないで」が口癖の君って
相当メンタルがヘラってませんか…
とか思ってると言われてる方は
「それがいつも嬉しかった」と言っている
「君と会うまでは」「一人だと思ってた」から。
そうか、少年はずっと孤独だったんだ…君も孤独だったんだろう、少年と出会うまでは。こういう関係って端から見たら依存しあっててあんまり良いイメージないかもしれないけど個人的にはこういう関係がこの世で一番固くて強いと思う。憧れるね〜
変わり続けてくこの街に
君の思い出は置いていく
お、…置いていくのか〜〜〜〜〜
君を泣かせる悲しいこと
君を笑わせる嬉しいこと
どちらも君を強くしてくれるよ
まだ見ぬ景色が僕らを待っているんだよ
ええ………(頭を抱えるオタクの絵文字)
「ずっとそばに居てほしい」とも思ってるのに置いてくのに応援してくるし
この「悲しいこと」もいつかは君を強くしてくれるよって、僕と君、これから別の道を歩むけどお互いまだ見ぬ景色の中で幸せになろうね……
君も過去も全て断ち切って置いていく、それくらいの覚悟を持ってこれから待ち受けてる未来と僕は戦うから…
すぐ出会えたことを「素晴らしいこと」って言う高橋優…そういうところだぞ…うう……ハンカチをください……ズビビビーッッ
選んだ道は正しいかな
間違ってばかりいるのかな
落としたものも数え切れないな
愛とか夢だけじゃ生きられないんだな
この「愛とか夢だけじゃ生きられないんだなぁ」の「だなぁ〜〜〜」が非常に良い。
「生きられないんだ「よ」」とか「だ」とか
断言ではなく「だなぁ〜〜〜」
そうであってくれたらいいのにそうじゃないんだよなぁ〜〜っていう現実と理想の間で肩を落とすような、そんな気持ちが伝わって来る。
歌詞もめっちゃそれな案件だし。愛とか夢だけじゃごはん食べられないよなお金もらえないよな。理想だけど。
この靴紐を結んで進んだ先の数年間の暗黒時代(本人談)の事を思うと心が痛むけどこんな風に覚悟を決めてきたからこそ暗黒時代も乗り越えられたんだろうな。プライドと一緒に聞こうかな。
この前向きさが元々の人間性から滲み出てきているんじゃなくてそうじゃない側の人間が覚悟をするために「こうしよう!」とか「こうすることにしました!」みたいな感じに聞こえるから素直に聞いていられるというか。ウルセェ!って感じが無い。
そろそろあの頃の選んだ道は正しかったと思えているかな。そうだといいなぁ
遠くを見据えて見える景色にどれだけの孤独があっても…どれだけの暗闇があっても…そう思いながらその道を進むのは怖い
だからしっかりと「最後」まで歩いていけるように靴紐を結ばないと。
…でも偶に靴脱いで休憩してもいいと思う…足湯に入ったり激痛足つぼマッサージを施術されたりしてもいいと思う(※大倉くんと高橋くんより)
まぁ、きっと、絶対
この人の靴紐は解けそうにもないけれど。
※「この曲を気持ち悪く紹介してくれ」「このことについて本気出して考えてみてくれ」等のブログのリクエスト…感想…待ってます
優しい言葉でお願いします